ついに始まりましたね!!ジャニーズの中島健人×平野紫耀W主演の警察が舞台となったドラマ。
【未満警察~ミッドナイトランナー~】コロナ禍により、放送延期となっていた2020年春のドラマが
2020年6月27日から放送開始しました。心待ちにしていたファンも多いのではないでしょうか!?
今回は、気になった第一話!なんだか話題となっているようです。その真相を確かめてみたいと思います。
未満警察の1話の内容とは?
見逃してしまった方々に、まず第一話のあらすじから説明します。
1話あらすじ
火傷をしたような少女が助けを求め、交番に駆け込んできた。
時を同じくして、民家で感電死した家族3人の遺体が発見された。
それから3か月、警察学校への入校間近の本間は、教官との面談を終え紙を切ることになった。
こまごまと注文を付ける本間に対して、隣で「全部お任せで!!」と元気よく髪を切りに来た同期の一ノ瀬。
その後、偶然同じ寮の同室となった2人は、厳しい警察学校での暮らしをスタートさせた。
面談をしていた片野坂は「プロファイラー」の経験を持つ警官。そのため、「感電死」事故の捜査をしていた柳田が訪ねてくる。
さっそく、その家の子供だった交番に駆け込んできた少女みくに会いに行くことになった。
学校にもなじんできた本間と一ノ瀬は、部屋の窓から見えた店の前にいた女性に見とれていた。
すると、スーツケースを持った男が現れ、女性を殴り始めた。その異様な光景に、匿名で通報を試みる本間に対して
一ノ瀬は部屋から飛び出し、現場へ行ってしまった。本間も何かできないか・・・。と、
女性がいた店について調べると、「オーナー夫妻」だということが分かるが、違和感を感じた。
一ノ瀬に戻るように電話をしようとする本間だが、すでに一ノ瀬は「高圧電流」の通電棒を持った人物に攻めよられていた。
未満警察の事件の元ネタは北九州監禁殺人事件なの?
実は、この「感電死」の事故と見せかけた出来事は、本当にあったことではないのか!?
と、話題になっているのです。それが【北九州監禁事件】と呼ばれる事件です。
事件の詳細
2002年、当時17歳の少女が監禁先から逃げ出し、警察に通報したことから発覚した。
始めは少女1人が監禁された事件だと思われていたが、全貌が明らかになるにつれ、事件の凄惨さが浮き彫りになる。
犯人は当時内縁関係にあった夫婦だった40代の男女。しかし、女性である緒方については、【マインドコントロール】が疑われた。
男性の松永は、親の会社を継ぎ不自由ない生活をし、結婚もしていたが「卒業アルバムを見て惹かれてしまった」
と、緒方と【不倫関係】となるが、それは徐々に暴力での支配や、体に「入れ墨」をいれさせるなど、絶対服従の関係へと変わっていった。
同じく、自分の会社の従業員にも暴力行為を行うようになり、「粗悪品」は売れなくなり経営は傾いていった。
そして、知り合いや親せきから「金をだまし取り」指名手配されることとなった。
その【逃亡生活中】に<監禁事件>を起こしたのだった。逃亡中とは知らず「マンション」の仲介をしてくれた男性。
この男性が最初の被害者となる。儲け話を持ち掛け、家庭の愚痴を聞くなどし、男性の心の隙間に入り込む容疑者。
そして、最終的に離婚させ8歳の娘の親権を男性が持つことになり、容疑者夫婦との共同生活が始まる。
共同生活が始まると容疑者の態度は一変する。食事は与えない。冬場に冷水のシャワーを浴びせる。眠らせない。
など、虐待の数々を行い、その行為は8歳の娘にも及んだ。その暴力は徐々に2人を【マインドコントロール】へ導き
暴力で支配された男性親子は、容疑者の為に多額の借金をすることになる。
しかし、数々の虐待行為から男性は衰弱死した。34歳の若さだった。
犯行が明るみに出ることを恐れ、容疑者は遺体を刻んで捨てさせるという残忍な行為に出る。
後にその行為について「私がプロデュースしました。建築をプロデュースするように、魚の解体本を見て行った」
と、ひょうひょうと語ったのだった。しかし、男性が死亡する前に、その知人女性を騙しマンションに連れ込み
そのまま3人目の「監禁者」として支配のもとに置くことになる。しかし、男性の死後、隙を見て逃走している。
内縁の妻が「金づる」となっていたが、それは主に実家からの送金に頼っていた。しかし、限界が来た。送金が止まると
再び容疑者は逆上し、暴力に走るため、妻は内緒で働くことにした。しかしこの「内緒」が【逃走】と思わせてしまい
逆上した容疑者は、妻の家族を巻き込み「妻が殺人を犯した」と事を誇張して伝え、その時効成立まで金を用意するように脅した。
