誰もが「資産をふやせたら!」と思いますが、今は銀行に預けても微々たる物。
そこで少額からの始められるFXやNISAが注文される中、「仮想通貨」と言う手段もあります。
これは『事業者』を通じて、取り引きができるため多くの事業者が参入しています。今回は「TradeFlexGPT 3.1」について調べます。
目次
TradeFlexGPT 3.1の北野武さんのサイトは嘘!TradeFlexGPT 3.1とは?
TradeFlexGPT 3.1の北野武さんのサイトは嘘!
最近多く耳にする、仮想通貨事業者で「TradeFlexGPT 3.1」がありますが、なぜ話題にされているのでしょう?
検索すると「日本銀行が生放送での発言で北野武さんを提訴」と言う記事が出て来ます。
しかしこれはいわゆるフェイクニュース。つまり存在しないニュースサイトで流された、
根も葉もないデタラメ記事。と言う事です。では、誰が何のためにこんな記事をでっちあげたのか?
元をたどると先程の事業者 「TradeFlexGPT 3.1」へ辿り着くのです。
「 TradeFlexGPT 3.1」が偽のニュースサイトを作り上げ、世界的にも名前が売れている北野武さんの記事を作り上げ、
さも真実であるかのように読み手の気持ちを操作し、自らのサイトへ巧みに勧誘しているのです。
このフェイクニュースを読む側は、少なくともお金に関心を持つ方。
その気持ちにつけいり、嘘のニュースを流す事で、「真実かもしれない」と事実を確かめようとすると、
最終的に 「TradeFlexGPT 3.1」へ辿り辿り着き、少額の投資で利益がでるような事を謳い、
出資者を募っているのです。本当に信頼ある事業者であれば、こういった手の込んだことはしませんよね。
だからこそ、今「TradeFlexGPT 3.1」が事業者として、「嘘を語っているのではないか?」と注目されているのです。
TradeFlexGPT 3.1とは?
ではここで「TradeFlexGPT 3.1」という事業者を見てみましょう。もちろんお金を扱う事業者なので、
「安心、安全」を謳っています。ここでは個人から数万円単位でお金を預かり、AIを利用しお金を自動運用することで、
資金を出資した方達に還元する。という方法を取っています。具体的に言えば「250ドル」を預けることで、
AIが取引をすることで、元金を増やせる。という事です。簡単にお金を増やせるという事ですが、
250ドルは日本円で約3万6千円という金額ですが、具体的にどのくらいの運用でどのくらいの金額になるのかは不透明です。
というのも、「TradeFlexGPT 3.1」に関して不透明な情報が多くあるのです。公式HPで登録すると、
もちろん「個人情報」を入力することになりますが、その後知らない海外からの着信が増えた。
という苦情が殺到しており、
クレジットカードの登録を推奨しているのですが、これが「フィッシング詐欺」に繋がっている。
という情報まで出ているのです。そして、250ドルを預けても実際に利益を還元されない。という事態に発展しています。
そして、この事業者をたどっていくと、「Immedite2.1 Proair」という別会社の名前が出てきます。
この「Immedite2.1 Proair」でも、テレビ業界では有名な「タモリ」さんの名前をかたり、
北野武さんと同じような、嘘のニュースを流し、行きつく先に「Immedite2.1 Proair」のサイトがあり、
言葉巧みに出資者を募っているのです。「Immedite2.1 Proair」も「TradeFlexGPT 3.1」と同様に仮装通貨を扱う事業者ですが、
出資者を募る手口がとても似ており、「Immedite2.1 Proair」では出資者が返金を求めても返金してもらえないトラブルが発生しています。
ということは、「TradeFlexGPT 3.1」と同じ手口を使っていることから、この2つの事業者は同一ではないか!?
という考え方ができます。そのため、少額投資してAIが運用し、資金が増えるという事は考えにくく、
出資金を本当にAIを使い運用しているか!?という話しも疑問が出てきます。
この事業者に登録した途端、海外からの着信が増えた。ネットで詐欺に遭ったという被害の報告がある限り、
お金を集めるだけ集めて、個人情報を悪用している。という結果が出てきます。
TradeFlexGPT 3.1の実際の内容は?口コミを調査!
TradeFlexGPT 3.1の実際の内容は?
では先ほど解説した、「TradeFlexGPT 3.1」の実態はどうなのでしょうか!?AIが運用するので、
そのプログラムさえあれば、大きな会社を設立しなくてもどこでも会社をおこすことができます。
しかし公式HPを見ても、運用ソフトやコースの説明のみで、肝心の会社の所在地などは明記されていません。
そして公式HPを見ていて気になるのが、AI運用するにあたり、「1か月9ドル」が必要となる点です。
これは利益が出ても出なくても必ず必要という事です。日本円にすると約千円の利用料がかかるという事です。
お金を運用するので、必ずしも「利益」が約束されているものではありません。しかし、公式HPでは、
「必ず」ではない。と言いながらも、年間で見れば契約したコースの利益を約束するとあります。
月で見れば損をしても、年間で見れば契約したコースの利益を約束するとあります。
これは株式や、FXなどどんな金融商品でも、「損」は多少なりともあるはずですが、
契約したコースの利益を必ず約束する。という言葉は怪しさが増してしまいますが、
そこに魅力を感じて「契約」してしまうと、先ほども記述したように海外からの着信や、詐欺被害が発生しているのが事実です。
公式HPでは実際に入金する前に、「デモトレードの利用」を推奨していますが、このデモ自体が嘘のトレードであれば、
利用者に「利益が必ず出る」と思わせるのも簡単かもしれません。そして本契約してしまうケースも発生します。
「TradeFlexGPT 3.1」の実際の内容は、さも利益が必ず出るような言葉で、出資者を募っており、
その後実際に契約すると、様々な詐欺被害に遭う可能性が高い事業者なのかもしれません。
口コミを調査!
口コミを調査しようとしましたが、いかにもきな臭い記事にたどり着きました。預けたお金が2日目に倍になり、
7日目にはなんと「67万円になった」という記事でした。最初に3万円を預けて1週間で67万になれば、
誰だって利用したくなりますが、実際にそんなに簡単に利益が出るのであれば、悪評など立たずに、
正当な顧客獲得で、有名な事業者となっているはずです。実際にお金を運用してそんなに利益が得られるならば、
公式HPもTOPページだけ。事業者の所在地もはっきりしない。という現実はないと思います。
そして、よくある「Yahoo!知恵袋」でも、はっきりと【詐欺です。】と断言しており、
SNSでは「X」のポストで【詐欺】を断言した投稿がありました。本当に信頼できる事業者であれば、
有名人のフェイクニュースを使って、顧客を獲得するという手段は使わないですよね。
その点からしても「安心、安全」という言葉が崩れているのが現実です。そのため「詐欺」と判断している方も多いようです。