はたらく細胞BLACKでオーバードーズでどうなった?結末は?

「はたらく細胞」は2015年3月号から2021年3月号に、『月刊少年シリウス』で連載された漫画であり、

人の体の細胞を「擬人化」し、24時間絶え間なく働く人々を現したストーリーでしたが、2018年にアニメ化され、

 

より多くの視聴者の心に残る作品となりました。今回はそのスピンオフ作品である「はたらく細胞BLACK」について取り上げます。

 

「はたらく細胞BLACK」原作者、スピンオフとなった理由とは!?

では原作者から細かく見ていきましょう。こちらはお二人が関係しています。

「はたらく細胞BLACK」原作者は?

 

プロフィール

名前 清水茜
生年月日 1994年1月28日
出身地 東京都
血液型 不明
身長 不明
職業 漫画家
事務所 日本マンガ塾出身

「日本マンガ塾」の卒業制作にて、【細胞の話】をすでに描いており、その作品で第27回少年シリウス新人賞大賞を受賞した。

その後2014年月号の「月刊少年シリウス」にて、【はたらく細胞】として、2021年3月号まで連載され、

 

2018年にはアニメ化され、その後スピンオフ作品として「はたらく細胞BLACK」の監修を務める。

そして「はたらく細胞BLACK」も同様に、2021年にアニメ化されその世界観が話題を呼んだ。

 

プロフィール

名前 原田重光
生年月日 不明
出身地 不明
血液型 不明
身長 不明
職業 漫画家、漫画原作者
事務所 不明

原田さんについて、一般的なプロフィールを知ることはできませんでしたが、「漫画原作者」として、

多くの作品の基礎を描いていらっしゃる方です。「漫画原作者」となると、漫画となるとき、

 

「作画」という作業が必要となりますが、様々なアニメーターの方とタッグを組み多くの作品を生み出しています。

唯一自身が作画まで担当したのは、全6巻発売された「イッパツ危機娘」です。

 

漫画原作代表作

・コリア100式(画:萩尾ノブト)

・オレたま 〜オレが地球を救うって!?〜(画:瀬口たかひろ)

・ゆりキャン 〜ゆりかのキャンパスライフ〜(画:瀬口たかひろ)

・モトヨメシリーズ(画:松本救助)

・魔女は三百路から(画:松本救助)

・はたらく細胞BLACK(画:初嘉屋一生)

らぶ あんど ぴーす(画:蘇募ロウ)

 

意外にも「はたらく細胞BLACK」の作画について、清水茜さんが担当していらっしゃるかと思いましたが、

違う方が作画は担当していました。また同じくスピンオフの「はたらく細胞LADY」の原作も担当していますが、

 

こちらの作画は、乙川灯というまた別の方が担当していらっしゃいます。これはスピンオフとして派生した、

「BLACK」と「LADY」と言う、独特な世界観を出すために、作画担当者が変わったものとみられます。

 

「はたらく細胞BLACK」とは?

「はたらく細胞」で描かれていたのは、「人の体の中で24時間絶え間なく働く細胞」が主人公でした。

それは、白血球や赤血球などの一般的に知られた細胞を擬人化していますが、すべてがまとめて呼ばれているため、

 

白血球の中で固体の識別番号がつけられたり、中には互いにニックネームで呼び合うこともある。

いわゆる一般的な体の細胞の働きを、分かりやすく擬人化した内容となっているが、

 

「はたらく細胞BLACK」では、【成人男性】の体を舞台に、不健康、不摂生な体内環境を描いた、

まさに「BLACK」な体内事情を擬人化した内容となっている。男性だから必ずしも「BLACK」ではなく、

 

例外なく不健康や不摂生と言った、体内環境は成人女性にも当てはまるので、「不健康・不摂生」にスポットを当てた作品となる。

まさにブラック企業が、体内でも起こりうるという事を表しており、それにより疲弊する「はたらく細胞」がいるという事です。

 

2018年の「モーニング」27号から掲載されており、第1部から第3部に分けて、2020年の52号まで掲載された。

アニメ化は2021年1月から3月まで、TOKYO MX他にて放送されていた。

 

ここでいう「BLACK」な環境というのは、【喫煙・飲酒・カフェイン】などがもたらす体の変化により、

男性特有の病気から、狭心症・痛風・心筋梗塞・糖尿病・うつ病などが取り上げられ、

 

「はたらく細胞」ではほとんど登場しなかった、薬物や抗生物質に対する細胞のはたらきが擬人化されている。

 

はたらく細胞BLACKでオーバードーズでどうなった?結末は?SNS反響

「はたらく細胞BLACK」では、近年問題になっている【オーバードース】も取り上げています。

はたらく細胞BLACKでオーバードーズでどうなった?結末は?

