いいね、これでいこう🐱
今回は単純な「鬼人族とは?」ではなく、タイトルを見た人が感じる矛盾をほどく記事にしてみるね。
目次
『領民0人スタートの辺境領主様』を見ていると、序盤で少し不思議に感じることがあります。
ディアスの領地にはアルナーをはじめとする鬼人族が関わっているのに、タイトルはずっと**「領民0人」**。
「もう人がいるじゃん」
「アルナーは領民じゃないの?」
「鬼人族の村ごとディアスの領地に入ったわけではないの?」
と気になった人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、鬼人族はディアスの領地に住む領民ではなく、もともと別の村で暮らす独立した集団だからです。
アルナーも当初はディアスの領民になったわけではなく、鬼人族の村から派遣された**「世話係」**という立場でした。原作でもこの時点で、ディアス自身が「鬼人族たちは領民ではなかった」と気づき、領民数は0人のままと明記されています。(小説家になろう)
鬼人族はディアスの領民ではない
アニメ第1話では、何もない草原へやってきたディアスがアルナーと出会います。
アルナーは頭の角を使う「魂鑑定」でディアスを調べ、彼を鬼人族の村へ連れていきます。アニメ公式でも、アルナーは鬼人族の娘で、ディアスが「幸福や恵みをもたらす者」だと判断した人物として紹介されています。(TVアニメ『領民0人スタートの辺境領主様』公式サイト)
ここで重要なのは、
ディアスが鬼人族の村を作ったわけではない
ということです。
鬼人族はディアスが領主になる以前から、自分たちの村で暮らしていました。
そのため、ディアスと友好的な関係になったとしても、それだけで自動的にディアスの領民になるわけではありません。
アルナーも最初は領民ではなく「世話係」
さらに分かりにくいのがアルナーの立場です。
アルナーはディアスと一緒に暮らすようになるため、
「じゃあアルナーが最初の領民なのでは?」
と思いますよね。
しかし原作では、鬼人族の族長モールがアルナーをディアスの世話係として貸し出す形になっています。(小説家になろう)
つまり、この時点でのアルナーは、
鬼人族の村に所属したまま、ディアスの生活を手伝うために派遣されている
という立場。
ディアスの領地へ正式に移住し、領民になったわけではありません。
原作でもユルト完成後、
鬼人族は領民ではないため、領民数は0人のまま
という結果がはっきり示されています。(小説家になろう)
「住んでいる人」と「領民」は同じではない
ここが、この作品を見るうえで面白いところです。
現代の感覚だと、
「そこに住んでいる=住民」
と考えたくなります。
でも『領民0人スタートの辺境領主様』では、
一緒に生活していることと
その領主の領民になること
は別のものとして扱われています。
アルナーはディアスと暮らし、生活を支えてくれます。
鬼人族も建物づくりなどに協力します。
それでも、彼らにはもともとの村や共同体があり、ディアスの配下になったわけではありません。
だからこそ、
仲間はいるのに、領民は0人
という少し不思議な状態が成立するんですね。
鬼人族とは「友好関係」を結んだ状態
原作では序盤の結果として、
ディアスは鬼人族と「友好関係」を結んだ
と表現されています。(小説家になろう)
ここもかなり重要です。
つまり、
領主と領民
という上下関係ではなく、
ディアスの領地と鬼人族の村が仲良く付き合っている
という関係から物語が始まります。
この違いが分かると、「なぜ鬼人族がいるのに0人なの?」という疑問もかなりスッキリします。
では最初に領民になるのは誰?
物語が進むにつれて、ディアスの領地には少しずつ人が集まってきます。
アニメ第7話では、実際に**「領民になるためにカスデクス領からやってきた犬人族」**が登場します。(BS朝日)
ここで初めて、
「ディアスの土地で暮らし、ディアスを領主として受け入れる人々」
が増えていくわけです。
アニメ公式の作品紹介でも、本作は**「領民0人から始まる開拓記」**として紹介されています。最初から大勢を治める物語ではなく、ディアスとの出会いや信頼関係によって少しずつ仲間や領民が増えていくところが作品の軸になっています。(BS朝日)
なぜタイトルが「領民0人スタート」なのか
タイトルの**「領民0人」**は、単に「周囲に誰もいない」という意味ではありません。
ディアスにはアルナーがいて、鬼人族という協力者もいます。
それでも、
領主として治める人間はまだ誰もいない
というところからスタートします。
つまりタイトルは、
孤独な男がゼロから人を集める話
というより、
人との信頼関係を築きながら、本当の意味での「領地」を作っていく物語
を表していると見ると分かりやすいですね。
まとめ
『領民0人スタートの辺境領主様』で、鬼人族が登場しているのに領民0人なのは、鬼人族がディアスの領民ではなく、もともと独立した村で暮らす人々だからです。
そしてアルナーも序盤では領民ではなく、鬼人族の村から派遣された世話係という立場でした。(小説家になろう)
整理すると、
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鬼人族はディアスの領地とは別の共同体
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ディアスとは友好関係を結んでいる
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アルナーは当初、領民ではなく世話係
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一緒に暮らしていても自動的に領民にはならない
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物語が進むにつれて、本当の領民が少しずつ増えていく
ということになります。
この仕組みが分かると、「領民0人」というタイトルの意味も少し深く見えてくるのではないでしょうか。