発声障害に患った有名人一覧のまとめ!
 

人気声優の代永翼さんが“発声障害”で活動を制限することをSNSで発表しました。

 

昨年末から不調を抱えながら仕事を続けてきたとのことですが、現在出演している作品やイベントなどは体調を考慮しつつ、全力で臨むという気持ちを表しています。

 

現在放送中の「ちはやふる」駒野勉役弱虫ペダル真波山岳役など、とても個性的な声と芝居で人気の代永翼さん。

 

ファンからも心配の声がネットに寄せられています。

発声障害とは何か?

 

 

声帯の状態は異常がなくても、声を出しにくくなったり声がかすれるという症状を機能性発声障害と言います。

 

一次的な症状で収まり、回復するものもありますが、原因によっては永続的になる場合もあります。

・心因性失声症:精神的な問題から突然声が出なくなる。

・音声衰弱症:普通に発生できた声が段階的に出にくくなる。

・痙攣性発声障害:喉が詰まって、絞り出すような声に変化していく。

 

原因のなかには、

ウィルス感染による神経麻痺

声帯ポリープ

咽頭がんなど

 

深刻な症状が隠れていることもありますので、異常を感じたらすぐに専門医に見てもらうことが回復への第一歩です。

発声障害に患った有名人の一覧まとめ!

 

・鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)

 

2012年、上咽頭炎や発生時頸部ジストニアと同時に発声障害を発症し、ソロ公演を延期するなどのトラブルに見舞われました。

 

喉のポリープなどにも悩まされながらも、長期のリハビリによって症状を克服、現在では従来通りの歌声に磨きをかけて発生できるまでになっています。

 

・渡瀬マキ(LINDBERG)

 

2018年春、機能性発声障害を発表し、活動休止を発表。

 

頭痛・吐き気といった体調不良から会話が苦痛なほどに声が出なくなり、現在もリハビリを続けて療養中。

 

 

・高橋真麻(タレント・アナウンサー)

 

過労とストレスに風邪による喉の炎症が重なったことで突然声が出なくなったという高橋真麻さん。

 

比較的軽度であったことから、休養とマッサージによって回復に向かったとのことです。

 

 

・山村隆太(flumpool)

 

2017年に歌唱時機能性発声障害を発症し、普段の会話は問題ないものの、歌を歌おうとするときだけ声が出ない、という症状に悩まされました。

 

バンド活動は休止、他の仕事を探したほどだった、という山村隆太さんですが、リハビリの甲斐あって、2019年一月にゲリラライブで復活、現在はバンド活動も活発に行っています。

 

 

・西田隆人(アナウンサー)

 

2014年に機能性発声障害を発症、治療やリハビリを試みるも、現在まで声を取り戻すことは叶っていません。

 

しかし、手話を使って情報を伝え、表現することを諦めず、現在では“アナウンサー”として広島ホームテレビに就職、元気に活動しているということです。

 

 

・上皇后美智子さま

 

心因性失声症と言われており、一時期過労と心労で発声障害に悩まされていました。

 

その後療養されて声を取り戻されていましたが、精神的ショックが大きいと発症する典型的な症状だったと言われています。

 

・GACKT

2021年9月8日のニュースにて歌手、【GACKT】さんの『重度の発声障害』が発表されました。当面活動休止となりますが

現在の状態では「話すこともままならない状態」とのことです。事務所の発表によると、幼少期からの【神経系疾患】がきっかけとなった。

 

すでに体重も10キロほど落ちてしまい、回復のめども立たないため、打ち合わせすらできない状態であり、ニコニコ動画の生配信も8月14日から休止していた。

ファンの間では「コロナ感染」が心配されていたが、【発声障害】に陥る前兆が見られたのではないのでしょうか。

 

映画「翔んで埼玉」に出演し、話題を呼んだ作品は続編の製作が決定していましたが、10月からのクランクインも見合わせとなりました。

しばらくは自身の生活拠点でもあるマレーシアに移り、持病や障害に関する精密検査をし、活動再開に向けた治療に専念する。とのことです。

 

まとめ

 

発声障害の厄介な点は、原因がわかりづらいことです。

 

検査に時間がかかったり、ピンポイントで治療を始められない場合も多く、長期間の療養が必要になる場合もあります。

 

そして、短期間で声を取り戻せる場合もあれば、長期のリハビリを要する場合もあり、最悪のケースでは元の声を取り戻せないという場合もあります。

 

歌手やアナウンサー、声優といった仕事で喉と声を酷使している人に多く現れるこの機能性発声障害。

 

しかし、実は誰にでも起こりうる病気なのです。違和感を覚えたらすぐに専門医を探して受診しましょう。

 

そして焦らず、諦めないリハビリと、正しい治療を続ける事が治癒への最良の道なのです。

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