毎年のように海外で発表されている「グラミー賞」ですが、そもそも「グラミー賞」って一体どんな賞なのか知っていますか?

 

海外でCDが沢山売れていたり、名前が売れている人が受賞することが出来る賞なのでしょうか?

全然売れていない人達は受賞するチャンスが無いものなんでしょうか?

 

ここから先では「グラミー賞」がどんな素晴らしい賞なのか知って頂けるように詳しく紹介していきたいと思います。

 

ノミネートされる基準・受賞の審査や選考される決め方など、分からなかった部分を解決していきましょう。分かった状態で授賞式をテレビや雑誌などで見るとなれば、きっとグラミー賞授賞式を見る楽しさが増すかもしれないですよ。

グラミー賞とは?

 

全米のレコード芸術科学アカデミー(NARAS)と呼ばれている組織が毎年一番最も素晴らしいレコードアーティストを部門別に表彰する為に作られた賞の名前です。

 

簡単に分かりやすく言えば日本でいう「日本レコード大賞」と似たようなものです。日本レコード大賞の授賞式にも「新人アーティスト賞」などと色々な部門での賞があるかと思います。

 

それの全米バージョンということになりますが規模が全然違います。設立されたのは1957年にハリウッド商工会議所で主催されたそうです。

 

翌年の1958年が第一回目の「グラミー賞」の授賞式が行われたようですね!このグラミー賞の中には主要部門が4部門あり、

年間最優秀レコード

年間最優秀アルバム

年間最優秀楽曲

最優秀新人賞

主要部門は4部門ですが、その他にも色々な部門賞があり行われる年によって

 

毎回の部門数は変わってきますが、ざっくりと80部門くらいはあります!(第60回の時で84部門)

 

この数字を見るだけでも、日本とは桁違いで規模が違いすぎるのが分かりますね。この沢山の部門の中のトップに輝くのがグラミー賞」になるということなので、とてつもなく凄い賞なんだと言うことが伝わってきます!

 

日本レコード大賞に選ばれる人も凄い名誉なことだとは思いますが、それを上回る賞なんだというプレッシャーは感じでしまうのではないでしょうか?!

 

これだけ沢山の部門がある中でノミネートされたり、審査や選考の基準を決めるのは大変そうですよね。

 

どうやって選考しているんでしょう?

 

気になる疑問は次のタイトルで紹介していこうと思います。

 

ノミネートや受賞の審査や選考基準など決め方は?

 

この「グラミー賞」にノミネートされる基準って何なんでしょうか?

 

ノミネートされるまでの選考の基準や決め方は、授賞式が行われる前年に米国内で発売された楽曲・アーティストが対象に選考されます

 

米国内12州に支部が存在する「The Recording Academy」の会員による投票一回目のノミネート作品が選ばれて、二回目で決定します。

 

ですからノミネート作品の選考や受賞が決まる基準の決め方というのは、販売枚数や売上ランキング上位の人だけが選ばれるという訳ではありません。

あくまでも、

 

芸術的な業績を出したか

技術的な能力があるか

総合的に見て良い楽曲・人物なのか

 

色々な部分が評価の対象になります。

 

いくら販売枚数が沢山あっても、その他の部分が劣っていればノミネートにもならないし、選考の対象にもならないということですね。

 

仮に名がそこまで知れ渡ってないアーティストだったとしても、総合的に評価が良ければ選考の対象になり「グラミー賞」のチャンスが舞い込んできますね。

 

「グラミー賞」を逃すのは残念なことですが、他にも色んな部門での賞があるので選ばれるということは名誉なことだと思います。

 

今年選ばれなかったからチャンスがないわけではなく、来年に又チャンスがやってくるかもしれないですよね。

まとめ

 

映画の場合だと「アカデミー賞」っていうのがありますが、これは選ばれる人は海外の人だけでなく日本人でも可能性がありますよね。

 

これは日本で「日本レコード大賞」みたいに「日本映画大賞」のようなものがないからなんですね。海外の人に混じって日本人が選ばれるということは本当に凄いことだと思います。

 

今回の紹介した「グラミー賞」は音楽業界の中で全米ナンバー1ですが、これはこれで名誉な賞だなって感じました。

 

ノミネートされる基準もヒットしていたら誰でもって訳ではないし、選考される枠に入るのも簡単なことじゃないと思います。

 

選ばれたアーティストが沢山の努力をして積み上げてきた実績が実を結んだんだと筆者は思えます。

 

参考サイト

https://www.wowow.co.jp/music/grammy/history.html

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E-485781

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