※この記事には『VIVANT』第13話以降のネタバレが含まれます。

『VIVANT』第13話の終盤で、

野崎のバンコクへの渡航記録がない

ことが判明します。

ここで、

「バンコクに行っていないだけで、なぜ野崎が怪しいの?」

と疑問に思った人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、

バンコクへ行かなかったこと自体が問題なのではありません。

重要なのは、

野崎が乃木へ伝えていた行動と、実際の行動が一致していなかったこと

です。

目次

新庄をめぐって乃木たちが動く

第13話では、新庄の行方を追って乃木たちが動きます。

新庄を確保したあと、その後の対応について野崎とも連絡を取る流れになります。

その中で、野崎自身もバンコクへ向かうような話をしていました。

そのため乃木としては、

「野崎もこちらへ来る」

と考えていたことになります。

ところが渡航記録がない

ところが、その後に野崎の行動を確認すると、バンコクへ渡航した記録が見つかりません。

ここだけを見ると、

「急に予定が変わっただけでは?」

とも考えられます。

しかし、第13話ではすでに野崎について別の不審な点も浮かび上がっていました。

その状態で、

「バンコクへ行くと言っていたのに、実際には行っていない」

ことが分かったため、疑惑が一気に強くなったわけです。

怪しいのは「行かなかったこと」ではなく「嘘」

ここが一番大事なところです。

仮に野崎が、

「予定が変わったのでバンコクへ行かない」

と乃木へ伝えていたのであれば、それほど不自然ではありません。

しかし、

「行くと思わせておいて、実際には行っていない」

のであれば話が変わります。

つまり、

野崎が乃木へ自分の本当の行動を隠していた可能性がある

ということになります。

だから、

「航空記録がない=犯人」

なのではありません。

正しくは、

航空記録がないことで、野崎の説明と実際の行動が食い違っていることが判明した

ということです。

訓練場への電話ともつながる

さらに、第13話では野崎がクーダン国立飛行訓練場へ連絡していたことも判明します。

この電話から、

「野崎は新庄について乃木たちより前から何かを知っていたのでは?」

という疑惑も出てきます。

そこへ、

バンコクへ行くという話まで事実と違っていた

ことが加わります。

一つだけなら偶然や予定変更で説明できても、不自然な出来事が重なってくると、

「野崎は乃木に隠れて別の行動をしているのでは?」

と疑う理由になります。

なぜ乃木は大きなショックを受けた?

野崎は乃木にとって、これまで何度も関わってきた重要な人物です。

その野崎について、

「自分に嘘をついていた可能性がある」

と分かったことは、単に捜査上の容疑者が一人増えた、という話ではありません。

信頼していた相手の行動に嘘があった。

だからこそ、乃木にとって大きな衝撃になったと考えられます。

航空記録だけでは犯人の証拠にはならない

もちろん、

「渡航記録がない」

という事実だけでは、野崎がすべての事件に関与している証拠にはなりません。

あくまで、

  • 訓練場への電話
  • 新庄について知っていた時期
  • 乃木へ伝えていた行動との食い違い
  • ほかの不自然な動き

などが積み重なったことで、野崎への疑惑が強まったと見るのが自然です。

訓練場への電話が疑惑につながった理由は、VIVANT13話で野崎が裏切り者と分かった理由を解説した記事で詳しく整理しています。

まとめ

「野崎がバンコクに行っていないとなぜ怪しいの?」

という疑問を整理すると、

バンコクへ行かなかったことそのものが怪しいわけではありません。

ポイントは、

  • 野崎はバンコクへ向かうような話を乃木へしていた
  • しかし実際には渡航記録がなかった
  • つまり野崎の説明と行動が一致していなかった
  • すでに訓練場への電話など別の不審な点も出ていた
  • それらが重なり、野崎への疑惑が強くなった

ということです。

つまり航空記録は、

野崎が犯人だと直接証明したものではなく、野崎が乃木へ本当の行動を隠していた可能性を示す材料

だったと考えると分かりやすいでしょう。

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