※この記事には『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第8話のネタバレが含まれます。
アニメ『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第8話では、田山の正体が佐々木にバレそうになる場面がありました。
見ていて気になったのが、
「田山はなぜ、そこまで正体がバレることを怖がっているの?」
という点です。
結論からいうと、田山が怖がっているのは単に「山田=田山だと知られるのが恥ずかしい」からではなく、今の佐々木との関係が変わってしまうことを恐れている可能性が高そうです。
目次
田山の正体は山田
まず前提として、佐々木がスーパーで癒やされている店員の「山田さん」と、スーパー裏で一緒に煙草を吸っている「田山」は同一人物です。
ただし佐々木は、そのことにまだ気づいていません。
佐々木から見れば、
- スーパーでは「山田さん」
- 裏の喫煙所では「田山さん」
という別々の関係になっています。
このすれ違いが作品の大きな面白さでもあります。
作品の基本情報は、スクウェア・エニックスの作品紹介ページでも確認できます。
第8話では正体がバレそうになる
第8話「スーパーの裏から見つけるふたり」では、田山が元気をなくしているところから物語が始まります。
第8話の公式なあらすじは、アニメ公式サイトのストーリーページで確認できます。
田山が落ち込んでいた理由の一つは、佐々木からもらった携帯灰皿をなくしてしまったこと。
その後、過去の出来事や二人の関係につながる話が進む中で、佐々木が山田と田山のつながりに気づきそうになります。
この時の田山は、かなり緊張した様子を見せます。
なぜ田山は正体バレを怖がる?
一番大きいのは、「田山として築いてきた関係を失いたくないから」ではないでしょうか。
佐々木にとって山田は、疲れた仕事帰りに笑顔で接客してくれる「憧れの店員」です。
一方の田山は、スーパー裏で一緒に煙草を吸いながら、
- くだらない話をする
- からかう
- 弱い部分を見せる
- 本音で話す
ことができる相手です。
つまり田山からすると、佐々木とは「山田さんとしてではなく、自分らしく接することができる関係」ができています。
もし正体がバレれば、
「今まで黙っていたの?」
「ずっと自分をからかっていたの?」
と思われる可能性もあります。
今までと同じようにスーパー裏で煙草を吸える保証はありません。
そのため、田山にとって正体バレは、単なる秘密の発覚ではなく、今の心地よい関係が壊れるかもしれない出来事なのだと思われます。
Yahoo!知恵袋でも同じ疑問が出ている
実際にYahoo!知恵袋の該当質問でも、第8話を見た視聴者から、
「正体がバレたら佐々木との関係が終わってしまうので怖いのでは?」
という趣旨の疑問が出ています。
公式から「田山はこう考えている」と明確に説明されたわけではありませんが、視聴者にも同じように見えた場面だったことが分かります。
8年前の出来事も関係している?
さらに第8話では、田山が昔「憧れていた男性」について考える場面があります。
その男性は、8年前に接客で困っていた山田を助けた佐々木本人です。
しかし田山は、昔自分を助けてくれた男性と、現在一緒に煙草を吸っている佐々木が同じ人物だとはまだ気づいていません。
面白いのは、正体を知らなくても田山が現在の佐々木にも惹かれていること。
昔も今も、佐々木の優しさに心を動かされているわけです。
だからこそ、今の関係を失うことへの怖さも大きくなっているのかもしれません。
正体がバレなかった時に安心した理由
佐々木が正体に気づかなかった時、田山は安心した様子を見せます。
これは、
「秘密を守れたから安心した」
というだけではなく、
「まだ今まで通り佐々木と一緒にいられる」
という安心感だったとも考えられます。
佐々木と田山の関係は、恋人でも友達でもない曖昧なものです。
でも、その曖昧な距離感こそが、二人にとって居心地のいいものになっています。
佐々木と田山の距離感については、「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」は恋愛なのかを考察した記事でも詳しく整理しています。
まとめ
第8話で田山が正体バレを怖がった理由は、単に秘密が知られるのが嫌だからではなさそうです。
考えられるのは、
- 山田=田山だと知られることへの気まずさ
- 今まで黙っていたことを佐々木にどう思われるか分からない
- スーパー裏で築いた関係が変わるかもしれない
- 佐々木との今の距離感を失いたくない
といった気持ちです。
つまり田山が守りたいのは、秘密そのものよりも、
佐々木と田山として過ごしている今の関係
なのかもしれません。
第8話で正体がバレなかった時に田山が安心したのも、「まだこの関係を続けられる」と感じたからと考えると、かなり自然ですね。
