【リップヴァンウィンクルの花嫁】安室(綾野剛)は何者で目的を考察!

「リップヴァンウィンクルの花嫁」は2012年にCMのオーディションで出会った、黒木華をモデルに、岩井俊二さんが描き上げた小説です。

もちろん主演は黒木華さんですが、「安室行舛」という役柄で、綾野剛さんも重要な役どころで出演しています。

 

今回はそんな綾野剛さんの役どころを、もう少し掘り下げてみていきましょう。

 

【リップヴァンウィンクルの花嫁】安室(綾野剛)は何者で目的を考察! 

最初は七海の結婚式で出会った2人でした。

 

安室行舛という人物について 

「安室」という男は『なんでも屋』として、SNSを通じて七海に紹介されました。というのも、教師だった七海はネットで

鉄也という男性と知り合い、そのまま「結婚」という流れが簡単に手に入ったものの、結婚式の話し合いの中で、

 

友人や親せきの多い鉄也に対して、友達も親せきも少ない七海に、鉄也は「見栄えがしない」といってきたので、

七海はSNSで『なんでも屋』に、結婚式の代行出席を依頼したのが始まりでした。しかし、安室は裏で様々な仕事をしていたのです。

 

そして、その仕事が七海の人生に大きくかかわっていくのです。そして、七海は最終的に自分の幸せを見つけていきます。

 

安室(綾野剛)の行動について

安室は結婚式の代行出席を経て七海と知り合いますが、七海が結婚してすぐに夫鉄也の浮気が発覚しました。

そして、義母からはしてもいない「七海の浮気」を疑われ、夫にもそのことを責められて、離婚することになるのですが、

 

その鉄也の浮気騒動や、七海が浮気と間違われる行動すべてに、安室は裏でかかわっていたのです。

そして、生活に困窮してホテル住み込みの清掃員として、仕事をしている七海に、結婚式の代行出席の仕事を斡旋し、

 

最終的には、ホテル側にお金を渡して、七海を清掃員から解放して、屋敷のメイドの仕事を月100万で紹介しました。

七海を助けているようで、裏では七海が困るように仕組んでいたのは安室でした。しかし、それには訳があったのです。

 

安室(綾野剛)は何者で目的を考察! 

実は安室の行動はある人物のためだったのです。

 

安室(綾野剛)は何者で目的を考察! 

安室は実際になんでも屋だったのかもしれません。そして結論から言うと、安室のあらゆる行動の理由はお金でしょう。

 

しかし、その彼の行動を理解するには、一人の女性の存在がありました。

元AV女優の真白の存在。彼女は末期がんでしたが、結婚式の代行出席の仕事で七海と出会い意気投合しました。

 

しかし、彼女は「一緒に死んでくれる人」を探していたのです。そこに気の合う七海が現れ、真白と一緒に

住み込みのメイドの仕事を紹介し、本来ならば真白は自分が最期の時に、屋敷に飼っている猛毒を持つ生き物で、

 

七海の命を奪うはずでした。しかし、真白から「今日死ぬ」と連絡を受けて、真白の遺体の処理を頼まれていた安室

当然最初の契約通り、七海も道連れにしている。とおもっていたのですが、真白は道連れにしませんでした。

 

すべては真白のエンディングのために、安室はうごいていたのですが、真白が七海を生かしたことで、

七海に新しい人生をスタートする手伝いをします。それは真白が生きたかった人生でもあったのです。

 

安室に関しては、無情な人間のようにも思えますが、ただ最後の涙は本物だったという気がしてなりません。

 

ツイッターの反応は?

やはり最初から「怪しさ全開」の安室でしたが、意外にもこのキャラクターがいいというファンの方が多かったです。

 

まとめ

・七海とSNSを通じて「なんでも屋」として知り合う

・七海を助けるふりをして、裏では七海を陥れる行動をしている

・末期がんの真白から依頼を受けて、「一緒に死んでくれる人」を探していた

・SNSでは意外にもこのうさん臭い安室が好きというファンが多い

 

黒木華さんに出会い出来上がった話ですが、実際には正反対の性格の真白(COCCO)の死ぬときの相手探しだった。

しかし、真白が道連れにしなかったので、真白が望んだ生活を七海に与えたのが安室。最終的に七海にも幸せな生活をくれた。と思う。

 

ちなみに「リップヴァンウィンクル」は真白のSNSのハンドルネームでした。

 

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