まず【オーバードース】とは、近年問題になっている「薬物の大量摂取」のことです。

薬は適量使うことで、病気治療に効果を発揮しますが、それが本来「病気を治す」という目的以外に使用されることが、

 

特に若者を中心に問題視され、特に手に入れやすい市販薬などは規制が厳しくなってきています。

「オーバードース」は【OD】と呼ばれ、過剰摂取の目的は現実逃避が多いとされています。しかし、中には命に関係することもあります。

 

過剰に摂取することで、気持ちが高揚して嫌なことを忘れたような錯覚に陥るのですが、

体の中では、薬物=体への異物に対処する働きが行われることになります。

 

「はたらく細胞BLACK」はタイトル通り、【ブラック企業】を意味しているので、細胞たちにとっては過酷な労働環境です。

中でもオーバードースをしたときに、細胞たちがどのように働くのか!?ここでは一般に働く男性の体内がモデルです。

 

そして男性が世の中の「ブラック企業」で疲弊する中、疲労の蓄積、過剰なストレスから、

暴飲暴食、寝不足などで体内はもっと「ブラックな環境」に置かれているのです。

 

オーバードースについては、原作では6巻に登場します。ですがアニメでは描かれていません。

日常的にストレスフルな状態から、細胞たちが働く「体の持ち主」はうつ状態となり、

 

やがて睡眠薬を服用するようになりますが、「体の持ち主」が【生きること】を諦めてしまったため、

体内に大量の「ベンゾ系」の薬物が入り込み、それを異物として白血球たちは戦いますが、

 

日常からブラックな体内で働き、様々な働きを持つ細胞が減少する中での戦いは過酷を極めました。

しかし、今までも様々な菌などに対して、体外から【抗生物質】が投与されたように、胃の中に不思議な物体が入り込みました。

 

そこからは大量の液体があふれ出て、さらに胃の中の物をすべて吸い取ってしまったのです。

細胞たちも初めて見る光景に啞然としますが、それは【胃洗浄】だったのです。ベンゾ系の薬物で、

 

活発に働く「赤血球」達も眠りにおちようとした頃、その【胃洗浄】により体は再び呼吸を始めたのです。

主人公的立場にある赤血球【AA2153】は、過酷な状況でも再び赤血球として働くことを決意しますが、

 

中には「一度死を選んだ体が再び死を選ぶかもしれない」という、絶望感に襲われます。

そして、これからもこの体の体内の「ブラック化」は止まらず。一度でいいから「健康な体」で働きたい。

 

と、望む細胞達が少なからずいる中、AA2153は再びこの体のために一生懸命体内に酸素を運ぶのです。

様々な体外から来る「敵」に対して、体内ではそれに適した細胞が、戦いますが結果的に、ブラック化した体内では、

 

その状況に太刀打ちするほどの細胞が存在せず、結果「抗生物質」や「内視鏡」と言った人的処置により、

細胞達は何とか生き延びていますが、AA2153達は生まれた時から「ブラック」な体内しか知らないため、

 

それでも日々懸命に、それぞれの役割を全うし、その細胞の数を減らしながらも頑張り続けるのです。

 

SNS(X)の反応は?

やはり細胞が擬人化されることで、やはりわかりやすく「教材」にもなる内容ですね。そして自分自身の体を、

日常的に「ブラック化」している人達からの反応も、このアニメを視て考えさせられることがあるようですね。

 

まとめ

・「はたらく細胞」の原作は清水茜さん。そしてスピンオフの「BLACK」は原田重光さん

・「はたらく細胞BLACK」はブラック企業で疲弊していく、サラリーマンの体内のブラック化を描いている

・オーバードースした結果、白血球では太刀打ちできず、【胃洗浄】により生き延びる細胞達は、今後の「体」の行方にますます不安になる

・SNSではアニメのわかりやすさや、「体の持ち主」を自分に置き換えて考えさせられる人もいる

 

今回は「はたらく細胞」のスピンオフシリーズ、「はたらく細胞BLACK」について取り上げました。

最初なぜBLACKとつけられたのか不思議でしたが、最初から成人した男性の体内が「ブラック企業化」している現状だとわかりました。

 

普段何気なく人が行っている、「飲酒」「喫煙」「睡眠不足」などにより、どれだけ細胞が疲弊して、

その数を減らし続けるのか、擬人化されていることでよくわかる内容となっていました。

 

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