セブンルール【7RULES】両俣小屋を守る星美知子とは?経歴や現在の仕事など

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山梨県南アルプス市。急峻な山々が立ち並ぶ南アルプス…その中でも北岳は、日本第二位の高さを誇る美しい山です。

 

日本百名山にも選ばれ、古くは古今和歌集や平家物語にもその情景が称えられてきた北岳は、明治期以来登山ルートが開発され、約60年前に林道が開通するなど、多くの人々を受け入れるようになりました。

 

両俣小屋は標高2000メートル、鬱蒼とした木々に囲まれ、電気も通っていない、携帯電話も通じない厳しい環境の中にあります。

 

…星美知子さんは、たった一人この山小屋を守っているのです。

 

 

 

【7RULES】南アルプス・北岳、両俣小屋の小屋番を務める星美知子さん

南アルプスで39年!

 

バスを乗り継いで南アルプス林道を行くと、野呂川出合というバス停があります。そこでバスを降り、案内看板に導かれて登ること約2時間半、距離にして8㎞。  

 

北岳登頂を目指す多くの登山客が立ち寄るのが両俣小屋です。幾度となく災害に見舞われ、崩れそうになったこともある、その山小屋を守っている女傑な小屋番が星美知子さん。

 

車も入って来られない、麓からの電気も水道も未開通というこの野趣あふれる環境で生き抜いてきた彼女は、実に39年にもわたって多くの登山客の世話をし続けています

 

その歴史には、台風の大雨の中、彼女がたった一人で41人もの登山客を避難させたという奇跡の英雄譚のようなこともありました。

 

しかし、星さんご本人はというと、小柄でよく笑う飄々とした風情の、くるくると良く立ち働く女性です。

 

69歳になった今でも重たい荷物を背負い、麓と行き来する暮らしを続けているのです。

 

「星さんに会いに来た」

 

渓流釣りの人気ポイントにも近く、登山愛好家にも好評なルートを擁するエリアに建つ両俣小屋。

 

先代の引退に際して引き受け手がいなかったこの山小屋を引き継いだとき、星さんはまだ31歳という若さでした。福島県出身で、山梨には縁がなかった彼女でしたが。

 

学生時代に結核にり患したことからずっと虚弱な体質に悩まされ、早稲田大学を卒業したものの、出版社での過酷な仕事から自律神経失調症となり、その職も辞することになってしまったのです。

 

「このままでは死んでしまう」と考えた当時の星さんは、身体を丈夫にすることを目指して南アルプスの山に仕事を求め、居を移して暮らすようになったのです。

 

彼女が両俣小屋でもてなしたお客さんは実に4万人以上。

 

星さんの気さくな人柄にほれ込んで、彼女が好きなお菓子やお酒を携えて、「星さんに会いに来た!」とこの小屋を再訪する常連さんも大勢いるのです。

 

 

 

星美知子さんプロフィール(経歴など)

 

名前:星 美知子

生年月日:昭和25年(1950年)生まれ。2019年9月現在で69歳

血液型:不明

出身地:福島県(南会津)

仕事:南アルプス・北岳、両俣小屋 小屋番

 

早稲田大学を経て、出版社で働くようになったものの、自律神経失調症になって間もなく退職。

 

10代で結核を経験し、虚弱な体質を変えたい、と転地療養のように南アルプスを訪れるようになり、いつしかその近隣のスキー場や山小屋で仕事を探していました。

 

昭和53年(1978年)から広河原ロッジで働いていた星さん。

 

その頃両俣小屋では先代の小屋主が亡くなり、その立地の不便さと管理業務の過酷さから引き受け手がなかなか見つからなかったといいます。

 

電話も通じないどころか、電気も通っていないというその環境と、バスが直接乗り付けられる広河原ロッジからは山の反対側にある、林道を徒歩で二時間越えという不便な場所です。

 

それでも、山の暮らしで身体が変わり、丈夫になってきたことを実感し始めていた星さんは、自分の技量を“未熟である”と自覚しながらも、

 

一人でその仕事を引き受けて登山客のケアをし、もてなすようになってきたのだそうです。

 

大雨が降れば土砂崩れが起き、何度となく命がけの修羅場を経験しながらも、39年にわたって星さんはこの両俣小屋を守り続けてきました。

 

現在も日々忙しく働きながら、看板猫のミーコ、ぎんちゃんと一緒に暮らしています。

 

 

山小屋の夏

 

現在の活動について、両俣小屋が開くのは登山シーズンの夏だけです。例年、6月初旬から10月の下旬までとされており、小屋閉めは毎年10月末に行われています。

 

星さんの住まいは北岳の麓にありますが、いつも小屋に戻る時にはその小さな背中に15キロにもなる荷物を背負って8キロの山道を登っていくのです。

 

そんな場所には電気を送るすべがなく、なんと現在でも携帯電話が通じません。一度小屋に入ると、直接の連絡手段もない、という、現在ではちょっと信じられない環境なのです。

 

しかし、今年も変わらず星さんは小屋を開けました。人力では限界があるので、毎年大量の物資を民間の輸送ヘリに運んでもらい、小屋のライフラインを再構築します。

 

自家発電の発電機とその燃料、プロパンガス、そして水道。

 

一晩で30人を迎え入れるキャパを持つ小屋ですが、その周辺にも40張程度のテントサイトがあり、その管理もしているのです。

 

掃除をし、登山客を迎える支度をすると、待ちかねたように全国から人々が訪れます。

 

安全に北岳を楽しむために

 

不便さを乗り越えて、両俣小屋をいつくしむように手入れし、訪れる登山客の世話を続ける星さん。

 

安全に山を楽しんで欲しい、という思いから登山届の必要性、気象状況の確認を啓蒙し、バスの運行情報などを発信しています。

 

天候の悪化が予想される時には事故防止のために、無理をしない事の大切さを説くことも。

 

ネット環境のない両俣小屋ではありますが、北岳山荘を経由・連携してホームページも運営しています。

 

北岳の環境を知り尽くした星さんだからこその言葉には重みがあります。

 

また、“手の届く森”と彼女が呼ぶ小屋を取り巻く自然の美しさや、そこから見える間ノ岳の素晴らしい眺望は、十分に登山客の期待に応えるものであるとのことです。

 

週一回の買い出しには、今でも麓から大きな荷物を背負って上る星さん。かつて病弱であったとは思えない健脚ぶりです。

 

掃除・洗濯、そして食事作り。彼女の多忙な日々は、来月末の小屋閉めの時まで続くのです。

 

 

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参考サイト

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