もはや生活に欠かせないツール「スマートフォン」、3G回線終了に伴い、各キャリアは新商品への移行を進めるとともに
4G回線あるいは、5G回線への顧客を以降しようとしています。そのため、特にandroidスマホなどは「スペシャル価格」として
とても魅力的な価格で販売する一方、格安SIMと呼ばれる「楽天モバイル」や「yahoo!モバイル」「UQモバイル」なども新プランで
顧客獲得に必死ですね。そんな中でキャリアよりもやはり、格安SIMが魅力的だから乗り換えよう!!
と言う場合もあるでしょう。そんな時一番心配なのは、【電話帳】がどうなってしまうのか!?
目次
iPhoneやAndroidの連絡先(電話帳)が移行できない?
まずはその前に「iPhone」と「Android」の違いが判らない方が、おそらく大勢みえます。
iPhoneはアメリカのApple社1社で開発し、iosという独自のソフトをで機能します。スマホの背面に「かじりかけのリンゴ」がトレードマークです。
そして、Androidは各社が作るスマートフォンに、Googleが開発したOSを入れることで、機能します。
この場合、背面にリンゴが描かれていないスマホなら、間違いなくAndroidスマホです。
iPhoneやAndroidの連絡先(電話帳)が移行できないことがある?
iPhoneやAndroidは、スマホを動かしているOSがそれぞれ違います。パソコンもWindowsやIOSが入っていないと動かないように
スマホもそれぞれどちらかのOSが入っていないと、動かすことができません。中にはWindowsスマホと言った物もありますが
シェア数はさほどないので、この場合iPhoneとAndroidで説明していきます。
スマホを乗り換える時、iPhoneユーザーならば、iPhoneへ。AndroidユーザーならAndroidへ。
と、乗り換えた方がアドレスの移行がスムーズにできます。それは、Wi-Fi接続されていて、なおかつ「自動バックアップ」
を、設定している場合、夜中など充電中に自動的に、ユーザーアカウントに紐づけして、バックアップをネット上に作成してくれます。
そのため、次のスマホでiPhoneはAppleIDを、AndroidはGoogleIDを入れることで、スムーズにアドレス帳を移行することができます。
しかし、稀に失敗することがあります。それはバックアップがうまくいっていないまま、新しいスマホに乗り換えた場合などです。
iPhoneやAndroidの連絡先(電話帳)の移行できない?原因は?
iPhoneの場合
私はiPhoneユーザーで、すでに何台も使用してきました。その中で連絡先が移行できなかった。
という場合は、次のような場合が多かったように思います。
・AppleIDを忘れてしまい、新しいiPhoneに入れない。
・前のiPhoneのicloudへのバックアップを最新にしないまま機種編した。
・普段からicloudへのバックアップを行っていなかった。
・バックアップに使用するWi-Fi環境がなかった。
などです。つまりiPhoneユーザーの場合「icloud」へ最新のバックアップがされているかどうか!?
が、大きなキーポイントとなり、もし複数AppleiDを持っている場合、どのIDで新しいiPhoneを使用するのか!?
それで、連絡先がスムーズに移行できるかどうかに関わってきます。
Androidの場合
Androidは少々連絡先の保存がややこしくなっている関係で、失敗することが多いようです。
Androidは先ほども言ったように「Google」のアカウントに紐づけして、連絡先をバックアップしていますが、
中には、連絡先を新しく追加した場合、【本体】にしか入っていない場合があるのです。
それは、各連絡先の「名前」あたりにアイコンがあり、「Google」マークがついていれば、すでにネット上に保存されています。
しかし、「Google」を示す【G】ではなく、他のマークがついている場合は【本体】に保存されています。
もし、そのまま当たらしくスマホを替え、GoogleIDに紐づけした連絡先をもどしても、古い本体に保存された連絡先は移行できません。
移行前に、最近追加した方など重点的に確認し、Googleへ保存しなおしましょう。
iPhoneやAndroidの連絡先(電話帳)が移行できない時の対処法は?アプリや復元方法は?
iphoneからAndroidスマホへ乗り換える場合、携帯会社がアドレスの移行を行ってくれる場合があります。
自分でやると失敗する可能性があるので、買い替えの前にお店で移行してもらえるか確認しましょう。
ただし、同じiPhone同士、Android同士の買い替えの場合は、パスワードという個人情報を利用するので、自己責任でアドレスの移行を行う必要があります。
iPhoneやAndroidの連絡先(電話帳)のいくつかの移行方法は?アプリやバックアップと復元方法は?
iPhoneでもAndroidでも、連絡先だけでもしっかりバックアップを取っておくといいですね。
しかも、どちらのスマホに機種変更しても利用できる、バックアップアプリはあるのでしょうか!?
