はじめに
みなさんこんにちは。ついに映画『ユリゴコロ』が公開になりました。原作者の沼田まほかるさんのミステリー小説ですが、後味がイヤミスとの評判もありますが、なかなか人気でのようです!
そこで、今回はユリゴコロは実話なのか?ということや、原作者の沼田まほかるさんの現在について調べてみたいと思います。
映画ユリゴコロの意味と細谷さんとは誰?小説の後味はイヤミスの声も
ユリゴコロは実話なのか?
ユリゴコロの中の一部では!
映画ユリゴコロというと、亮介扮する松坂桃李が、実家でユリゴコロと題するノートを見つけて、それを読む。
すると、それは人を殺したと書いてあった。今まであらゆることに感情を動かされなかったが、人を殺したり、死んだりするのを見ることは、ユリゴコロ(心の拠り所)だと書かれていた。
はじめは小説?と思っていたが、うなされるほど気になって続きを読んでいく。
するとどうやら小説ではなく殺人鬼の日記であることが分かる。
っという話ですが、この話を聞いてぼくが感じたことは、子供のころから人と違うと感じていた。そして、人が死ぬことでしか感情が動かされないということから、一種の発達障害ではないかと感じました。
発達障害というと、自閉症(アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠陥胎動性障害)、LD(学習障害)、広汎性発達障害(PDD)などあります。
そして、ぼく自身発達障害で、あらゆることに興味がないとか、感情がないと言われたり。人と違う、注意力がない、そして普通の人間になりたいと感じたりしてました。
だから、子供の頃の美紗子など見ていると、決してユリゴコロの他人事とは思えず、実話なのでは?と感じました。
そこで調べてみると、こんな文がありました。
『アスペルガー症候群の難題』(井出草平)という本では冒頭に[アスペルガー症候群、もしくはそれに準じる精神鑑定や診断が出された犯罪]として、29の事件リストが掲載されています。
まだ記憶に新しい佐世保女子高生殺害事件の容疑者がアスペルガー症候群だったとし、定型発達の人に比べてアスペルガー症候群患者では犯罪を犯す人の割合が高い可能性が考えられるという内容が書かれています。
広汎性発達障害と殺人や性犯罪との関連性 発達障害の子供とお母さんが幸せに生きる方法 より引用
うーん、ぼくの読んだ本では、アスペルガー症候群の方は人間関係を築くのが難しくて、人の気持ちなども理解できないと書いてありました。
しかし、大人になるにつれて、自覚していき、努力することで改善していくこともあるようです。
それに近い?最近の事件では(一部怖い言葉あります)
記憶に新しい佐世保女子高生殺人事件はご存知でしょうか。
2014年7月に起こった事件ですが、被害者は女子高生で、加害者は同じ高校に通う女子生徒でした。
後頭部を鈍器で殴り、ひも状のもので首を絞めて殺害したという事件。
遺体は首と手首が切断されていたというむごい事件です。
普段から、猫を殺したり、殺人願望があることを語っていたので、両親が病院と協議して入院の運びになった。
しかし、すぐに入院ができずに、児童相談所に連絡したら「今日はサマータイムで終わったので、月曜日にしてくれ」と断られてしまったという。
そして、その翌日に事件が怒った。。。。
この事件の場合、心情的に美紗子に近いものがあるように感じる。ただ、殺人がヨリゴコロなのかどうかは、当人にしかわからない。
沼田まほかるさんのユリゴコロが2011年の3月20日に初版が出たので、その3年後に、まさにこのような事件が起きたのですね。
そして、ちょっと気になったのが、緊急時にもかかわらず、児童相談所のサマータイムという言葉が、腹立たしいですね。
それから、誤解してほしくないのは、アスペルガーをはじめ発達障害の人がイコール犯罪者という意味ではないです。ぼく自身も発達障害なので。
ただ、どんな人でも何か足りなかったり、分からなかったりしています。人生のボタンをひとつ掛け違えただで、のちのち大きなことになっていくなんてことも・・・
今回の事件だって、児童相談所がもう少しやっていたら、今もこの事件は起きなかったでしょう。
ユリゴコロに対するTwitterの声
「ユリゴコロ」の感想ですが、ひと言でいうと直視できないシーンもあり何か理由があって殺人が拠り所になっている訳ではないというところに共感しがたいものがありましたが「優しい人が牙を剥いた時の方が怖い」という吉高さんの意見はその通りでも、この作品の1番良かった所は
