皆さんは自分が使用している「スマートフォン」について知っていますか?パソコンと同じで、スマートフォンを動かすOSが入っています。
2種類あり、アップルの「ios」もしくはGoogleの「Android」の2種類になります。
簡単に見分けるには、スマートフォンの背面に「かじりかけのリンゴ」のロゴがあれば「ios」なければ「Android」今回はAndroidのお話です。
目次
スマホのSDカードを新しいものに交換する方法は?
iPhoneの場合はSDカードは使用できません
スマホのSDカードを新しいものに交換する方法は?
「Android」で動くスマホに関しては、記録媒体が2か所に分かれています。
- 本体
- SDカード
格安のスマホを購入した場合、本体の記憶容量が少ない場合もあります。そして使用しているうちに
アプリが増えたり、撮影した写真が増えたりして、本体の記憶容量を多く使用してしまうと、
スマホの動作が遅くなります。そんな時に写真などの記録は「SDカード」に設定しておくと、
本体の容量を多く消費することはなくなりますが、アプリをSDカードからの起動にすると少し遅くなりますが、
本体の記録容量は充分な空きを保ったまま使用することができます。しかし、最近のスマホの性能向上により
写真の容量が大きくなったり、アプリも容量の大きなものがあります。おそらく購入した時に
「SDカード」は『内臓』もしくは『別途購入』となっており、自分のスマホのSDカードがどうなっているかわからない。
という場合があります。そんな時はスマホの側面や、バッテリーの裏側にSDカードを挿入する場所があるので、
説明書とともにカードの容量なども確認しましょう。そして実際にSDカードがあることを知っていて利用していても
耐久年数と言って、保存が保証されるのはおよそ5年ほどと言われています。あまりにも長く使い続けている場合や
8Gなどの1桁の容量のSDカードが入っていた場合は、容量の大きなものへ差し替えることをお勧めします。
まだ使用したことがない方は、「設定」→「ストレージ」→「SDカード」からマウントを解除して、
古いカードを抜き取り、新しいカードを差し込むだけで使用可能になります。
他にはどんな方法がある?
上記の方法はまだSDカードを使用したことがない場合ですが、すでにSDカードを使用している場合、
「設定」からSDカードに一度すべてのバックアップを取り、パソコンを使って移行する方法が一番簡単です。
SDカードの容量に余裕があるならば、スマホの内容をすべてSDカードにバックアップをし「マウント解除」を行ったら
SDカードを外し、パソコンに差し込み内容をすべてコピーし、新しいカードに貼り付け、新しいカードを再びスマホに戻すだけです。
しかし、最近はスマホでことが足りるので、パソコンがないという場合もあります。もしスマホ本体にも容量の余裕がない場合
そんな時はGoogleのクラウドに内容を保存しましょう。「Gmail」を持っているならば誰でも無料で15Gまで利用できます。
それでも足りない場合は、一時的に有料の月額250円のプランに申し込み100Gに容量を増やしましょう。
SDカードへの移行が終われば、解約して無料で使える15Gに戻したり、もしものバックアップの為にそのまま月額で利用することも可能です。
クラウドにバックアップをするのに便利なアプリがあります。「Files by Google」こちらを利用してバックアップを取り
SDカードのマウントを解除して、新しいSDカードに差し替えたら、必要なファイルや写真などをクラウドからSDカードに戻します。
もし、本体の容量に余裕があれば、本体にすべてバックアップをして、新しいSDカードを差し込み
写真などすぐに使うものではないものは、SDカードへの保存をお勧めします。
バックアップの仕方は?注意してほしい点は?
では次に「注意点」を説明します。
バックアップの仕方は?
バックアップをするときに、ついでにいらないアプリや画像などを整理しておくといいですね。
そして、意外に容量の大きなアプリを入れている場合、動作が遅くなる原因となるので、アプリの見直しも必要です。
そのうえで、「設定」→「ストレージ」→「SDカード」にバックアップをしましょう。
アプリを使って、クラウド上にバックアップするには、上記で紹介した「Files by Google」の指示に従いましょう。
本体にバックアップする場合は、「ストレージ」で「本体」を選択してください。
注意してほしい点は?
注意してほしいのは、「SDカード」をいきなり抜かない!もしデータが入っている場合に、データが破損し読み取れなくなります。
そのため、面倒でも「設定」から「SDカードのマウントを解除」を必ず行い、古いSDカードを外してください。
そして、一時的にGoogleのクラウドの保存領域を100Gにする場合は、作業が終わったら速やかに解約しておきましょう。
解約を忘れると、毎月250円の支払いが自動的に行われます。
しかし、クラウド上に常にバックアップを取っておくメリットもあります。故障時の修理や、買い替えなどの時に
速やかに今までのスマホのデータを、戻して使用できるということもあります。
あと、スマートフォンの説明書をよく見て、どの容量のSDカードまで対応できるのか!?必ず確認してください。
機種によりあまり大きなギガ数のSDカードは読み込めない場合があります。
まとめ
・SDカードを買い替えた時はスマホの内容すべてを、いずれかの方法でバックアップする
・パソコンを使用する、Googleのクラウドを利用する、本体の容量が大きいなら本体にバックアップする
・バックアップの際にスマホ内の整理を行うとよい
・SDカードは必ず「マウント解除」を行うこと
本当にスマートフォン1台あれば、ネットの閲覧もできれば、アプリでゲームをしたり、ちょっとした文章作成などもできます。
しかし、そうした進化の中でデータの大きさは、以前より大きくなり、スマートフォンに負担をかけています。
スマートフォンに負担がかかりすぎると起動が遅かったり、保存できなくなったりします。
そうなる前に、自分のスマートフォンについてまず知ること。そして、SDカードに保存したほうが良いものを選別して、
本体とSDカードの保存領域の使い分けをしていくことが大切です。