Netflixドラマ【ドント・ルック・アップ】実話に近い?元ネタやモデルはいるの?

Netflix配信ドラマ「ドント・ルック・アップ」、アメリカ制作の【映画】となりますが、

早々たるスターが登場する、ブラックSFコメディーとなっていますが、その根底には現実を皮肉る要素が含まれています。

 

監督を務めた「アダム・マッケイ」は以前にも金融破綻を風刺した映画を作成しましたが、実際にリーマンショックが起き財産を失う人々が出ました。

今回、この映画は実話になるのでしょうか!?そしてどこまでが実話を元にしているのでしょうか!?

 

Netflixドラマ【ドント・ルック・アップ】 

ジェニファー・ローレンスと、レオナルドディカプリオが出演するだけでも、観る価値ありそうですね。

 

あらすじや概要は?  

ある日天文学者のケイトが「新しい彗星」を発見し、大喜びしていたが、上司に当たるランダルと、その軌道を計算すると

まっすぐ「地球」に向かってきている。これは衝突したら【氷河期】時代のように人類滅亡を免れない。

 

と、大統領に忠告すべく面会を申し出るが、自分の支持率がおちているので、それどころではないという。

そして、ランダルはTVショーでその危険性を訴えるが、世論は「そんなことは起きない」と言い始め、

 

しまいには、意見が2つに別れた。「レアアース」を地球衝突寸前で分解し、気象物質を手に入れるチャンスととらえる企業と、

地球滅亡を恐れる住民。そして、「どっちもどっち」とそのやり取りを見ている人たち。

 

現実のアメリカ社会も皮肉ったこの作品は、多くの人に評価されています。

 

実話に近い?

この話しの中に、ケイトが「地球滅亡」を訴えるシーンがあるのですが、それは「地球温暖化」にもっと目を向けるべき。

と、主張しドナルド・トランプからたしなめられた「グレタ」の姿によく似ています。

 

この場合も、大統領は自分の支持率の方が大切で、そんな確実に起こり得ないことに耳を貸しません。

そして、「レアアース」から未知の物質を取り出すために、【雇用】を打ち出した企業。

 

これもドナルド・トランプが行った政策ににています。雇用を増やす。と約束をしても、低所得者は結局富裕層に

所得を搾取されてしまい、トランプを支持するのは富裕層ばかりでした。一時低所得者の支持を集めましたが

 

現実が見えてくると、国民の支持率はどんどん下がっていき、トランプは支持率をあげるために躍起になっていましたね。

まさに、そんな姿を風刺して、映画にも反映されているのが、現実なのか虚構なのか考えさせられるところです。

 

Netflixドラマ【ドント・ルック・アップ】元ネタやモデルはいるの? 

ではこの映画に元ネタとなることはあったのでしょうか!?

 

元ネタやモデルはいるの?

脚本は監督を務めたマッケイになっていますが、ケイトはジェニファー・ローレンスのために登場させた人物です。

そして、この脚本にレオナルドディカプリオも加わり、加筆などしているので、脚本完成までに3か月ほどかかっています。

 

そして、元ネタとなるのは「現在のアメリカ」特に、トランプ政権時代のアメリカを風刺しているのでしょう。

世界の温暖化を真剣に考えるべき。と訴えるグレタを鼻で笑うようなトランプの態度はまるで、

 

彗星が地球に6か月以内に衝突する、危険性を訴えに来た2人の天文学者を、自分の支持率の方が大切。

と、話しを聞くことなく返してしまう大統領とよく似ています。そして、ケイトの発表を聞いた国民は

 

SNSで意見が分かれ、「そんなこと起きない」という声が多ければ、世論がそっちに傾いていく。

そんなことも「グレタ」が地球温暖化について、演説を行った時、SNSでは意見が二極化し、

 

過剰反応する者や、トランプが相手にしないので、そんなことを考えても仕方ないという意見が見られました。

 

 

ツイッターなどネットの反応は?

『ドント・ルック・アップ』鑑賞。アダム・マッケイのブレなさには感動する…。よくある地球滅亡の話。豪華なキャストを自由に泳がせて、滅亡よりもゾッとする隠れる恐怖を突きつけてくる皮肉。というか、地球滅亡の危機にどうやったらティモシー・シャラメと出会えますかね?(真顔) pic.twitter.com/9Xz71VeCkr

— 加藤るみ (@kato_rumi0309) December 30, 2021

こののように「見てよかった」とする声がほとんどでした。そして、「彗星衝突」ではなく、今身近な

【コロナ】に置き換えて視聴している人も多くいました。コロナの方が確かに身近で置き換えると怖い話ですよね。

 

まとめ

・新しい彗星の発見は人類滅亡への始まり

・話しをみていくと、アメリカ社会を皮肉っている

・ドナルド・トランプ政権時代を風刺したような作品

・Twitterでは見てよかった作品と絶賛

 

「見てよかった」と誰もが言うような作品は、少ないですよね。中にはファッションがいけない。

という、内容と関係のない部分に注目している人もいましたが、内容はアメリカの社会風刺を

 

ハリウッドスターたちが思いっきり皮肉るけど、現実起きる可能性は0ではない。という怖さも視聴者を引き付けた要因でしょうね。

 

 

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