2013年の放送では、視聴率40%超えを記録し、流行語にもなった「倍返し」
続編を望む声が根強い中、主演の堺雅人さんが結婚し、お子さんが生まれた中で、芸能活動をセーブする動きがみられたので
「半沢直樹」の続編の製作は難しいのではないか?と言われていましたが、7年を経てようやく続編の放送。
心待ちにしていた人も、多いのではないでしょうか?もちろん「半沢直樹」の痛快さを楽しみにしている視聴者もいますが
かげながらの人気キャラクター香川照之さん演じる「大和田暁」を楽しみにしていたファンも多いはず!
今回は、香川さん自身も「アドリブが多い」と語っていたように、大和田のアドリブに注目します!
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目次
【半沢直樹2】香川照之が大和田のシーンで話題になったアドリブまとめ!
東京中央銀行の取締役だが、かつては半沢に不正を暴かれ、バンカーとしての生命を絶たれそうになるが、
人に取り入ることに長けている分、派閥を寝返り居残りに成功したばかりか、
行内最年少で常務に抜擢されるほどの、頭がきれる人物だが、半沢とはあまり相性が良くないのかどうなのか…。
香川照之が大和田シーンでアドリブが話題に!
毎回、視聴者を釘付けにしたのが、どこまでが台本で、どこからがアドリブなのか?
アドリブを仕掛ける側も、仕掛けられた側も、うまく切り返し、さらにドラマを盛り上げる要素になるので
アドリブの採用が多いのですが、大和田については特に多いようです。
特に香川照之さん自身が単なる「俳優」ではなく、【歌舞伎役者】と言う一面を持ち合わせていることと、
共演者にも市川猿之助さん、片岡愛之助さん、尾上松也さんなど、歌舞伎役者が多いことから、
歌舞伎役者からの視点でセリフを見てしまうことが、アドリブの誕生にもつながっています。
そして、台本を見ながら「ここはこうしたい!!」と思っても、リハーサルですぐには出さないようで、何カットか撮った後に、いきなり出す。
そして、そこに堺さんも乗っかってくる。と言うパターンが多く、それが採用され放送される。といった流れがあるそうです。
香川照之が大和田シーンで話題になったアドリブ
2話
半沢をよく思わない大和田らしいアドリブです。
「お・し・ま・い・DEATH!」
と首を掻っ切るジェスチャー
これは子供たちの間でも流行ったようですね。7年前に「土下座」をして以来の再会シーンに、半沢に浴びせたかったようです。
6話
「銀行沈没!」とソファーに座り込むシーン。堺雅人さんからのアイデアで
ソファーに沈む瞬間に「銀行沈……ヴォツ!」
と、大袈裟にソファーに座って見せたあのシーンも実は、普通のシーンになったはずのところでした。
7話
曽根崎を挟んで、半沢と大和田のシーン。元々は大和田に「さぁさぁ」と言う台詞がありましたが
そこに歌舞伎の「常套句」が浮かび、境さんからも「さぁ」を一つください。
と申し出があったので、曽根崎を挟み2人で「さぁ」「さぁ」と詰めよっっていくシーンに仕上がりました。
同じく7話から、大和田が半沢に「人にものを頼むときの大事な7文字」
と、言うシーンがあるのですが、半沢が指を折って数えるシーン。
大和田が「君は小学生以下か」と、シーンが終わりますが、これはアドリブだったそうです。
半沢が指折り数えたのも、大和田のセリフも、台本に【屈辱的に】と指示があっただけで、
セリフに「7文字」と言う数字もなかったので、即興で堺さんが指を折って数えた結果のシーンです。
ちなみに「3文字」で終わったそうですが、堺さんの脳裏には【たのむ】と言う言葉が浮かんだそうです。
まとめ
アドリブって視聴者からはわからない分、後で知って驚きますよね。そして、それが返ってドラマのシーンを印象付けたりもする。
「半沢直樹」に関しては堺さんと、香川さんのアイデアの出し合い。と言うアドリブもありましたが、
香川さんは他のドラマなどでも、アドリブや「顔芸」と言ったことで人気のある役者さんである一方で
「演出家にとっては扱いづらい俳優」と位置づけされているようです。しかし、その扱いづらさがドラマにいい影響を出すので
結局は香川さんの実力という部分が大きいですね。
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