漫画「あたしンち」はけらえいこさん原作で、1996年5月から読売新聞の「日曜版」で連載が始まりました。
コミック本として発売されたのは、1995年になってからです。2002年にはアニメ化され多くの人々の共感を呼び人気となりました。
世界各国で愛され、2015年にはけらさん自身が脚本を書いた「新あたしンち」が1年続きました。今回はその最終回が怖いと話題になっています。
あたしンちの都市伝説がやばい?
「あたしンち」と言えば、母の特徴的なフォルムが印象的ですね。
日本の標準的な家族
「あたしンち」は父、母、長女、長男のいわゆる日本の一般的な、「4人家族」のタチバナ家が舞台となっています。
住まいは西東京市田無で、3LDKのマンションに住んでいる、いわゆる本当に一般的な家庭ですが、癖の強い母が印象に残ります。
モデルとなっているのは原作者自身の高校生の時です。設定もしっかりしており、両親ともに大分県出身ということです。
そして、長女みかんはおおざっぱの地味な女の子で、両親のマイナス面を受け継いだような女の子です。
長男はそれなりに持てて、野球部に所属し、いじられキャラですが、家族の中で一番の常識人となります。
アニメでは1度にコミック3話分が放送される形で進行していくのですが、突如最終回で異変を迎えます。
最終回は760話
「あたしンち」の最終回は突如として訪れます。今まで3話構成で会ったものが、母が皆さんへの感謝を告げる物語となっており、
不思議なことに、みかんやユズヒコのいる学校の上や、いつも井戸端会議をしている水島さんたちの上を飛んでいきます。
そして、何事もなかったように窓から家に入り、いつものようにエプロンをつけるのですが、父が「いつの間に空を飛べるようになったんだ?」
と、質問するのですが、「今日は少し遠くのスーパーが安かったから」と答えるのです。そして最終回を迎えるのですが、その唐突な終わりに視聴者は疑問を感じ、
母が空を飛ぶことにも違和感を覚えたのですが、実際のところ原作者のけらさんが「連載が厳しくなった」ことと、
関東大震災のショックから抜けることができずに、最終回を迎えることになりました。
なので、そんな裏事情を知らない人たちは、母親が亡くなり空を飛んでいると思ったのかもしれません。
Twitterの声
あたしンち、6年ぶりの新刊「あたしンちNEO」、楽しみすぎる。最終回でおかあさんが謎に空を飛び始めた伏線をちゃんと回収してほしい
— GUCHON (@guchon) July 12, 2021
あたしンち最終回暖かすぎて泣きそうになった
— ^_^ (@nakunavaka) May 29, 2022
あたしンち、最終回で母が舞空術使ってたの何だったんだ。
— nanawo (@kourai_mosaic) December 6, 2019
やはり、長く続くアニメなどはどこかで区切りをつけて「終わる」という選択もあるのでしょうが、このように未消化で終わっている視聴者がたくさんいらっしゃいますね。
公式YouTubeで最終回を探してみましたが、なぜか出てきませんでした。
まとめ
・「あたしンち」は日本の標準的な家族構成
・最終回は760話で突如終わり、母が空を飛ぶ意味が分からない
・Twitterでも疑問に思う人が多数
もしかしたら、震災のショックでもうつづけられなくなった。という原作者の話しと、最終回の母が飛ぶ。というエピソード。
この2つが重なり、「母がショックから亡くなってしまった」という話しに変わってしまったのかもしれませんね。