明治開化 新十郎探偵帖のロケ地や撮影場所はどこ?加納家や明治の東京の街並み

「人間は生き 人間は堕ちる そのこと以外の中に 人間を救う便利な近道はない」___原作者・坂口安吾の「堕落論」から始まるこのドラマ。

 

BS時代劇と銘打っていますが、舞台は明治初期の東京です。

 

アメリカのボストンから日本に戻ってきた切れ者・結城新十郎(福士蒼汰)が目にしたのは、文明開化に沸き立つ街の光景でした。

 

そこで起こるミステリアスな事件の数々を、まるで”シャーロック・ホームズ”のような明晰な頭脳で解き明かしていく新十郎と、彼を取り巻く明治の元勲、市井の人々の姿を描きます。

ワープステーション江戸(つくばみらい市)

ボストンから帰朝した謎の青年・結城新十郎。彼の目の前に広がったのは江戸から東京に変貌を遂げていた文明開化の街でした。

 

古くて新しいそんな街並みを再現しているのがつくばみらい市にあるワープステーション江戸です。

 

長らくテーマパークとしても公開されてきましたが、2020年3月末をもって一般公開を終了、現在はNHKエンタープライズがロケ事業に専従した運営をおこなっています。

 

戦国時代のドラマとしては「真田丸」、近代日本を描いた作品では「いだてん~東京オリムピック噺~」の撮影もこちらで行われています。

ロケ地の詳細情報

住所

〒300-2306

茨城県つくばみらい市南太田1176

名称

ワープステーション江戸

電話

0297-47-6000

(現在は一般公開されておりません)

公式HP

http://www.warpstationedo.com/

営業時間

一般公開無

駐車場

アクセス

常磐自動車道谷田部ICから車で15分

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現在でも撮影イベントなど、特別な許可があれば入れる機会もあるようです。

茨城近辺のフィルムコミッションをチェックしていると、こうしたエキストラ募集の情報が得られるかもしれません。

https://www.ibaraki-fc.jp/

 

本作では、4月に撮影を行っており、その際にエキストラを募集していました。

 

その募集要項を見ていると、ドラマの中で活き活きと暮らしている東京の市民の人たちもじっくり見られそうですね。

鎌倉文学館(鎌倉市)

1話で仮装パーティーが行われた大政商・加納家の玄関周辺(外観・内装)は、鎌倉文学館で撮影されています。

 

1890年ごろ(明治20年代)に旧華族・前田侯爵家の別邸として建てられ、その後一度焼失し、1936年に改築された洋風建築です。

 

現在では、鎌倉にゆかりのある多くの文学者の資料を収蔵した資料館として運営され、直筆の原稿などを常設で展示、さまざまなイベントを行っています。

 

庭にある見事なバラ園も良く知られており、様々な映像作品のロケ地としても登場する洋館です。

ロケ地の詳細情報

住所

〒248-0016

神奈川県鎌倉市長谷1丁目5−3

名称

鎌倉文学館

電話

0467-23-3911

公式HP

http://www.kamakurabungaku.com/

営業時間

09:00~16:30

休館

月曜日

施設

バラ園が有名

駐車場

アクセス

バス

JR鎌倉駅東口下車、1番・6番乗り場から大仏方面のバスに乗車、海岸通り下車、徒歩約3分

電車

JR鎌倉駅、JR/小田急藤沢駅から江ノ電に乗り換え、由比ヶ浜駅下車、徒歩約7分

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三島由紀夫の「春の雪」でも使われていました。

 

時代劇でも現代劇でも、お金持ちの豪邸としてよく登場します。

旧華頂宮邸(きゅう かちょうのみやてい)

明治の大政商・加納家の邸宅として登場しています。

 

現在は庭園のみ一般に公開されています(ドラマで使用されたバルコニーは見られそうですね)。

 

例年は春と秋に定期的に建物内部の公開も行われているようですが、現在は新型コロナウイルス感染症の対策として中止されています。

 

ロケ地の詳細情報

住所

〒248-0003

神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目6−37

名称

旧華頂宮邸

電話

0467-61-3477

公式HP

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/

営業時間

10:00~15:00

休館

月曜日・火曜日

(祝祭日の場合は開園、翌平日に休園)

施設

庭が一般公開

駐車場

無し

アクセス

JR鎌倉駅からバス(鎌23)、浄明寺 下車、徒歩約5分、400m。

鎌倉駅から徒歩約35分。

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こちらの写真は旧華頂宮邸の庭側です。

 

1話の中盤ではこの半円形のバルコニーで新十郎、加納梨江(内田理央)、泉山虎之介(矢本悠馬)が話していました。

 

まとめ

・明治の東京の街並みは茨城県つくばみらい市のワープステーション江戸で撮影。

・加納家の玄関は鎌倉文学館。

・加納家の家屋~庭は旧華頂宮邸。

 

設定はぶっ飛んでいますが、脚本を書いているのが大河ドラマ「天地人」や「花燃ゆ」などで重厚なドラマを手掛けている小松江里子さんということで、

 

明治という時代を存分に楽しめる摩訶不思議なミステリーに仕上がること間違いなし、と言う予感です。

 

”加納家”も、令嬢の梨江が新十郎を取り巻くレギュラーとして活躍するようですから、これからも画面には登場するのではないでしょうか。

 

西洋文明を取り入れた建物ファッションなど、見どころ満載のドラマは新型コロナ騒動の余波で半年の延期を経て全8話で放送の予定です。

 

 

 

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