NHK【ライジング若冲】BL作品なの?原作元ネタや内容のネタバレや感想は?

時は宝暦(1700年代中頃)、芸術の都として繁栄していた京に今なお絶大な人気を誇る絵師たちがおりました。

 

美術や日本史の教科書にもその名が載っている丸山応挙池大雅そして伊東若冲(じゃくちゅう)___。

 

本作「ライジング若冲 天才 かく覚醒せり」は彼らの姿を活き活きと描くことにより、ミステリアスな若冲(中村七之助)の画家としての人生、

 

そして彼を”プロデュース”した相国寺の僧侶・大典顕常(永山瑛太)との結びつきを美しく描くドラマとなりました。

NHK【ライジング若冲】原作やあらすじは? 

伊東若冲の為人、そしてその生い立ち、画家としての人生に関しては謎が多く、

 

本作は綿密な考証に加えて同時代に京で活躍した芸術家らを交えて大胆な仮説を構築し、ドラマ化しています。

 

「この物語は史実に基づきつつも アート精神にのっとり 遊び心のある解釈を加えたドラマです」

 

とエンドロールの最後に書かれています。

 

NHK【ライジング若冲】原作は? 

この物語は、演出を担当している源孝志さんの書下ろしです。ドラマのためのオリジナル作品のようですね。

 

希代の天才画家・伊藤若冲をモデルに、同時代を生きた芸術家たちを散りばめて描いています。

 

NHK【ライジング若冲】あらすじは?

宝暦年間の京の都は、文化の中心地としてきらきらしく安定した発展をみせていました。

 

そんな日々の中で岩次郎(後の人気画家・丸山応挙、中川大志)が奉公していた玩具・書画骨董を商う尾張屋常連の僧侶・大典顕常(永山瑛太)が訪れ、謎めいた一枚の絵に心を奪われたのです。

 

蕪の畑に二羽の鶏、その葉は虫食いで穴だらけ、しかしその凄まじいばかりの描写力に魅せられた大典は、その作者である枡屋源左衛門(後の伊東若冲、中村七之助)に興味を持ったのでした。

 

一方その源左衛門はいい年をしてハマった絵に夢中になり、生業であるはずの青物問屋の商売に見向きもせず、山にこもって絵を描く日々。

 

俗世のことには興味がなく、姿を現さないことから「死んだ」とまで言われていました。

 

そんな源左衛門が縁あって仙人のような老人・売茶翁(石橋蓮司)によって”若冲(じゃくちゅう)”という名を与えられ

 

そして大典と奇跡的な巡り会わせで出会い、新しい絵の世界を切り拓いていくのです。

 

そうして大典売茶翁周囲の絵師たちと交わる中ですさまじい勢いで上り詰めていく若冲は、生き物や花々、そして仏の姿を描き、

 

究極の作品集ともいえる「動植綵絵(どうしょくさいえ)」三十三幅を三年の日々をかけて完成させたのでした。

NHK【ライジング若冲】BL作品なの?内容のネタバレや感想は? 

現役の歌舞伎役者として最も美しいと評される中村七之助さん、そしてまさに”美坊主”としかいいようのない姿を見せた永山瑛太さんのお二人。

 

出会った頃、すでに40歳近かったはずの若冲と大典ですが、物語の終盤「動植綵絵」が完成したころ、若冲は50歳という年齢に達していたはずです。

 

しかし、物語の中の二人はそんな俗世のしがらみが全く気にならないような透明感のある姿で描かれ、たがいに惹かれあうその姿は崇高ですらありました。

 

NHK【ライジング若冲】BL作品なの?内容のネタバレは? 

大典は絵師・若冲の最強のプロデューサーでした。

 

当時実際に見ることが叶わない動植物を描きたいと願う若冲に、京の寺社にある数々の名品を模写させることで技量を磨かせ、その迸る才能に様々な方向付けをしたのです。

 

自らは「師ではない」と言いながらも、彼がいなかったら若冲の数々の作品は生まれることは無かったことでしょう。

 

唯一無二の”友”として存在していた二人___大典は若冲に道を照らす光を与え、その才能を誰よりも愛していたのです。

 

大典は若冲を「私が歩くずっと先の道標になる光」と評しました。

 

二人はお互いに不可分の存在、ソウルメイトともいうべき存在になったのでした。

 

「あなたには描いてもらいたいものが沢山ある…この世の神羅万象、そして…仏!」

 

大典が若冲の手を握り締めて言ったその言葉は若冲の心の支えとなり、二人は静かな抱擁を交わすのです。

 

動植綵絵の完成という命がけの約束を果たした時、若冲は大典に言いました。

 

「死ぬまで、私の傍にいて欲しい」

 

生涯の友として___死が、二人を分かつまで。

 

穏やかなその表情、そして重なり合った掌は二人の辿り着いた境地を表しているかのようでした。

 

Twitterなどネットの反応は?

「千載具眼の徒を竢(ま)つ」___千年後に理解してくれる人が現れる…まさに若冲とはそんな存在でした。

BL的描写だけでなく、芸術性も高くて作品全体のバランスがとても良かったのだと感じました。

そう、まさにプラトニックな関係性を突き詰めた感じ

https://twitter.com/SoyLatte622/status/1344554797106483202

NHK公式がこれだけ煽っていたとは(笑)。

お楽しみに!

まとめ

浮世離れした美しい二人、大典と若冲を活き活きと描くことで、その作品の数々が如何にして生み出されてきたかを体感するドラマに仕上がっています。

 

確かにBL的な描写もありましたが、その精神性の高さからか、全く気にならず、最後までぐいぐいと引き込まれる力強さを感じる作品でした。

 

残念ながら今回見逃してしまった皆さまに朗報です。

 

1月2日に放送されたものは75分でしたが、この度、90分の完全版が放送されることになりました。

 

2021年1月16日㈯ 211:00~22:30 BSプレミアム

 

大典と若冲の二人、彼らを取り巻く魅力的なキャラクターたち、そしてレプリカとはいえ素晴らしいクオリティの絵の数々を、高画質の画面でたっぷりと味わって頂きたいですね。

 

どうぞお楽しみに!

 

「ライジング若冲」を見逃した方へ

 

BSでの「完全版」の放送が決定しましたが、BSアンテナがうちにはない。

 

見たいけど見れない・・・。という方へ朗報です。

 

>>NHK【ライジング若冲(じゃくちゅう)】再放送や見逃し配信は?フル動画の視聴方法>

 

ぜひ動画配信サイトでゆっくりとたのしんでくださいね。

 

ドラマ【ライジング若冲】のロケ地や撮影場所はどこ?神社やお寺など