40歳の誕生日を迎えたその日___とはいえ、独り身で金も夢もないどん底の暮らしは何も変わらず、
淡々と出勤してみれば、目の前に現れたのはかつて自分を捨てた男だった…という散々な現実に打ちひしがれた笛吹新(うすい あらた)。
その日の帰り道、彼女が思いがけず飛び込んだのは熟女バー”OLD JACK & ROSE”。
新は、エレガントで女子力高めのお姉さまホステスや遊びにやってくるお客さんたちに磨かれ、新しい人生の扉を開いていくことになるのです。
そんな新を、現在39歳のカメレオン女優・池脇千鶴さんが等身大で演じています。
目次
【その女、ジルバ】池脇千鶴はすっぴん?それとも老けメイク?
「その女、ジルバ」を見た時に、驚いた方も多かったのではないでしょうか!?
美少女「リハウスガール」として華々しくデビューした、池脇千鶴さんの面影があまりにも違いすぎませんか!?
【その女、ジルバ】池脇千鶴のメイクが話題に?ツイッター感想は?
https://twitter.com/hoheto_chao2/status/1350459695564091393
その女ジルバ!40才以上の高齢熟女バーで働き始め日常を変えてく話。面白くて泣ける。池脇千鶴の役作りが凄い!太って見えるのは頬に何か入れてる?目の下クマとシミは多分すっぴん?でもこれが大多数のリアルかも。服装も。お洒落意識高い系なおばさんだけじゃないしね。#その女ジルバ #池脇千鶴
— ゆのゆのちゃみちゃみ (@yunochami_kei) January 11, 2021
すっぴんとか寝起きとか泣き顔とか老け顔とか、本当にぶっさいくに見えるよう演じる事のできる池脇千鶴さんやっぱ凄いわ大好き
— みのり (@minoriyutaka10) January 9, 2021
皆さん、池脇さんの”新(アララ)”をとても好意的に受け止めているようです。
実年齢39歳、重ねた年齢を糧にして演技の幅を広げていく池脇さんは、これまでも”激太り”と揶揄されながらも
役のキャラクターに合わせて体系や顔つきを変えて演じることも多々あり。
寝起きの浮腫んだような顔、ほうれい線もあらわな大あくびや、ため息をつくときの伏し目がちな表情の陰影など、
等身大の”リアル”を惜しみなくさらしていることで同年配だけでなく、広く女性の共感を呼んでいます。
池脇千鶴はすっぴん?それとも老けメイク?
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物語の始まりである2019年の秋、新が置かれていたのはまさに人生のどん底ともいうべき境遇でした。
そこにいた彼女(=池脇千鶴)は恐らくすっぴんであったと思われます。
ノーメイクで眉もいじらず、口角が下がって無気力極まりない不幸顔。
内面からジワリと滲む苦労や諦めが肌をくすませて見せているかのようでした。
その様子は、女としてゼロより下、マイナスともいうべき状態だったのです。それを見た視聴者はほぼ”すっぴん”だろうな、と推察しています。
それが1話後半で”OLD JACK & ROSE”のホステス達におだてられ、メイクを施されて飾り立てられたとき、瞳がきらきらと輝き、こぼれんばかりの艶を見せるのです。
「女はね、常に意表を突くものなのよ?」
くじらママ(草笛光子)が囁くその一言のように、新はこれから変化し、女性として成長していくのだろうという予感がしています。
【その女、ジルバ】池脇千鶴の年齢や笛吹新(アララ)の役柄は?
新として、倉庫で働く40歳の女性と、アララとしてBARでギャルとして働く2役を見事に使い分けている印象がありますが、
池脇千鶴さんの芸能界のスタートはどのようなものだったのでしょうか!?
池脇千鶴さんプロフィール
生年月日 1981年11月21日
出身地 大阪生まれ
現年齢 39歳。
1997年に当時の美少女・アイドル女優の登竜門と言われていたCM「三井のリハウス」のオーディションで8000人のエントリーから
”リハウスガール”に選ばれて芸能界デビュー。
2001年にはNHK朝ドラの「ほんまもん」に主演、NHK大阪制作のヒロインとして奮闘しました。
2004年に映画「ジョゼと虎と魚たち」でその演技が絶賛されて高崎映画祭 最優秀主演女優賞を獲得。
2014年には映画「そこのみにて光輝く」でヒロインを務め、日本アカデミー賞優秀主演女優賞をはじめ、アジア・フィルム・アワードなども受賞しています。
ナチュラルな演技に定評があり、映画「うさぎドロップ」や「きみはいい子」、「半世界」では子供を思う母親を丁寧に演じていました。
笛吹新(アララ)の役柄は?
福島県生まれの新は東京の短大に進学し、大手の百貨店にアパレル店員として勤務していましたが、
結婚を約束していた男(転任してきた上司の前園真琴(山崎樹範))に捨てられて左遷され、物流倉庫勤めをしていました。
何も起こりそうになかった40歳の誕生日に くじら ママ(草笛光子)と出会い、熟女バーの”OLD JACK & ROSE”に飛び込み、新人ホステスとして働くことになるのです。
その店は戦後の混乱期にブラジルから帰国してきたジルバという女性が開いたところ。
くじらママは、なぜか新にその先代ジルバ ママの面影を見ているようなのです。やがてマスターもアララにジルバを重ねるようになります。
まとめ
・池脇千鶴に対してTwitterの反応は!?
・新の時はすっぴん!?
・池脇千鶴さんプロフィール
・アララの役柄は?
本編ではまだ謎めいた存在として語られるだけの存在”ジルバ”。
新は彼女の形見のドレスや靴を身に着けて店に出ることになりました。
https://twitter.com/e9tqo9lkZqUmHZS/status/1348183014887411717
公式サイトにあるのは晴れやかに口を開けて笑うジルバの姿。
演じるのは池脇千鶴さんご本人です。その”老けメイク”はとても素敵。
草笛光子さんもですが、年齢を重ねてますます美しさに磨きがかかり、若い女性にはないチャーミングな魅力が溢れています。
新自身がこんなふうに笑える日が来るのでしょうか。沢山の女性の共感を呼ぶ物語は、まだ始まったばかりです。
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