Yahoo!かんたんバックアップ
YahooIDがあれば、無料で5Gまでスマホの情報をバックアップしてくれます。
iPhone版と、Android版があるので、どちらに機種変をしても、このアプリをインストールし、バックアップから連絡先を戻せますね。
JSバックアップ
こちらもiPhoneとAndroidで使えるアプリです。おそらく、独自のIDとパスワードを作成する必要がありますが、
こまめにバックアップをとることで、大切なデータを守ることができます。
復元失敗!!
これはAndroidで多く見られるようです。しっかりとバックアップしていたにも関わらず、復元できなかった・・・。
それは、【バージョン】が関係してきます。パソコンと同じようにスマホも、安全性を考え、常に最新のプログラムを使用しますが、
Androidの場合、このアップデートのバージョンが違うと復元に失敗するようです。
両方の最新のアップデートのバージョン、特に古いスマホは買い替えるからバージョンが古い場合がありますが、そちらもアップデートし
あらためて、バックアップを作成しておき、新しいスマホで、どのバックアップを復元するのかをよく確認したうえで戻しましょう。
しかし、「30日以内」という期限があるので、データ移行した後すぐに確認すれば間に合います。
すぐに古いスマホを最新バージョンにし、本体に保存されている連絡先をネット上に保存しなおし、
「連絡先」→「もっと見る」→「変更を元に戻す」
で、最新のバックアップへ書き換える必要があります。ただし30日を超えるとこの操作はできなくなります。
「なんだかややこしい・・・。」と感じる方は、先ほど紹介したアプリにバックアップを取っておけば、
水没や激しい落下などで、いきなりスマホが使えなくなっても、すぐに新しいスマホに情報を書き換えることができます。
ちなみにAndroidの場合は「SDカード」を本体に差し込み、そこにアドレス帳を移行しておくことで、新しいスマホにスムーズに移行できます。
iPhoneはSDカードが使えないので、Wi-Fi環境がない場合パソコンなどに「iTunes」を利用して、保存しておくことをお勧めします。
クラウドを使った移行方法は?
クラウドを使った移行方法の前に、「クラウド」ってよく聞くけど何?
と、その疑問から答えなければいけませんね。「クラウド」はネット上に【自分だけの鍵付きロッカー】
が、無料だったり、有料だったり借りることができます。最低限【5G】の大きさがあれば、アドレス帳や、ちょっとした写真を預かってくれます。
そして、いざという時は、自分で鍵(ID/パスワード)を利用して、ロッカーから必要な情報を戻すということです。
iPhoneならば「iCloud」、Androidならば「Googleplay」がその役割を担っていると思います。
そして、先ほど紹介したアプリも、クラウドを利用した「預かりサービス」となります。
yahooの場合、会員のランク付けによって、保存容量が50Gに増えることもあるので、そんな場合は写真なども保存することができます。
そして、最後に自身でiPhoneからAndroidへの連絡先移行を行う場合、クラウドを介して行います。
iPhoneのID,パスワードでネット上の【iCloud】にログインします。
ここから連絡先を選択し、左下の「ネジマーク」からすべてを選択します。そして、すべてが選択されたら「ネジマーク」に再び入り
【vcardを書きだす】を選択すると、おそらくデフォルトならば、パソコンはダウンロードファイルに入ります。
そして書き出されたデータを「SDカード」へ移し、Androidスマホ本体へ入れることで、連絡先と同期することができます。
まとめ
・スマホの連絡先がうまく移行できない!!
・その原因は「バックアップ」
・アプリを使って復元や移行はできる?
・クラウドを使えば、iPhoneの連絡先をAndroidに移行できる
本当にスマホって多種多様!!機能もありすぎて使いきれない!!
【個人情報】すべてを持ち歩いているようなものなので、手軽に使えるアイテムですが
そのバックアップはしっかりしておかないと、大切な情報がもう戻らない!!ということになりかねません。
日ごろから「バックアップ」の大切さを思い出しながら、スマホを利用してくださいね。