【漂着者】勝者には何もやるなの意味とは?ヘミングウェイの本とは?

「勝者には何もやるな!!」と衝撃的な言葉を放った、全裸の男性が新潟の海岸で発見されたことで、SNSでは大変な騒ぎとなった。

その言葉が、へミンウェイの【短編集】のタイトルと同じことから、彼が記憶喪失で名前もわからないので「ヘミングウェイ」と呼ばれることになった

 

記憶がないのに、なぜ手をクロスするポーズや、「勝者には何もやるな」という言葉がはっせられたのか!?

【漂着者】勝者には何もやるなの意味とは?

 
 
 
 
 
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新潟の海岸で、女子高生たちが放課後を過ごしていると、全裸の男性がうつぶせになっていた。動画を撮影しながら近づいてみた。

 

ヘミングウェイが最初に言った言葉は「勝者には何もやるな」

「死んでんじゃない?」「息してるよ」「何すればいいんだっけ」「心臓マッサージ?」などと言いながら、彼に近づき一人の女子高生が

「すみません」と声をかけた。そして別の女子高生は警察を呼んだ。男性は呼びかけに目を開けて、上半身を起こしたかと思うと

 

カメラに迫り「勝者には何もやるな!!」といきなり叫んだ。そして彼は近くの「新潟医療大学病院」へ搬送された。

警察には動画は勝手にアップしてはいけない。と言われたが、警察が到着した際にはすでにアップされバズリ始めていた

 

そして、彼がはなった言葉が有名な小説家「ヘミングウェイ」の短編集から来ているのではないか!?という話しになり

検査の結果体に異常はないが、彼はすべての記憶を失っており、名前がわからないことから、最初の言葉にちなみ仮名『へミンウェイ』とされた。

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【漂着者】勝者には何もやるなの意味とは?

へミンウェイが執筆した短編集のうちの3集目のタイトルが「勝者には何もやるな」、おそらく1933年に発売された日本語訳では「勝者に報酬はない」とされているところもある。

この短編集は14の話しからなっており、初版と再版があるが再販は3編の話しが追加されている。おそらくタイトルの意味は最初のストーリー

 

「嵐の後」というストーリーから来ているのではないのだろうか。お宝があるというカリブ海に一人の男性が船を出し探しに行きますが、

嵐に遭い船は難破します。しかし、彼は漂流しながらも「死体だらけ」のクルーズ船という『お宝』を見つけるのJですが、

 

その価値がわからず、手にすることをあきらめました。しかしその価値に気付き戻った時には、すでに他のものにクルーズ船ごと『お宝』は略奪されていました。

本来先に見つけた彼が『勝者』であるにも関わらず、何も手にすることができなかった。犠牲を払い(船の難破・漂流)、その先に「栄光」が待っていた。

 

しかし、結局は何も手にできなかった。勝者であっても「頑張った」とか「すごい」とかそんな言葉はいらない。

勝者には今まで多くの犠牲を払ってきたのだから、そこで賞賛の言葉などはいらないのではないか・・・。

 

と、ヘミングウェイがこの小説に収めた物語には「あきらめの境地」が描かれており、いくら勝者であっても、その過程を知っているならば、何かを与える必要などない

ということなのではないだろうか・・・。

 

元となっているヘミングウェイの本とは?

 
 
 
 
 
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ヘミングウェイは短編集3作を発表しています。そのうちの一冊のタイトルが「勝者に何もやるな」

 

元となっているヘミングウェイの本とは? 

・われらの時代に

・女のいない男たち

・勝者に何もやるな

この3編のうちの一冊で、「われらの時代に」では、生と死の恐怖が描かれ、ヘミングウェイの処女作もおさめれられています。

「女のいない男たち」は失われた時代を『虚無感』と共に生きる男たちの姿が描かれた短編集です。

 

そして、「勝者に何もやるな」は前2作に描かれた者達の成長から、絶望、そしてあきらめの境地に至るまでが描かれ、

本来ならば3編ですべてのストーリー性が、浮かび上がるようになっています。

 

ツイッターの反応は?

そうですね。SNSがバズリ様々なコメントの中に「あなたの番です」って出てきてましたよね。やはり原案が同じ秋元康さんだからでしょうか!?

そして、「ローゼン岸本」がヘミングウェイのクローンとは・・・。なかなか飛躍した考え。ということはヘミングウェイは、過去から来たのか!?

 

しかし、予知能力があることを考えると、「未来」から来た。と考える方が自然であり、ローゼンの団体がヘミングウェイの記憶操作をして、未来に追いやった。

う~~~ん・・・これも飛躍してますね。とにかく手をクロスすることに何の意味があるのか!?あのタトゥーに深い意味があるはずですよね。

 

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まとめ

・意識不明の男性がいきなり叫んだのは「勝者に何もやるな」

・ヘミングウェイの短編集の3編目の「タイトル」あきらめの境地の物語

・この前に2作の短編集があり、そのつながりで描かれたのが「勝者に何もやるな」

・Twitterでは同じ原案秋元康さんの「あな番」につなげている人も多い

 

謎が多い始まりでしたが、なぜ彼は身元引受人が決まったら、「では、その前に」と手をクロスして背中から落下したのか

予告から頭に怪我をしていることから、彼は死んでいない。そしてわざわざ手をクロスして固定した状態で自殺した男性

 

ヘミングウェイの「タトゥー」を見て、かなりおびえていた。それは「しあわせの鐘の家」がかなりのカルト教団なのだろうか!?

 

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