現在開催中の「FIFAワールドカップ・カタール2022」ですが、日本は初戦のドイツに勝ち、コスタリカには残念ながら
1点取られてしまいましたが、次の相手はスペインです。スペインと言えば日本から多くの選手も、活躍している国ですね。
今回は、ワールドカップにまつわる「いろいろなこと」を調べていきたいと思います。
目次
ワールドカップの賞金や参加費は?
ワールドカップと言い、オリンピックと言い、気になるのは「お金」という方も多いのかもしれません。
ワールドカップの参加条件や参加費は?
ワールドカップの開催は、オリンピックと同じく4年に1度。そして、参加できる条件は、国またはそれに準ずる地域となります。
日本の場合は1グループだけの国としての参加となりますが、イギリスを例にすると、
・イングランド
・ウェールズ
・スコットランド
・北アイルランド
そのほかにも海外に『領土』があるので、すべて合わせると10グループの参加が可能となります。
そして、参加条件として、ユニフォームの胸にその国を代表する『エンブレム』をつけることが義務付けられています。
日本なら「八咫烏」ですね。神話に出てくる3本足の烏です。
次に『参加費』ですが、これは「FIFA」に加入している、サッカー連盟国であれば参加できるトーナメント戦となります。
加盟できるのは、基本的に「国連加盟国」となりますが、一部対象外になる場合もあるようです。
そして、調べてみましたが、特に『参加費』というものはみつかりませんでした。しかし、参加するためには、
ベンチ入りするメンバーも含め、多くの人材を開催地まで移動させるお金がかかり、またそこに宿泊する費用も掛かるため、
実質的な「参加費」は大会でかかる、現地までの渡航費や滞在費など、チーム全体が負担しなくてはいけない金額なのではないでしょうか!?
ワールドカップの賞金は?
賞金については、スポンサーから出資されますが、最低賞金は150万ドル、日本円で約2億円というところでしょうか。
しかし、「トーナメント戦」というところに鍵があり、グループリーグに敗退してもさらに「800万ドル」が加算されます。
そして、ベスト16位に入れば1200万ドル獲得できますが、優勝すれば3800万ドルが獲得できます。
つまり、参加するだけで150万ドル、そして、最終順位に準じて賞金が加算される仕組みになっています。
※2018年賞金データ(資料)
2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)では各国の賞金は、FIFAは総額4億4000万ドル(約601億5000万円)を成績によって配分すると伝えている。
そして、各国はW杯出場だけでも、150万ドル(2億500万円)を受け取ったとされる。
ワールドカップの審判や日本選手の報酬は?
次に気になるのが、選手たちへの報酬ですよね。
ワールドカップの審判
2018年のワールドカップを例にとると、16位で敗退しているので、1200万ドルを手にしています。
そして、基本的な報酬はワールドカップへの参加を決定し、選手を選定し「日本代表」が決定した時から発生し
練習や合宿などを経て、ワールドカップの本番に臨み、そして結果を出して帰国して、日本代表チームは解散します。
2018年はこれが46日間でした。そして、これに「日当1万円×46日」で計算されるので、一人当たりの支給額は46万円となります。
これが基本の手取りとなりますが、ワールドカップは国内で「Sランク」の試合となるので、特別ボーナスが支給されます。
優勝で5000万円ですが、2018年は16位だったので、600万円が選手全員に支給されたので、全額で646万円となります。
特別ボーナスの支給は、選手が対象になるので、審判などは日当計算になるでしょう。
日本選手の報酬は?
先ほど優勝した場合は、5000万円が選手に支給されると言いましたが、他にも
- 準優勝3000万円
- 3位2000万円
- ベスト41000万円
- ベスト8で800万円
- ベスト16で600万円
と、最終順位に対しての報酬は決まっています。ただし、毎年スポンサーから提供される賞金額がアップしており、
今回の大会でも賞金は増額していますが、2018年の円レートは110円換算でしたが、今年度は140円となっており、
選手が手にする賞金も、ドル計算で分配されるので、前回とはかなり異なった額の賞金が分配されるかもしれません。
2022年のサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)では、ベスト16の日本は1300万ドル(約17億7700万円)を獲得すると伝えられています。
世界の選手の報酬について
日本ではこう言った取り決めがあるので、トラブルになるケースは少ないですが、ワールドカップへの参加経験の浅いチームなどは
協会と選手たちの「話し合い」で分配が決まるケースも多く、そのため試合出場後のいざこざが怒るケースも少なくありません。
カナダでは他の試合同様に、40%の分配を求め話し合いが決裂したケースもあります。
まとめ
・ワールドカップへの参加条件は国連加盟国
・最低賞金150万ドル、優勝は3800万ドル
・チームが招集されて解散までの日当計算
・Sランクの試合なので、順位により各選手に配当金がある
・他国では協会と選手の話し合いで決まる場合もある
ワールドカップはどこの国が勝つのか、応援する国も人それぞれかもしれません。しかし、こうして「お金」の面からみると
かなり大きなお金が動いていることが分かります。そして今年度は稀に見る円安で、しかもドル建てで賞金がもらえるので、選手のモチベーションも高いでしょう。