今週月曜日(2020年5月18日)発売の24号で足掛け4年に渡る連載が終了した「鬼滅の刃」!
アニメ作品も大人気で、大きなムーブメントを巻き起こした大人気作品になりました。
5月13日に発売の20巻は初版で公称280万部。
鬼滅20巻買った😁😁
買う時行列出来ててこんなに人気なんだ…って再確認した😇やっぱ鬼滅の人気すげーわ pic.twitter.com/SteznHs77l— もちこ@ラ⚜ (@omochi_no_39) May 13, 2020
コロナ禍の真っただ中でも書店に行列が出来たことがニュース番組でも取り上げられるほどで、重版も重ねてどこまで部数が伸びるか楽しみです。
多彩なキャラが織りなすファンタジックな作品世界でも異色の存在・井黒小芭内についてまとめてみました。
アニメ【鬼滅の刃】放送地域や日時はいつ?ネットで全話見逃し配信は?
伊黒小芭内(いぐろおばない)のプロフィール
21歳の若さで、政府非公認組織“鬼殺隊”の柱(最高位の剣士)”として戦っている。
162㎝と小柄ながら、その膂力の弱さを補うテクニックを以て桔梗色に波打つ刀身の日輪刀を振るう。
セミロングの黒いストレートヘアに、口元を覆うように巻いた包帯、“蛇柱”を象徴するように、鏑丸というオスの白蛇を首に巻いて連れている。
知らなかったけど今日、伊黒小芭内の誕生日だったんだね!おめでとう!
伊黒くんのオッドアイ好き#伊黒小芭内誕生祭2019 #伊黒小芭内 #鬼滅の刃 pic.twitter.com/GaOIZXbdkJ— なぽち。@木村良平 推し 敬語嫌い個ツイ見て (@NapoChi_voice) September 15, 2019
その瞳は右目が金色、左目が青緑という美しいオッドアイで、さらに右目の弱視というハンディを背負いながらも『鬼は絶対に信用しない』という強い意志を崩すことなく、
当初は炭治郎たち兄妹にも厳しい態度で接していた。隊服の黒の詰襟の背中には“滅”の文字。その上に黒白の縦縞の羽織をつけている。
ネチネチしたしゃべり方が独特で、アニメ版では声優の鈴村健一さんがぴったりの口調を再現していた(珠世役の坂本真綾さんとは夫婦共演)。
この発言を踏まえたうえで本誌の伊黒を見ると蛇鬼との関係性見えてくるべ pic.twitter.com/tESzCwF6rH
— セサ岡 (@sesaoka) December 24, 2019
呼吸や能力、必殺技は?
“蛇柱”ということで、“蛇の呼吸”を使用し、その技の名前も蛇に由来するものばかりです。
壱ノ型:委蛇斬り(いだぎり)
弐ノ型:狭頭の毒牙(きょうずのどくが)
参ノ型:塒締め(とぐろじめ)
肆ノ型:頸蛇双生(けいじゃそうせい)
伍ノ型:蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)
その属性は“水の呼吸”から派生した技であり、小柄ゆえに臂力に劣る分、卓越した技術で斬撃を放ち、鬼を撃破していきました。
本誌ネタバレ有り注意
伊黒さん注意伊黒小芭内
『蛇の呼吸 壱ノ型 委蛇斬り』#鬼滅の刃 #鬼滅本誌 #伊黒小芭内 #鬼滅の刃イラスト pic.twitter.com/99FHcIyX8n— みーも (@mimotasu) January 5, 2020
伊黒小芭内(いぐろおばない)の死因や過去は?
