「夏への扉」はロバート・A・ハインライン原作の小説です。SFの要素を取り入れた作品は、秀作として今も人気が高く、
日本でも加藤喬さんが訳して、1958年に発売されました。そして、2021年6月公開で山崎賢人さん主演で映画化され、
SFの要素や、タイムマシーンなどの登場で、異世界を味わうことができます。今回はピートについて調べてみます。
目次
映画【夏への扉】ロボットのピートについて!ピートの正体は何者なの?
たくさん見てくださっていて、ありがとうございます!🐈#夏への扉 #Netflix pic.twitter.com/fTFqpbCNpW
— 映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』公式【12/3 BD&DVD発売🐈】 (@natsu_doormovie) June 26, 2022
原作では友人の裏切りに会い、主人公は冷凍されてしまいます。
ロボットのピートについて
ピートはもともと原作者、ハイラインの愛猫の名前でした。そのまま物語に登場させ、主人公の愛猫として描かれています。
しかし、一緒に冷凍されるはずが、ピートがいなくなってしまい、主人公だけが冷凍されてしまい、
30年後に目覚めた時には、すでにピートは亡くなっています。ピートへの思いを断ち切れない主人公は、
自信がロボット開発の技術を使い、愛猫ピートを再現するのです。
ピートの正体は何者なの?
ピートは先ほども記載したように、主人公の愛猫であり、いつも外からドアをノックして「開けて」と催促してくる猫ですが、
ピートはその扉は「夏へ」と続いていると考えています。しかし、主人公が冷凍されるときにいなくなってしまい、
主人公の宗一郎だけが冷凍され、30年後によみがえりますが、残念なことにピートはすでにいなくなっていました。
しかし、2025年によみがえった宗一郎は、まだ未完成のタイムマシーンで、過去か未来かどちらに行くかわからない状態で、
賭けにでて、過去にタイムスリップすることに成功します。そして、自分を裏切った共同経営者の元からピートを助け出し
現代にまた戻ってくることができました。宗一郎にとってピートはなくてなならないパートナーなのです。
猫のピートとの関係も考察!ツイッターの予想は?
◆配信開始
『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』(日本)山﨑賢人主演。ロバート・A・ハインラインの小説「夏への扉」を映画化。
1995年、将来を期待される科学者だった高倉宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ましたのは、30年後である2025年の東京だった。#夏への扉 pic.twitter.com/9vMIDPqaTL— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) June 25, 2022
ピートは猫ですが、どこまで主人公とかかわりがあるのでしょうか!?
猫のピートとの関係も考察!
猫のピートは原作では、主人公の家にある11のドアのどれかが「夏へ続く」とおもっています。
主人公も夏へ続く扉を探しています。ピートが夏へ続くと思っているのは、冬が嫌いだから。
主人公とピートの考えはリンクしているのです。しかし、共同研究者に裏切られ、冷凍睡眠に入ってしまっている間に
ピートは亡くなってしまいますが、30年後によみがえった主人公は、ピートをロボットとしてよみがえらせます。
そして、共同経営者への仕返しを考えますが、すでに会社は倒産し、共同経営者は死去しており、復讐の意味がなくなってしまいました。
それでもピートだけは主人公の元にロボットとして寄り添い、タイムマシーンで過去に戻ることで本物のピートを取り返すことができました。
主人公が「夏の扉」を探すのに、欠かせないパートナーが猫のピートなのです。
ツイッターの予想は?
『夏への扉』
原作を読み返したあとに邦画版視聴。ピートが30年後の未来でヒューマノイドとして重要な脇役として登場したり、いい感じに邦画らしくアレンジされてて面白かった!原作と違いお膳立てが良すぎて未来にいるの一瞬だなとは思ったけどしゃーないか😂#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/lhZBy9dOWC
— ちきん南蛮 (@03yomyom) September 5, 2022
ピートは相変わらず夏への扉を探している。今年の冬は特に寒いからな。先月、日本の友人から写真が届いた。
「…花?」
鮮やかに染る朱の色。
紅葉、という現象らしい。
なんとも小気味よい、
風情のある景色ではないか。
「おいみろよ、ピート」
「秋への扉も、悪くないぞ」
『ニャーン?』 https://t.co/uGbEQfguCj— Rion@台本作家📚4/21〜台本307本投稿/残り693本! (@RionandOrion) September 11, 2022
冬が来るとピートは、きまって、まず自分用のドアを試み、ドアの外に白色の不愉快きわまる代物を見つけると、(馬鹿ではなかったので)もう外へは出ようとせず、人間用のドアをあけてみせろと、ぼくにうるさくまつわりつく。(夏への扉,1956ロバート・A・ハインライン)
— バイオタコスbot (@biotacos_bot) September 7, 2022
やはりピートは「夏への扉」を探すパートナーとして、欠かせない存在となっていますね。
ロボットになってもその気持ちは変わらず、「夏への扉」を探す相棒として欠かせないですね。
まとめ
・ロボットのピートは冷凍されてしまった主人公が目覚めた後に作り出した、愛猫のロボット
・ピートは家にある扉が「夏への扉」だと信じている
・主人公も「夏への扉」を探していますが、そのためにピートは欠かせない存在
・Twitterでもピートは冬嫌いの夏好きとして認識されている
今回は「夏への扉」で、主人公の愛猫のピートについて調べてみました。猫になってもロボットになっても
「夏への扉」を探し続ける、主人公の良きパートナーなのです。