2021年9月公開の映画「空白」、古田新太さん主演の父親の立場からの視点で描いたストーリーです。
中学生の娘が、スーパーで万引きをしようとしたところを、店長に見つかり、逃げましたが逃げる途中に事故に遭い亡くなりました。
そこから父の暴走がはじまり、やがては店長は職を失うことになるのです。このセンセーショナルな内容の映画ですが、実話なのでしょうか!?
目次
映画【空白】の物語は実話なのか?元ネタとなった事件のニュースは?
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映画『#空白』
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現実には【原作】ないとされています。
映画【空白】の物語は実話なのか?
脚本を担当したのは、監督も兼任された田恵輔さんです。最近話題となったのは「BLUE/ブルー」松山ケンイチ主演映画です。
実際に監督自身が長年の「ボクシング」の経験を活かして撮影された映画です。今回の「空白」はどうなのでしょうか!?
脚本とあるだけで、【原案】【原作】と言った言葉は見られません。しかし、ネットを探っていくと気になる記事がありました。
元ネタとなった事件のニュースは?
それは今から20年前のことです。舞台はすーぱーではありません。古本屋ですが、高校生の男の子が万引きをしようとし
店長に見つかり、逃げましたが男の子は線路に逃げ、そのまま列車にはねられて死亡してしましました。
そして、その店は【誹謗中傷】の的となり、店主は店を閉店せざるを得なくなりました。
今回のストーリーでは女の子ですが、どことなくこの事件にインスパイアされた部分があるのではないのでしょうか!?
店長・子供・遺族・大衆のそれぞれの心理は?ツイッターの反応は?
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この映画では、犯罪である「万引き」を防止しようとした、店長が追いかけたことに端を発しています。
店長・子供・遺族・大衆のそれぞれの心理は?
店長
子供の犯罪をなくしたい一心だったと思います。
子供
特に欲しかったわけではなく、スリルを楽しむことや、家族にかまってもらえない寂しさから、
万引きを繰り返すケースがあります。この場合、親の気を惹きたかっただけなのではないのでしょうか!?
遺族
普段はコミュニケーションをあまりとらなかった親子でしたが、娘が亡くなった悲しみを、どこにぶつければいいのか・・・。
そんな父の不器用さが「暴走」に走らせたとも考えられます。誰かに責任転嫁することで、悲しみをまぎらわせたかったのでしょう。
大衆
世間の目は「未遂なのに追いかけた店長が悪い」となりますが、父親の暴走が加速するとともに、
「そこまでしなくても」という心理にかわっていくのではないのでしょうか!?
Twitterの意見
19.空白
日常に潜む誰しもが歯車になりそうな難しい問題を、よくここまで繊細に、丁寧に描いてくれたと思った。
全員に責任があって、でもそこには背景があって。正しいとか正しくないとか、そんな言葉では片付けられない息苦しさに胸が詰まる。
ずっと耐えてたけどお弁当のシーン以降涙止まらなかった pic.twitter.com/nFEXB62Icf— せやかて工藤 (@zxun72) January 30, 2022
#1日1本オススメ映画
「空白」
ヘヴィな案件で落とし所を模索しました。皆、普通の人ですが、普通の人こそ背景があって各々思考があります。転調は2件目の葬儀です。MVPは片桐姐さんと奥野師です。釈然としない中、言葉で蘇生し救われました。イルカ雲がつないでくれます。 pic.twitter.com/bp0Hop5VuG— ていち (@teiti_movie910) January 31, 2022
『空白』
誰かが悪いわけではない、ただ不幸な偶然が重なっただけ、でも遺された家族は誰かに怒りをぶつけざるを得ない…。いやぁすごい映画だった。胸糞な展開かと思いきや、少しずつ空白な時間が埋められていき、希望があるラストに繋がっていく。1番感動したのは間違いなく「焼き鳥弁当」。 pic.twitter.com/rqnSLJF7XC
— ニャンコ (@nyanko_movies) January 25, 2022
映画を観た方のとらえ方は人それぞれですが、それぞれのキャラクターを細かく描写し、繊細な問題をしっかりととらえている。
と、いった共通の感想が生れています。それだけこのストーリーの作り方が一貫した筋をとおしているということですね。
まとめ
・監督・脚本は田恵輔さん、代表作「BLUE」は自身の経験を活かしている
・「空白」は原作のない映画
・20年前に似たような事件が実際にあった
・それぞれ残された人たちの立場から見れば、それぞれの思いが浮かび上がる
・Twitterでも観てよかったという共通した意見が多い
古田新太さん、松坂桃李さんの役者としての本気のぶつかり合いがそこにはあったと思います。
だからこそ、リアリティがあり視聴する人の気持ちを、しっかりととらえたのだと思います。