小芭内は八丈島の古い家系の一族に370年ぶりに誕生した男子でした。
そこは女ばかりが生まれる家で、彼は物心つく頃からずっと座敷牢で育てられており、12歳になるまで成長すると、一族の繁栄と共存していた蛇鬼(女の姿で、下半身が蛇)の生贄にされたのです。
蛇鬼は小芭内の口を引き裂いていたぶり、流れる血を飲むという残虐な仕打ちをしました。彼が口元を包帯で覆っているのは、この傷を隠すためです。
小芭内は蛇鬼に気に入られてしまい、喰われずに戻された座敷牢でひたすら生き延びることを願い、脱出の機会を窺っていました。
鏑丸はこのころに座敷牢に迷い込んできた蛇で、孤独な小芭内の大切な友になりました。
ようやく座敷牢から逃げ出した彼でしたが、蛇鬼は怒り狂って伊黒の一族を皆殺しにし、彼を追ってきたところを(その頃の)炎柱に助け出されて鬼殺隊に入ることになったのです。
伊黒小芭内さんの出身地の八丈島に「大蛇伝説」あるんだけど、これって伊黒さんの諸々と関係性ありますかね #鬼滅の刃 pic.twitter.com/8hekV6CDOA
— 松理うた (@UtaMatsuriii) October 21, 2019
大昔に神保町で買った「八丈島誌」で伊黒小芭内さんを考察してみました。
考察②出身地である西山(八丈富士)は宝永の噴火を機に多くの住人が東山に移住したそうなので山北部の永郷地区ではなく今でも住宅がある山南部の大賀郷地区か三根地区のどちらかが出身地であると思われる。 pic.twitter.com/aGOK8YxWXO— 江村 薫 (@emura_kaoru) November 24, 2019
伊黒さんの出身地、八丈島の大蛇伝説読んでたら頭、胴体、尾と三分に斬られたって話がこのコマと合ってて鳥肌 pic.twitter.com/8OPYToTJdB
— ほんゆか (@Sa_10_Vv) December 23, 2019
彼は、自分が逃げたことで一族が滅んだことを、生き残った従姉妹から酷く責めたてられ、また幼少期からの孤独と醜く傷つけられたその顏、
オッドアイなど他者とは異なる見た目や遺伝的に背負った様々なハンディキャップなどにより、一般社会で生きることが叶わない存在になっていたのです。
自分という存在を卑下し、肯定できないまま孤高を貫いていた小芭内でしたが、そんな彼の前に現れたのが恋柱・甘露寺蜜璃でした。
天真爛漫な彼女のペースに翻弄されながらも、小芭内は文を交わし、贈り物をするなど、濃やかな気遣いを見せていたのです。
それは、淡い恋でした。ともに最前線に立ち、無惨の強大な力の前に満身創痍になった二人。
両目を潰されるほどの猛攻に曝された小芭内は、しかし炭治郎たちと共闘し、無惨に打ち勝つことができたのです。
自分の前では普通の女の子として存在していた蜜璃が愛おしく、そして救われていたのだと告白した小芭内。
蜜璃も「私、伊黒さんが好き!」とストレートに伝え、「また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」というのです。
快諾した小芭内は、蜜璃と二人で来世に結ばれることを約束してともにこと切れたのでした。
伊黒小芭内(いぐろおばない)の生まれ変わり?!
24号で発表された最終回は、鬼との闘いを制した炭治郎たちのひ孫世代(生まれ変わり)が元気に暮らしている姿を描く不思議なラストでした。
あの命がけの日々のことは「ひいおじいちゃんの嘘小説」として書き残されていたのです。
「掴んだ未来、そこに 芽吹くのは」___小芭内と蜜璃が結婚し、蛇の置物があるメガ盛りの定食屋さんを営む幸せそうな“若夫婦”の姿。
それは笑顔にあふれたものでした。
おばみつ結婚おめでとう…!!冷静に考えると大正靴下も縞々扱いならキメ学も最終回も蜜璃ちゃんが身につけているものは全部縞々ですね!!!!うっ…全てがおばみつ… pic.twitter.com/kOXX3m0wFX
— ごと (@goto_ton) May 19, 2020
※本誌ネタ
おばみつ結婚おめでとうございます
二人は結婚指輪しないんですか??? pic.twitter.com/r1cO2mdmSN— poyo (@poyo_ppppp) May 19, 2020
雑誌連載は終わってしまいましたが、コミックス最終巻は7月3日(金)発売予定とのこと。
結末を堪能して興奮冷めやらぬファンは、アニメ作品を楽しみ、その出版を心待ちにしていることでしょう。