映画の一番最後に流れるエンドロールですが、みなさんはエンドロールを最期までしっかり見ますか?
映画本編が終わった瞬間に席を立つ人、映画の余韻に浸りながら最後までしっかり見る人、ただぼんやりと眺めている人と様々かと思います。
今回はそんなエンドロールについて、表示される順番や意味、見方などを調べていきたいと思います!
目次
エンドロール(クレジットタイトル)の順番や意味は?見方などは?
せっかちさんでも映画キャラクターは是非エンドロール最後まで席立たずに見てほしい❗
勿体ないぞ⁉️#菅田将暉ANN— Mっち (@indy_dasu) June 28, 2021
エンドロール(クレジットタイトル)とは?
そもそも「エンドロール」とはなんなのでしょうか?エンドロールとは今は世間一般に浸透している言葉ですが、もともとは業界用語のようです。
映画は本来、フィルム(ロール)として小分けにされ、そのロールを順に流していくとこで一本の大作になっていましたが、
エンドロールは最後のロールという意味でその言葉が業界で使われていたようです。エンドロールの他にも、エンドクレジットやスタッフロール、クレジットタイトルなど、似たような言葉がありますが、どれも同じような意味です。
エンドロール(クレジットタイトル)の順番や意味は?
エンドロールではその映画を製作するにあたってかかわった人全員の名前が表示されます。その順番について意外といらない人が多いのではないでしょうか。
まず、この順番についてひとつ言えるのが「順番に決まりはない」ということです。
明確に、だれが最初に流れるのか・最後はだれなのか、など、特に決まりはないようです
。とはいっても、どの映画も大体同じような順で流されているので、オーソドックスな順番を見ていきたいと思います。
一般的に最初に流れるのは「キャスト(俳優陣)」です。俳優の中でも、主演、準主演、脇役、エキストラ、最後に大御所という順番がオーソドックスのようです。
キャストの次が、制作となります。そして、映画のプロデューサー、脚本、音楽、カメラ・美術・照明、協力・協賛ときて、エンドロールの一番最後を飾るのは監督になるようです。
なんとなく流れていたエンドロールの名前の順番がわかると、映画製作にかかわった人たちを知ることができて面白いですよね♪
エンドロール(クレジットタイトル)の順番や意味は?見方などは?
映画館で遭遇したヤバい人といえば、『天気の子』の初回上映でエンドロールが終わって明るくなった瞬間、いきなり立ち上がって本を掲げ「監督執筆の小説版、販売中です!」と大声で叫んだ男性。迷惑とかより、普通に恐怖だった
— ヒグチ🍅🐤 (@yokoline) June 25, 2021
エンドロール(クレジットタイトル)の見方について
エンドロールは、名前だけが永遠と流れる「なんだか眠たくなる映像」と思っている方に向けて、エンドロールの見方や楽しみ方について紹介していきたいと思います。
まず、キャストの名前をしっかり見てみるのが実は面白さの一つだったりします。
アニメ映画だと「え!あの俳優が声を当てていたの!?」「あのキャラクターの声って、あの芸人さんだったの!?」なんてことがあったりします。
そして、エンドロールで映画の続きが流れたり、映画のNG集だったりする場合もあります。これに関しては、見ないなんて勿体なさすぎますよね。
最後に、エンドロールが終了した本当の本当の最後に、映画の続編映像などが流れる場合があります。
エンドロールが終わって劇場が明るくなるな、なんて思っているときに不意打ちで次回予告などを食らったら本当にテンションが上がってしまいますね!
エンドロール(クレジットタイトル)から分かること
エンドロールで流れるのは、その映画を撮るにあたって関わったすべての人の名前です。
企業や団体、〇〇市のみなさん、というように、本当にかかわったすべての人のリストとなっています。
その映画がどのようにして、どの人の協力、努力、助力の元作り上げられたかがわかります。作品が面白かった・感動した、なんて思ったら、
その映画を作り上げた人々の名前をぜひすべて見届けて欲しいです。また、エンドロールではその作品の主題歌が流れたりすると思いますが、映画を見終えた後の最高の余韻に浸れる瞬間だと思います。
エンドロールは物語と流れる曲の余韻で作品を感じる大切な時間だと思ってるし、推しが作中で死んだ時は黙祷の時間だと思って観てた··········
— 顎之内いりや(多忙につき呟き減⤵︎ ︎) (@nemu_illyaxx) July 2, 2021
地上波での放送ではカットされがちな部分なので、映画館やDVDレンタル、ネット配信されている映画については、ぜひエンドロールまで楽しんでみてください♪
まとめ
・「エンドロール」という呼び方は、フィルム映画時代の名残で「最後のフィルムロール」を意味していた。
・エンドロールの順に決まりはないが、大体の順番はきまっている。
・エンドロールで本編の続きなどが流れたりすることもあるので最後まで見ないと損!
・エンドロールは「映画の余韻」に浸る一番贅沢な時間
今回はエンドロールについて、順番や意味、見方などを調べさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本人は比較的エンドロールが終わるまで席を立たないイメージですが、自宅で映画を見る場合は飛ばしてしまいがちですよね。
エンドロールにも制作者側の素敵な仕掛けが隠されている場合があるので、ぜひ最後まで見てみてください♪
それでは、ここまで見ていただきありがとうございました!
参考