容赦のない愛でした💞— ganmo (@ganmo22313201) 2017年9月27日
ユリゴコロ鑑賞終了🎥
最初はサイコパスな殺人鬼の
話かと思ってましたが、結果は
悲しい話で少しウルッとしてしまいました😢
あくまで個人的な感想やけど😅— カズ兄 (@315ideology) 2017年9月27日
映画 #ユリゴコロ の感想。
次に何かが起きそう…とドキドキしながら(恐怖のドキドキ。)観ました。
人の心の在りようは無限にあるんだなと思いました。そして、愛と憎しみは表裏一体だな、とも。— なっちゃん (@natsu_t_723) 2017年9月27日
眠れないからユリゴコロの感想見てる。
マジでユリゴコロ美しすぎてヤバいから皆見てください。— miyu (@m_syu0916) 2017年9月26日
映画「ユリゴコロ」
初日に続き、本日2回目見てきました~
グロさをよく感想で見ますが、
キャストの皆さんのスゴさでも
あるのかと思います
吉高由里子さんスゴいなぁ
原作読んでましたが問題なく楽しめました#映画 #ユリゴコロ pic.twitter.com/DMvVqVaksJ— TAKA-B (@TAKATAKAB) 2017年9月26日
グロかったという意見や、感情移入できなかったという意見がある一方で、原作読んだが楽しめたとか、吉高由里子の演技がすごかったなどの意見もありました。
ぼくはネタバレ知ってましたけど、楽しめました。逆にネタバレ知らなかったら、最初のシーンが怖くて乗り越えられたか、、、という感じでした。
最後は、ウルっときましたね。
映画ユリゴコロ美紗子の子役や中学生役は誰?ミルク飲み人形が怖い
現在の沼田まほかるさんは?
この写真は、2012年の写真ですね。朝日新聞さんより。
名前:沼田まほかる(ぬまた まほかる)
誕生:1948年
出身:大阪府
職業:小説家
活動期間:2005年
奈良県在住の71歳。56歳でデビューした。
代表作:『9月が永遠に続けば』
受賞歴:ホラーサスペンス大賞
Wikipedia参照
2005年のデビュー作『九月が永遠に続けば』(新潮社)以降、書評家には評価されながらヒットにつながらなかった。それが昨春から文庫が大きく動き始めた。
『九月が~』の63万部を筆頭に『彼女がその名を知らない鳥たち』(幻冬舎文庫)、『猫鳴り』(双葉文庫)、『アミダサマ』(新潮文庫)と文庫4冊で120万部を超える。本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン「おすすめ文庫王国」で『猫鳴り』がエンタメ部門1位に選ばれたことも下地になった。
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201202150304.html
いろいろ作品集を見てみると、2011年のユリゴコロが一番新しい作品のようですね。
ユリゴコロ【電子書籍】[ 沼田まほかる ] 価格:551円 |
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫) [ 沼田まほかる ] 価格:740円 |
↑今度はこちらが映画化されるそうです。阿部サダヲが主演!
イヤミスの女王と呼ばれているようですが、今後はどのような作品を出してくれのか楽しみですね。
っということで、今回も最後まで読んでくださいましてありがとうございました!!
映画ユリゴコロの原作小説のラストはバッドエンド?感想はイヤミスか
参考サイト
朝日新聞デジタル:容赦ない残酷さヒット 沼田まほかるの小説「ユリゴコロ」 - 文化トピックス - 文化
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201202150304.html
沼田まほかる - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BC%E7%94%B0%E3%81%BE%E3%81%BB%E3%81%8B%E3%82%8B
沼田まほかる(ぬまたまほかる) 作品一覧(おすすめランキング順) オスダメ ミステリ
https://osudame.com/author/A0851