両親だけでなく、妹までもその「金づる」として、マンションにたびたび呼び出され、金策の為に使われた。
そのうち、両親もこのマンションに同居するようになる。
妹の夫は元警官だったが、その夫もろとも妹夫婦まで容疑者の暴力に支配され、共同生活が始まることになる。
食事は1日1回。水分も1日1回、容疑者の支持があれば口にすることができた。
しかし、「調理」は許されなかったので、そのほとんどが勝ってきたパンであり、座って食べることも許されなかった。
それに反すると、暴力と「通電棒」が待っていた。
睡眠もトイレも、会話すら許されず、一日無言で立ち続ける日々が続いた。そして、一番の特徴は「ランク付け」
このランクにより、お互いを【敵視】するようになり、ますます容疑者の支配を強固なものにさせた。
そして、ついに妻の父が「通電棒」により、感電死するが、この【解体】を妻の母、すなわち妻が行うこととなり、
その後、自らの手で夫を買いたいしたことから、妻はショックで精神が崩壊していった。それを見た容疑者は「浴室」に妻を閉じ込め
再び言葉巧みに同居人を支配し、殺害していき、解体する。という残虐な行為は繰り返された。
内縁の妻の妹は極度のストレス状態から、耳が不自由になり、容疑者が妹の夫に指示し絞殺させ
その後、夫も通電棒などの虐待で死を迎えた。その頃同居していた「甥・姪」も次々と殺害された。
これで内縁の妻の肉親は誰もいなくなった。それから4年後事件がようやく【発覚する】
当時8歳だった少女が逃げ出し、通報したことにより、事件の全貌が明るみになったのだった。
共通点は?
2002年と言えばまだ「20年も経っていない」風化させてはいけない事件です。
そして、当時17歳の少女はすでに成人し、今はマインドコントロールも解けたと思いますが、「フラッシュバック」など
【恐怖】は消えることなく残り続けているでしょう・・・。
さて、この【事件】と『未満警察第1話』共通点が多いことに驚かされます。
・通電棒
・夫婦の支配関係
・他人をマインドコントロールで支配する
・感電死
あまりにも、酷似している点が多いので、当時の事件を覚えている方は、鮮明に「思い出した」ことでしょう。
「通電」という暴力により、体だけでなく『心』まで支配していく、その恐怖は計り知れないものだと思います。
だからこそ、実際に事件が明るみに出るのに、【4年】という歳月がかかったのかもしれません。
ツイッターの反応は?
事件を覚えている方は、すぐにこの「事件」との共通点を見出したと思います。
通電で洗脳
家族皆殺しって北九州の事件じゃん
あの事件は本当にエグいぞ#未満警察— ロランベリー@麒麟を待つ (@nattou893) June 27, 2020
何度も通電させたり鉄球で撲殺したり
どちらも殺し方がとってもエグいですね自分以外にも言ってる人多いけど、ボイス110とは立場が逆になってるのがおもしろい#未満警察#ボイス110 pic.twitter.com/21SBbQo3g5
— ロランベリー@麒麟を待つ (@nattou893) June 27, 2020
昨夜の『未満警察』を途中まで観ていて、恐ろしすぎる…(´ロ`;)通電とかその他、北九州市監禁殺人事件ではないですか。あらためて、怖すぎ…。
— bleu (@les_nuages_) June 29, 2020
洗脳とか通電させて虐待すんのとか、例の事件を彷彿とさせて… #未満警察
— 宇津井 (@tzitzimime) June 27, 2020
やはり、どの方も「北九州事件」を思い出したようです。20年近く経ち【風化】させてはいけないからこそ
ドラマとして、ふたたび人々の記憶に戻された事件。これからも「忘れる」ことがないように、しっかりとこの事件の真実を覚えておくことが
被害者への、せめてもの「供養」となるのでしょうか・・・。
中には同じ「日本テレビ」で、2019年に放映されたドラマ「ボイス110」を思い出した人もいるようです。
妻役が、「聴力に優れたオペレーター」を演じていた真木よう子さんだったからでしょう。
今回は、「犯人側」だからこそ、「ボイス110」を思い出したと思いますが、あのドラマも「犯罪」から「被害者」を救うため
110番から漏れ聞こえるかすかな音を手掛かりに、オペレーターが現場へ確実な指示を出し解決に導くドラマでしたね。
今後、隙をみて【逃走】し、犯行が明るみに出る。と言った事件が起きないことを願うばかりです。