大人になれない病気のピーターパン症候群とは?原因や傾向と治療法はあるの?

永遠の少年

「ピーターパン」を知っていますか!?

海賊のフック船長との戦いを繰り広げる、空を飛ぶ少年。

 

ディズニーアニメでもおなじみのビーターパン♪

最近、「ピーターパン症候群」と聞きますが

どのような場合をいうのでしょうか・・・!?

 

 

大人になれない病気のピーターパン症候群とは?

 

 

 

誰だって、ずっと子供でいられたら・・・。

という瞬間があると思います(^^♪

でも、体は成長に伴って自分の意思とは関係なく

大人に近づいていく・・・。

 

でも、気持ちは子供のままだったら!?

 

そんな大人になりたくない、少年のままの気持ちを持ち続ける

ピーターパン症候群

 

と、呼ぶ場合があります。(そのほとんどが男性を意味する)

学術的に認められている正式な言葉ではありませんが

アメリカの心理学者:ダン・カイリーによって名付けられました。

 

日本でいうところの「中二病」と似ているかもしれません・・・。

 

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ピーターパン症候群の方の傾向

 

ピーターパン症候群と言っても、アニメで見るピーターパンとはちょっと違います(;^ω^)

アニメだと、永遠の少年が夢と冒険を!!といった感じですが・・・。

 

現実のピーターパンたちは

多くの子供っぽい傾向が見られます。

 

↓↓↓その一部をしてご紹介します↓↓↓

 

・感情表現が乏しい

・すぐに諦め、努力をしない

・仕事に就いても長続きせず、すぐ辞める

・ナルシストでプライドが高い

・周囲から孤立し空気が読めず、恋愛も苦手

・人に厳しく自分に甘い、マザコンタイプが多い

・人に責任転嫁し、他力本願

・常にコンプレックスを感じ、傷付きやすい

 

などなど、多くの傾向を持っています・・・。

 

こう、書いていて私自身、身の回りにいたな・・・(;^ω^)

 

その方は40歳近くになっても、「どうして大人にならなくてはいけないのか!?」

と、常に言っていたような・・・。

 

そして、尊敬するのはジェームス・ディーン♪

 

ジェームス・ディーンと言えば

24歳の若さで交通事故の為亡くなった、アメリカの人気俳優です。

 

彼は、子供から大人への成長期の心情を演じて一躍脚光を浴びた人物です。

 

 

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ピーターパン症候群がアメリカで話題になったのは

1980年代

 

ジェームス・ディーンの作品が発表されたのは1950年代。

まだ、ピーターパン症候群という言葉はありませんでしたが、

彼が演じた映画の主人公たちも、ピーターパン症候群だったのかもしれません。

 

 

ピーターパン症候群の原因は?

 

 

 

ピーターパン症候群の最大の特徴は・・・

生まれ持った障害ではない

育ってきた環境により形成されたもの

と、いう事です。

 

では、原因はどこにあるのでしょう!?

 

・家庭環境など育った環境

・幼い頃に受けたいじめなどのトラウマ

・自分の発達障害に気づかず、生きにくさを感じている

 

最後の発達障害については、生まれ持った脳の障害であり、

本人の努力で治るものではありません。

 

ただ、それを早期に周りが気づき、適切な環境にしていくことが必要となり

子供時代から成長期、そして大人へと行く段階で、

本人は社会的にも大きく「生きにくさ」を感じてしまいます。

 

その中で、ピーターパン症候群の特徴ともとれる

人格形成をしていく可能性が十分にあります。

 

そして、ピーターパン症候群に色濃く影を落とすのが

両親の存在です。

 

両親が不仲で、子供時代を常に張り詰めた緊張感の中で過ごすと

正常な人格形成がなされなくなります。

 

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家庭環境を元とする、精神疾患:アダルトチルドレン

という言葉がありますが、こちらは「育ってきた家庭環境・親」に

原因があり、幼い頃に両親から受けた虐待などが原因。

 

と、その要因がはっきりしているのが特徴です。

 

ピーターパン症候群の治療法はあるの?

 

 

ピーターパン症候群の原因により、治療法は様々です。

そして、立場がピーターパン症候群に悩む本人なのか

または、その周りの人間なのか・・・。

 

原因がはっきりしている場合、その原因を和らげることが最優先。

このピーターパン症候群と名付けた、ダン・カイリーによると

16歳という年齢が分岐点になるそうです。

 

・育ってきた家庭環境にある場合

中学あたりまでの家庭環境で過度な緊張状態が続いていた場合

その、原因は両親にあります。

 

その両親もまた、ピーターパン症候群であったり、人を見下したりするなど

どこかこじらせた部分があることがほとんどです。

 

簡単なことではありませんが、両親に気づきを与え

家庭環境を根本から改善することにより

本人の原因がやわらぎ、症状が改善することもあります。

 

・原因がトラウマにある場合

こちらも簡単なことではないですが、トラウマを癒すことで

症状が改善されることがあります。

 

心理カウンセラーや、心療内科など、

身近な相談機関を利用するといいかもしれません。

 

・原因が発達障害にある場合

 

こちらは、原因が脳の障害にあるので、原因をやわらげる

というよりは、より社会に適応できるように、自身の発達障害を理解

どう適応していけばいいのか、学ぶことが必要になってきます。

 

発達障害には、ADHD・学習障害・自閉症など・・・

様々なタイプがあります。

 

まずは、記憶がある頃から、周りと何か自分は違う。

中学生頃までさかのぼり、クラスの子とは自分は違ったのでは!?

 

と、感じることがあれば、心療内科などを受診し、

自身に合った生活を見直す必要があります。

 

 

参考サイト:生活百貨

ofee

ライター名 さくらもち

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