2020年9月22日、TOKIOの元メンバーである山口達也さんが酒気帯び運転で逮捕されました。
東京都練馬区内の交差点で山口さんの運転する大型バイクが、信号待ちをしていた乗用車に追突しました。
幸いにもケガ人は出ませんでしたが、大型バイクを運転していた山口さんからは、基準値の4倍以上にも及ぶアルコール濃度が検出されました。
しかも事故の相手が警視庁の警察官だったそうです。
山口さんはその場で、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されることになりました。
この世間を騒がせたニュースですが、こちらの事件には続きがあります。
それが酒気帯び運転で逮捕された山口さんの家に家宅捜索が入ったのです。
ということで今回は、酒気帯び運転での家宅捜索についてまとめました。
酒気帯び運転で逮捕後に家宅捜索ってあるの?
そもそも違反となる酒気帯び運転には基準があります。
呼気1リットル中のアルコール量が0.15mg以上で違反となります。
アルコール量が0.15mg以上0.25mg未満の場合は、13点の違反となり免許停止に。
0.25mg以上ですと25点の減点となり免許取り消しの処分となります。
また0.15mg以上の酒気帯び運転は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。
しかし今回の事件では、これらとは別に山口さんの家に家宅捜索が入りました。ではなぜ家宅捜索が入ったのでしょうか。
山口達也氏が酒気帯び運転で逮捕後に家宅捜索
酒気帯び運転で逮捕されて山口さんですが、釈放後に家宅捜索が入りました。
酒気帯び運転で家宅捜索が入るのは異例のことで、色々な憶測が飛び交っています。
一つは取り調べで山口さんの供述が二転三転しているからというものです。
当初は『酒が残っている自覚はあったが、事故さえ起こさなければ大丈夫だと思った』
という供述でしたが、
検察側の調べには『体に酒が残っているとは思わなかった』などと話したそうです。
警察は飲酒運転の証拠を探すために家宅捜索を行なった可能性があります。
そして山口さんの供述が果たして真実なのか、何かしらの証拠を探すために家宅捜索を行なったのでしょう。
もう一つは警察の面子の為です。
というのも山口さんが事故を起こした日が、「秋の交通安全運動」の期間中だったのです。
運転する方ならわかるかと思いますが、交通安全運動の期間中はいつもより取り締まりが厳しくなることもあります。
そんな中で一発で免停となる飲酒運転をされるのは警察の面目も丸つぶれということになります。
また有名人を逮捕することにより、世間に認知させるというある種の見せしめ的に家宅捜索が行われたのかもしれません。
あくまで憶測ですので真偽のほどはわかりませんが、何か理由があっての家宅捜索なのでしょう。
ツイッターの反応は?
では続いてツイッターの反応を見てみましょう。
山口くんが家宅捜索されたのが異例らしいけど家飲みだからだろうなぁ…店飲みなら伝票で飲んだ量わかるし。
あと秋の交通安全期間真っ只中だから警察もアピールしとかないとメンツたたんでしょ。
でも個人的は呼気アルコール0.7で酒酔い運転じゃなくて酒気帯び運転って方が驚き(酒強すぎ
— クランカン@R・ルーシー (@kurancan) September 29, 2020
https://platform.twitter.com/widgets.js
家宅捜索に踏み切った警視庁 山口達也氏が触れてしまった「逆鱗」とは
これは本当に的外れ。交通安全運動期間だからとかは全く関係がないよ。
そもそも酒気帯びではなく酒酔いだから、否認されたら強制での立証措置が必要なんだよね。
妄想で記事を書くのは罪悪。#ldnews https://t.co/8IBAwA12vY— 怪盗蟷螂仮面 (@haiiro18) September 29, 2020
https://platform.twitter.com/widgets.js
色々な意見がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。
警察の面子の為なのか、はたまた山口さんの供述の裏付けを取る為なのか。
どちらの可能性もありますし、もちろん両方の可能性もあります。
まとめ
ということで今回は、TOKIOの元メンバーである山口達也さんの飲酒運転と、それによる家宅捜索についてまとめました。
詳しい法律や刑法はわかりませんが、酒気帯び運転での家宅捜索は異例です。
それには相応の理由があるのだと思いますが、それが公にされる日は来るのでしょうか。
少し謎の残る事故になりましたが、山口さんの酒気帯び運転は残念でなりません。
彼の更生を願い、いつの日か表舞台に帰ってきてくれるのを期待しましょう。