ホッカイロを長く使う方法は?暖かくなる仕組みや再利用はできるの?

使い捨てカイロ。この季節、外出時に1つは持っておきたい必需品ですね。

 

使い捨てカイロ。と、言っても発売するメーカーによって様々な“商品名”があるので、それぞれお気に入りのカイロがあるかもしれません(*´▽`*)

 

 

  • 足の指先が冷えるから、靴の中に貼るカイロが欠かせない。

 

  • 腰が冷えるから大きめの貼るカイロが重宝する。

 

  • 温める場所を変えたいから貼らないタイプがよい。

 

 

と、使用用途によって商品名も変わってきますが、今回は“ホッカイロ”(KOWA販売)を取り上げてみます。

 

 

ホッカイロの暖かくなる仕組みは?

 

「ホッカイロがあたたかくなる仕組み」ですが、ホッカイロのあの袋の中に何が入っているか。材料が重要です。

 

 

  • 鉄粉 空気に触れて酸化反応して熱を発する

 

  • 塩類 酸化反応を早め、錆びやすくする

 

  • 活性炭 酸化反応を早める

 

  • バミキュライト               表面の穴で空気を取り込み、鉄粉に空気を供給する

 

 

ほぼ一般的なカイロの材料は上記の4つです。

 

真空パックの袋から取り出し、鉄粉が空気に触れて化学反応すると(酸化するし錆びる)徐々に暖かくなります。商品により異なりますがおよそ50℃~65℃くらいで、8時間から14時間程度暖かさが持続します。

 

~おまけ~

 

いつ買ったかわからないカイロだし、開けてないから捨てていいよね!?

 

 

これは絶対危険なのでやめましょうね!

 

ゴミ袋の中で袋が破れてしまったら化学反応が始まります。そこに燃えやすい物があると・・・。

 

絶対危険なので、未開封のカイロは捨てる前に必ず外袋を開封し、完全に冷めてかたくなった状態で捨ててください。

 

 

 

ホッカイロを長く使う方法は?

 

 

ホッカイロは冬のお供。

 

仕事や体質で冷えやすい方は何か所かに貼ったり、いたるところのポケットに忍ばせていると思います。

 

でも逆に徐々に熱くなってきて、汗をかくくらいになることもありますよね。

 

でもカイロは便利な分、自分の思った温度で暖かさが持続しない。のが、マイナスポイントです。

 

 

その“マイナスポイント”を、“プラスポイント”に変える方法は!?

 

 

用意する物はテープ。

 

それだけ!

 

 

カイロは空気に触れることで暖かくなるので、空気に触れる部分(面積)をせまくする。

 

せまくすることで、空気に触れる鉄粉が限られてくるので、温度の上昇が抑えられるだけでなく、まだ空気に触れていない鉄粉が残っていることで、暖かさが“長時間”持続する。効果が期待できます。

 

ただ、使用するテープの材質、面積などは個人差があるので、色々なテープや面積で試して、自分にピッタリな温度をみつけてみてください。

 

*ただし・・・

テープでカイロ本体の袋が破れないように注意してください。中身が飛び出たカイロは安全が保証できないので、ゴミ箱行きになりまうすが、これも必ず完全に冷めてから捨てるようにしましょう。

 

 

ジップロックに入れて試したら、1週間後でも利用できるという情報もありました。

 

実際に利用するのは2回ほどなら新品とほとんどかわらない感じで使えたということでした。

 

 

 

 

再利用はできるの?

 

 

カイロって便利だけど“使い捨て”に多少の罪悪感がありますよね・・・(^^;

 

そこで、カイロの再利用について、身近な部分から見てみます。

 

 

まず、カイロの材料が鉄粉・塩類・活性炭・バミキュライトとシンプルです。

 

活性炭

どこかでよく聞きませんか?

 

「脱臭剤」

 

冬によく使用する物のひとつに“ブーツ”。家に帰って来て、カイロもぬるくなりさめるのを待つだけ。状態ならば脱臭剤としてブーツや靴に入れておくのもおすすめです。

 

 

バミキュライト

空気をため込むだけでなく、水を吸収する性質もあります。

そこで・・・

「除湿剤」と「脱臭剤」

 

2つの効果があるので、クローゼットに入れておくのもよい方法です。

 

その他バミキュライトや鉄粉は“土壌改善”用の肥料として利用できるので、土には大敵な“塩類”をコーヒーフィルターでこしてから利用するとよいと思います。

 

その他にも、お風呂の水をきれいにするために、カイロを袋のまま浮かべる方もいらっしゃるようです。

 

ここでは浄化の役割を果たす「塩類」が活躍するのでしょうね。

 

そして、その中身を肥料とすれば・・・♪

 

 

 

まとめ

 

 

小さい頃、カイロは“水に濡れると燃える”と思っていましたが、空気に触れることで暖かくなったり、熱すぎたりするという仕組みだとしりました。

 

本当にカイロは手軽に暖をとるよい商品ですよね。

 

便利な商品なので気軽な気持ちで使いがちですが、“発熱”する商品なので、取り扱い・使用後の処理はきちんと守りましょう。

 

 

参考サイト

名称:Wikipediaカイロ

URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/懐炉

 

名称:e-情報.com

URL:http://e-jyouhou.com/1201.html

 

名称:日本カイロ協会

URL:http://kairo.jp/kairo/kairo.html

 

名称:しずくの海洋日報

URL:http://senkokugoshochi.com/disposablekairo-temperature-contents

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