3歳で言葉が出ない原因や発育の目安は?多動性の発達障害や知的障害の可能性は?
出典:Allabout
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初めて親になる人。2人め以降を出産された場合。どんな場合でもやはり子供の”言葉の発達”は気になりますよね。

 

男の子、女の子でも違うし、兄弟の何番目か。でも違う。そして、またそれがその子の個性だったり、もしかしたら”発達障害”の影響かも。
と、心配は尽きない物です。

 

3歳でも言葉が出ないことってよくあるの?

 

3歳になっても言葉が出ない。

 

家庭内ではきにしていなくても、保育園・幼稚園の先生方から指摘されて”そういえば”と、思うことはよくあることです。

 

その結果地域の相談所へ行くことをすすめられるか、もうすこし様子を見るか。どちらかの選択肢になりますが、地域の専門の相談所へ行く場合、家庭で様子をみてください。もしくは”こちらのセンターへ通われてみては?”と勧められることがあります。

 

大体2歳くらいまでには”2語群”でのおしゃべりはできるようになります。

 

ママ、とって

わんわん、かわいい

など。それが3歳でもそのままだと言葉の遅れが心配になります。

 

一番上の表を見ていただくとよくわかるかと思いますが、これがどの子にも当てはまるわけではありません。

 

・家族が全員働いていて、会話が少ない家庭だと、子供もおのずと”言葉”を耳にする機会が減ります。

 

・長男、長女の場合も誰かに話しかける。話し方の見本がいなくて、遅れ気味なこともあります。

 

・どちらにも当てはまらない場合は、その子自身の個性”性格”で口数が少ない場合、もしくはよく噛むという、口まわりの運動が少なく筋肉があまり発達していなくて、発音が不明瞭になることもあり得ます。

 

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Twitterの声をあげてみましたが、皆さんそれぞれに子供に対して思いはあるようですね。
 
 
 
 

 原因や発育の目安って

 

 

原因と言っても、”個性”としてとらえてもよい場合は上の項目であげたように

 

・コミュニケーションの不足

・口まわりの筋肉の発達加減

・本人の性格

・育つ環境(兄弟がいる、同じ年代の事頻繁に遊ぶなど)

色々ありますが、このどれにも当てはまらない場合は、専門機関に相談か、受診をお勧めいたします。

なぜならば、”脳の発達の遅れ”が関係してくる場合があります。

 

知的障がい

発達障害

 

の可能性が考えられます。その場合は早く発見できればできるほど、その子にとって適切な対応を早い段階でとることができ、成長に伴い出てくる問題に素早く対応できる結果へとつながります。

 

ただ、その目安については難しい問題となるでしょう。その子自身の性格だった場合は特に。

生活環境の変化。小学校へ入学したり、保育園・幼稚園へ通ったりして、まわりからの刺激を受けることで思うより突然話し出すこともあります。

 

生活環境が変化しても言葉が出ない 

こちらの言うことがうまく伝わっていない、理解できていない様子が見受けられる

 

この場合が一つの目安にはなるかと思います。

 

私自身、子供の言葉の発達が多少遅いように感じ、4歳近くなり専門機関へ相談へ行ったこともありました。

 

その時は”さ行”を”た行”として発音してしまうので、自分の名前に”さ”があるため、まともに発音できない状態でしたが、さ行の発音については、言葉の発音として最後に発音できるようになる。ということで様子をみることになりました。

 

それから数か月後、見事に”さ行”を発音し、自分の名前もしっかりと言えるようになりましたが、次に気になったのが同年代の子と比べると、会話の内容が”幼い” 言葉の順序がバラバラ 親の補足がないと周りに伝わらない

 

ということで、今度は専門の小児科にかかりましたが、発達障害と診断されました。脳の一部の発達が追い付かず言葉の発達に遅れがある。ということでした。

 

しかしながら、今小学生ですが、勉強もまわりより少し遅れがちで、まわりに思いを伝えるのは苦手ですが、普通学級でみんなと同じ教育を受け、出来いことはできないなりに親子と、専門機関、学校との連携で工夫しながら取り組んでいるので、生活に支障はありません。 

 

 

多動性発達障害や知的障害の可能性はある?

 

多動性発達障害=ADHD

 

一般的な知識としては

 

◎落ち着きがない

◎激しく動き回る、順番が待てない

◎意味のない暴力をふるう

◎すぐに物を意図せず壊す

◎注意したそばから注意を無視する

 

これらが一般的に知られる症状になりますが、上記の症状は”男の子”に多く見られる。ということを頭の中においておいてください。女の子の場合は症状の出方が異なることが多く、気づかれにくいのが難点です。

 

◎特定のことに注意が向かない(落ち着きがない)

◎過度なおせっかい(相手がやめてといっても過度におせっかいをやく)

◎忘れ物、失くし物が多い

◎意味のないおしゃべりがずっと続く

 

というのも特徴の一つです。ただうちは男の子だけど、上には当てはまらない。

 

とか、うちは女の子だから下には当てはまらない。というわけではなく、症状の出方が男の子と女の子差がある場合が多い。というだけのことで、どちらも男女共通です。

 

そして男女共に”おしゃべり”なことは共通点のひとつですが

 

◎男の子の場合、丁寧すぎる言葉、大人びた言葉遣いをすることが多く、同年代の子からは浮きがちです。

◎女の子の場合、逆に言葉遣いが幼く、話しに筋道が立たないことが多く、こちらも同年代からみると浮きがちです。

 

うちの子は”よくしゃべる”から”言葉の発達”の遅れがないから大丈夫。と思うのは早いかもしれません。今20人に1人の子供は何らかの発達障害を抱えていますが、多くの場合周りの大人が気づかず、見過ごしてしまいがちです。

 

その結果、本人が将来生きにくさを感じたり、引きこもりになったりと将来に影響が出ることがあります。

 

うちの子はおしゃべり=言葉の発達に遅れがない

 

と、思う前に、”話しの内容””話し方”に注意をしてみてください。ADHDは最近の研究により、後天的な障害ではなく、先天性、もしくは遺伝性となります。

 

私は大丈夫。と、思っている大人でも今では”大人のADHD”と診断されるケースは珍しくありません。

 

知的障がい

 

こちらについては、言葉の発達が遅く年齢に伴う言葉の発達は目に見えて遅かったり、体の発育も少し遅れがちだったりするため、目に見えて判断できるかと思います。

 

もし、身体的発育がまわりより遅いと思われる場合などは一度専門の小児科への受診をお勧めいたします。

 

知的障がいの場合は”脳のどこか”に発達の遅れが見られるので、早い段階で気づくことができればより本人らしく生きるサポートが受けやすくなるかと思います。

 

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まとめ

 

 

今回は珍しく”障がい”について取り上げましたが、本人の発達障害に周りの大人が気づくのが遅れ”普通の子””がんばればできるのにやらない子”として育つ結果、二次障がい的に大人になり”うつ病”を発症し、それを機に精神科もしくは診療内科を受診し、そこで本人が初めて”発達障害”だったということに気づくケースが近年大変多くなっています。

 

世の中のニュースで

”精神的に問題があり、部屋に閉じ込めたら餓死してしまった”

”家で暴れまわり、手がつけられないのでこのまま一緒に心中しようと殺してしまった”

などというニュースを目にするたびに心が痛む今日この頃です。

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