ミステリと言う勿れの原作や脚本は?ドラマと漫画の違いは?

低迷気味だったフジテレビの「月9ドラマ」ですが、今回【ミステリと言う勿れ】という人気コミックの実写化は

成功だったのかもしれません。視聴率も2話の段階で12~3%をキープしています。

 

それだけ、原作を知っている人が「ドラマを見たい」という思いが強いのかもしれません。

 

ミステリと言う勿れの原作や脚本は? 

原作の雰囲気も独特で、柔らかなタッチがいいですね。

 

ミステリと言う勿れの原作

原作は田村由美さんです。1983年に「オレたちの絶対時間」で小学館からデビューし、その後も小学館で連載を持ちます。

おもに「別冊少女コミック」で連載を持っていましたが、連載が「月刊フラワーズ」に映る時に、

 

田村さんの作品も「月刊フラワーズ」へと移行しました。短編を多く執筆していますが、長編も執筆しており、

「ミステリと言う勿れ」は長編の中では6作目に当たります。タイトルの由来は「ミステリーではない」

 

という、意味合いもありますが、田村さん自身が「自分にミステリーは描けない」と言ったことに由来しています。

 

ミステリと言う勿れの脚本は?

脚本を担当しているのは、相沢友子さんです。脚本家でありながら、女優であり、シンガーソングライターでもあり・・・。

多彩な顔を持った方です。脚本家としては1999年にデビューして以来、何本ものテレビドラマや映画を担当しています。

 

  • ビブリア古書堂の事件手帖
  • 失恋ショコラティエ 
  • 人は見た目が100パーセント
  • トレース〜科捜研の男〜

このように、脚本のジャンルは様々です。そのため今回も「ミステリー」要素のある、ヒューマンドラマといった形になるのでしょうか!?

 

ドラマと漫画の違いは? 

ほとんどの場合、原作ありきのドラマは、実写化するにあたり原作と変わる部分があります。

 

ドラマと漫画の違いは?

原作コミックの整は、思ったことをゆっくり淡々と話すので、なかなか話しが終らず、周りから「うざい」と言われるのですが、

実写化するにあたり、【話し方】を変えたようです。原作どおりにゆっくりとした口調だと、人間的な感情が見えない

 

ということで、菅田さん自身が「整も間違いを犯す人間」という意識を持ちながら演技し、現場で微調整を行うこともあったようです。

そして、原作者の田村さんもキャラクター作りに協力し、話し方の手本を見せ、それを菅田さんがより人間味ある話し方へ変えていき、

 

視聴者に、整の「考え方」がより伝わりやすい方向へ演技を変えていったそうです。

 

ツイッターの反応は?

原作を読んだ時、【共感】を多く得るコミックで、どんどん読み進んでいきたくなりましたが、

その感覚をドラマでも維持している。人が演じているのに、全く違和感がない!!

 

そして、菅田さんの口調だからか、原作よりももっと【共感】できる部分が多いですよね。押しつけがましくなく

サラサラと口から出る言葉に、何度もうなずいてしまいます。2話の「欧米ではいじめる側に問題がある」という言葉もハッとしました。

 

確かに、いじめる側の家庭環境が悪い場合が多くても、日本では「いじめられている側」を何とかしようとしますよね。

 

まとめ

・原作は「別冊少女コミック」で連載をしている田村由美さん

・脚本は「トレース~科捜研の男~」を担当した相沢友子さん

・漫画では整の口調はおっとり気味ですが、人間味を出し感情表現するため話し方を変えている

・Twitterでは、菅田さんの演技力や、話す内容に共感する人が多い

 

このドラマはきっと何度みても、見るたびに心の違う部分に刺さる者があるのかもしれません。

見る時、その時々の感情で、整の言う言葉の取り方が違うのかもしれません。そのくらい、久能整は【事実を述べる】のがうまいのです。

 

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