日本の台風にもアジア(14カ国)で決めた名前がある？意味や由来は？

毎年夏が近づいてくると、気象予報士がテレビで、「ここにある温帯低気圧が、台風〇号にかわるかのうせいがあり・・・。」

と、お天気を伝えてくれますが、国内では一般的に1月1日にリセットされて、1号、2号、と順番に数字が付きます。

しかし、海外に目を向けてみると、数字ではなく「名前」がついていますが、それにはある法則があるようです。

日本の台風にもアジア(14カ国)で決めた名前がある？台風組織委員会とは？

ではどのように名前を決めているのでしょうか！？

日本の台風にもアジア(14カ国)で決めた名前がある？　　

日本を含む14か国が2000年から、ある理念に基づき台風に共通した名前を付けています。

●国際社会への情報に台風委員会が決めた名前をつけて、それを利用してもらうことによって、アジア各国・地域の文化の尊重と連帯の強化、相互理解を推進すること

●アジアの人々になじみのある呼び名をつけることによって人々の防災意識を高めること

出展：気象庁｜台風の番号とアジア名の付け方 (jma.go.jp)

名前は「140個」存在します。1号はカンボジアで像を意味する「ダムレイ」となっていますが、日本からは、

星座にちなんだ名前が10個提案されています。日本のように翌年の1月1日でリセットされるわけではなく、

年間平均25回の台風が起きるとして、５～6年経って140個まで名前を使ったら、再び「ダムレイ」へと戻っていきます。

台風組織委員会とは？　

気になる「台風組織委員会」ですが、日本を含む北西太平洋または南シナ海近隣の国、14か国が参加しています。

その目的は北西太平洋や、南シナ海で発生する、台風防災に関する情報を共有する政府機関です。

設立は1968年とかなり前になりますが、アジア太平洋経済社会委員会と世界気象機関が、共同で設立したのが始まりです。

当初は中国、日本、フィリピン、香港、ラオス、韓国、タイでしたが、その後加盟国は増えています。

主な役割は、アジア各国における、台風被害の対策と、その実施です。

台風140個の意味や由来は？

出は140個どんな名前があるのか見ていきましょう

以上、140種類の名前と意味をならべてみました。植物に由来した名前が多いですが、「バラ」は3か国が採用されていますね。

日本のように「星座」に由来した。とまとまった付け方をした国はないですね。お菓子とか、魚とか、名所とか、国それぞれです。

まとめ

・台風の名前は2000年に14か国により決められた

・台風組織委員会は台風による被害や対策を行う政府機関

・台風の名前一覧

日本のように一度リセットして、数字で呼んだ方がシンプルでいいな。と思うのは私だけでしょうか！？

国の言葉なので、発音は違いますが、言葉によっては同じものがありますね。そして、なぜか「プリン」というかわいらしいネーミングまで・・・。