Netflix配信ドラマ「ドント・ルック・アップ」、アメリカ制作の【映画】となりますが、
早々たるスターが登場する、ブラックSFコメディーとなっていますが、その根底には現実を皮肉る要素が含まれています。
監督を務めた「アダム・マッケイ」は以前にも金融破綻を風刺した映画を作成しましたが、実際にリーマンショックが起き財産を失う人々が出ました。
今回、この映画は実話になるのでしょうか!?そしてどこまでが実話を元にしているのでしょうか!?
目次
Netflixドラマ【ドント・ルック・アップ】
「ドント・ルック・アップ」シネ・リーブル池袋で。
SFブラックコメディ。地球に衝突する彗星が発見されたのに、政府もマスコミも真剣に向き合わない‥。ドラマは正直イライラさせられるけど、オールスターキャストは楽しい!ジェニファー・ローレンスとティモシー・シャラメが良いポジションだった。 pic.twitter.com/ouUMjGHJot— マサル☆ (@masarutak) December 29, 2021
ジェニファー・ローレンスと、レオナルドディカプリオが出演するだけでも、観る価値ありそうですね。
あらすじや概要は?
ある日天文学者のケイトが「新しい彗星」を発見し、大喜びしていたが、上司に当たるランダルと、その軌道を計算すると
まっすぐ「地球」に向かってきている。これは衝突したら【氷河期】時代のように人類滅亡を免れない。
と、大統領に忠告すべく面会を申し出るが、自分の支持率がおちているので、それどころではないという。
そして、ランダルはTVショーでその危険性を訴えるが、世論は「そんなことは起きない」と言い始め、
しまいには、意見が2つに別れた。「レアアース」を地球衝突寸前で分解し、気象物質を手に入れるチャンスととらえる企業と、
地球滅亡を恐れる住民。そして、「どっちもどっち」とそのやり取りを見ている人たち。
現実のアメリカ社会も皮肉ったこの作品は、多くの人に評価されています。
実話に近い?
この話しの中に、ケイトが「地球滅亡」を訴えるシーンがあるのですが、それは「地球温暖化」にもっと目を向けるべき。
と、主張しドナルド・トランプからたしなめられた「グレタ」の姿によく似ています。
この場合も、大統領は自分の支持率の方が大切で、そんな確実に起こり得ないことに耳を貸しません。
そして、「レアアース」から未知の物質を取り出すために、【雇用】を打ち出した企業。
これもドナルド・トランプが行った政策ににています。雇用を増やす。と約束をしても、低所得者は結局富裕層に
所得を搾取されてしまい、トランプを支持するのは富裕層ばかりでした。一時低所得者の支持を集めましたが
現実が見えてくると、国民の支持率はどんどん下がっていき、トランプは支持率をあげるために躍起になっていましたね。
まさに、そんな姿を風刺して、映画にも反映されているのが、現実なのか虚構なのか考えさせられるところです。
Netflixドラマ【ドント・ルック・アップ】元ネタやモデルはいるの?
新年初映画は#ドント・ルック・アップ
こういうシニカルで笑える作風、好きだなぁ。
ディカプリオ&ジェニファー・ローレンスのコンビの熱演も見ているだけで楽しくて。他の大物出演者達も作品を彩っていましたね。
新年初映画がこの作品でよかったと思えました✨ pic.twitter.com/3dZbn6Fe1f— えりこ映画 (@elly_cinema) January 2, 2022
ではこの映画に元ネタとなることはあったのでしょうか!?
元ネタやモデルはいるの?
脚本は監督を務めたマッケイになっていますが、ケイトはジェニファー・ローレンスのために登場させた人物です。
そして、この脚本にレオナルドディカプリオも加わり、加筆などしているので、脚本完成までに3か月ほどかかっています。
そして、元ネタとなるのは「現在のアメリカ」特に、トランプ政権時代のアメリカを風刺しているのでしょう。
世界の温暖化を真剣に考えるべき。と訴えるグレタを鼻で笑うようなトランプの態度はまるで、
彗星が地球に6か月以内に衝突する、危険性を訴えに来た2人の天文学者を、自分の支持率の方が大切。
と、話しを聞くことなく返してしまう大統領とよく似ています。そして、ケイトの発表を聞いた国民は
SNSで意見が分かれ、「そんなこと起きない」という声が多ければ、世論がそっちに傾いていく。
そんなことも「グレタ」が地球温暖化について、演説を行った時、SNSでは意見が二極化し、
過剰反応する者や、トランプが相手にしないので、そんなことを考えても仕方ないという意見が見られました。
ツイッターなどネットの反応は?
『ドント・ルック・アップ』観た❗
人類滅亡レベルの彗星が地球に激突する⁉️な話️笑えそうなポイントはいっぱいあるんだけど、正直コロナ時代の今観ると色々リアルすぎて全然笑えなかった
もうとにかくずっと怖かったいつか実話にならないように願うばかり#Netflix pic.twitter.com/dNxJv4KQ5x
— MM (@t1mMeq2wCZwrmYO) January 4, 2022
『ドント・ルック・アップ』鑑賞。アダム・マッケイのブレなさには感動する…。よくある地球滅亡の話。豪華なキャストを自由に泳がせて、滅亡よりもゾッとする隠れる恐怖を突きつけてくる皮肉。というか、地球滅亡の危機にどうやったらティモシー・シャラメと出会えますかね?(真顔) pic.twitter.com/9Xz71VeCkr
— 加藤るみ (@kato_rumi0309) December 30, 2021
Netflix「ドント・ルック・アップ」。迫り来る巨大彗星を発見したレオ様演じる天文学者の警告に耳を貸さず、巨大スマホ企業の利益のため世界を危険に晒す米国大統領。危機の政治利用、そして分断と迫害。スマホ企業を製薬会社に置き換えれば、まんまコロナそのまま。今ならまだ間に合うと信じたい。
— 青山 まさゆき (@my_fc1) January 4, 2022
『ドント・ルック・アップ』鑑賞。アダム・マッケイ監督。巨大彗星が地球に衝突すると訴える天文学者。ヒーローはいない。情報に踊らされる人間の愚かさと可笑しさ。私達の生きる世界そのものだ。ディカプリオの冴えない天文学者が良い。タイトルの意味を知った時にゾッとする風刺コメディ。面白い✨ pic.twitter.com/rXdjTMQDbt
— 月夜のたま (@tsukiyonotama) January 3, 2022
『ドント・ルック・アップ』観た。これほどお正月に見るのに適している作品だとは!愚かな人類、2022年も生きてこうな!
— г ∪ ⊂ о (@rucochanman) January 3, 2022
こののように「見てよかった」とする声がほとんどでした。そして、「彗星衝突」ではなく、今身近な
【コロナ】に置き換えて視聴している人も多くいました。コロナの方が確かに身近で置き換えると怖い話ですよね。
まとめ
・新しい彗星の発見は人類滅亡への始まり
・話しをみていくと、アメリカ社会を皮肉っている
・ドナルド・トランプ政権時代を風刺したような作品
・Twitterでは見てよかった作品と絶賛
「見てよかった」と誰もが言うような作品は、少ないですよね。中にはファッションがいけない。
という、内容と関係のない部分に注目している人もいましたが、内容はアメリカの社会風刺を
ハリウッドスターたちが思いっきり皮肉るけど、現実起きる可能性は0ではない。という怖さも視聴者を引き付けた要因でしょうね。