ドラマ内容(長いです!)

 

翌日、大山が監視カメラを追跡していけばわかります。さっそく取り掛かっていいですか。

吉永:その必要はない。俺たちは任務を解かれた。

大山:私の責任ですか。

吉永:違う、はじめから決まっていたことだ。

本来なら、今朝任務を解かれて教授をリリースするはずだった。

出国の件もなくなった。

教授は国家に対する重大な反逆行為を行っていたそうだ。

この数日間で裏がとれたが、命を狙われるのはそれに関係しているという。

田丸:つまり国家に見捨てられて、あとは殺されるのを待つだけってことですね。

 

稲見と樫井がその場から行こうとする、止められるが、一度は救った命なんだ、はいそうですかとはいえません。

吉永:わかった、行け。

 

田丸:いざとなったら、俺が裏から手を回して出国させます。

 

有馬がベンチに座っている。

石黒、石立(さっきの男達):哀れだね、俺たちの代表作で締めくくってやろう。

 

田丸と樫井が奥さんの咲枝をあたるが、もう2年も会っていないという。

あの人に何かあったんですか?

いえ、そういうわけではありません。

もし、何かありましたら、こちらに知らせてください。

電話がかかってくる。

もしもし、はいそうですか。

もし有馬が心配だったら、家にもどってみろという内容だという。

稲見と樫井は自宅へ向かう。

咲枝:あの人にあったら子供の顔をみるように伝えてください。

 

稲見と樫井が警戒しながら自宅に入る。

有馬:助けてくれ。

稲見:一人ですか。

有馬:一人だ。

樫井がスプレーをドアにかける。トラップはないようだ。

ゆっくり家に入る。

樫井:やばいにおいがする

そこに立っていたのは、時限爆弾を体中につけられて配線だらけの有馬が立っていた。

有馬:助けてくれ・・・

足はスイッチを踏んでいる。離すと爆発するという。

樫井が調べると、足の方は発信機付きで、これを解体すると体の爆弾が爆発するという。

身体の爆弾を無力化する必要があるという。

すぐに解除作業に取り掛かりますが、準備があるのでちょっと待っていてください。

 

玄関で稲見と話をする。

やっかいな代物だよ。水銀スイッチもあって、凍結解除もできない。一時間半じゃ無理かもしれない、でも、やるしかない。

半径50mは避難勧告するように頼むよ。

樫井:はじめましょう。

石黒、石井:なんていって避難させるんでしょうね。ガス漏れでしょう。ふふふ。

樫井が解体作業をはじめる。たくさんある配線を少しずつ切っている。

稲見:避難勧告は順調だし、班長達も邪魔にならない場所にいる。

樫井:稲見も離れたところにいていいぞ。

稲見:つれないこというなよ、最後まで付き合うよ。

そんな感じでいつも女を口説いているの?

ばれたか。

 

有馬:私が過ちを犯したのは4年前だった。学会の時に泊まったホテルのラウンジで、ある女と知り合って、

それはハニートラップで、先方の要求はジェットエンジンの設計図だった。

私は悩んで悩んで悩みぬいた後に、知り合いの政府の人間に通報した。

すぐに私の元に公安の人間がやって来た。

私から得た情報で、スパイが摘発され、とりあえず一件落着すると思っていた。

私は甘かった。

公安は設計図を渡せと私を説得した。本物ではなく、偽の設計図をだ。

私はそのたくらみに加担することにした。

国家に貢献してほしいと強く説得されたこともあったが、自分が国家にとって有益な人間であることを証明して、過去の過ちを洗い流したかったんだ。

それから私は、本来の研究をほっぽりだして、飛ばないミサイルのための設計図の線を引きまくった。

線を引けば引くほど、魂がすり減っていった。そいしてある時、たくらみが発覚したら、私はどうなってしまうんだろうと。

怖くなった私は公安の人間に相談した。できればもう手を引きたいと。。。

すると、今度は公安の人間に脅された。

今手を引いたら、スパイとして摘発すると脅された。

逃げ道を失った私は自暴自棄になった。

酒と女に溺れ、気が付くと家庭を失っていた。

そこから先の転落は、あっという間だった。

金が必要だったから、先方に情報を売ることにした。

稲見:公安の情報ですか。

そうだ。偽の設計図は隠して、公安の情報だけを売った。

私の国家への貢献は多大なものだ。

だから、それぐらいの報酬を受け取っても罰は当たらないと思った。

そして先週、先方からの定期連絡は途絶えた。たくらみが発覚したことを恐れた私は、すべてを暴露すると公安を脅して国外への脱出を試みた。そこへ現れたのが君たちだった。

樫井が険しい顔で爆弾を解除している。

もういいよ、ここまでがんばってくれえただけで十分だ。

それに、私は君たちに救われるのに値しない人間だ。

夕べ、君たちから逃げたあと、先方へ連絡して助けをこうたんだ。

新しい情報と引き換えにと。

私は、君たちの情報を売るつもりだったんだ。

もう十分だよ、私を置いて逃げてくれ。

樫井:作業の邪魔なんで黙っててください。ぼくに解除できない爆弾はないんだ。

 

 

 

稲見:さっき別れたおくさんに会いました。伝言を預かりました。たまには息子の顔を見に来てくれと。

有馬:ううっ ううっ・・・

時限爆弾があと7分

青沼が来る:二人ともいったん部屋の外にでろ、早くしろ!

つまみ出されたいのか。

樫井:うるさい!

青沼:お前たちの仕事は爆弾を仕掛けたやつを捕まえることだ。

これは局長からの伝言だ。

しかたなく、樫井と稲見が歩いて出ていこうとする。

有馬:笑顔になる。その、その写真を取ってくれないか。

家族が写っている写真。

有馬:君たち。国家を信用するな。

家から二人が出てくる。

石黒、石井:そろだな、二人でビールを持っている。

稲見と樫井が歩いて家から離れていく。樫井が振り返ろうとするが、稲見が肩をたたく。

後ろで家が爆発している。

 

稲見がバーにいる。

前の日落ち込んでいた女性が入ってくる。

稲見がカウンターに頭をつける。

女性が隣に座る。

 

ここで終了。

 

 

 

 

ネタバレと考察

 

犯人は、石黒石立という二人の男だった。

彼らが何者だったかは結局わからなかった。

有馬が先方に助けを求めて、それから殺されたので、取引先の先方の人間ということになるのでしょう。

先方というのは、どういった組織なのかはわからないが、大量の武器を所持しているところを見ると、テロ集団、前回の平成維新軍の話と繋がってくるのではないでしょうか。

あるいは、別の組織なのかまだわかりません。

次回は潜入捜査ということなので、少しずつその組織の実態が明らかになってくると思います。

 

感想

 

 

稲見のアクションシーンは安心して見ていられます。やっぱ強いな!

個人的には、稲見がバーにいるシーンが結構好きですね。

今回も泣けるシーンがありましたね。

また音楽もいいし、家族ネタは最近ダメですね。

できれば、爆弾解体して欲しかったけど、そう簡単にはって感じですよね。

これから、テロ組織の実態が明らかになってくるのが楽しみですね。

 

今回も最後まで読んで頂きましてありがとうございました!

参考サイト

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 | 関西テレビ放送 カンテレ

http://www.ktv.jp/crisis/index.html

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