NHKで話題となっている、生まれつき耳が聞こえない、ろうあの父とその娘しずかの暮らしぶりと、しずかの恋を描いた
「しずかちゃんとパパ」話せない父の代わりに、父の耳となり口となり、しずかちゃんはパパの気持ちを伝えます。
今回は、その大きな役割を果たす「手話」について調べてみたいと思います。
目次
【しずかちゃんとパパ】手話がすごくうまい!
【#しずかちゃんとパパ】
静(#吉岡里帆)と康にぃ(#稲葉友)は幼なじみ👭
ずっと兄みたいな気分でいたけど、いざ静が他の男と付き合うと複雑…🥺その微妙な感じを稲葉さんがうまく表現してくれました😚
それにしてもマッチングアプリの相手は存在するのでしょうか…🤔https://t.co/eoJZhSjM9L pic.twitter.com/OdzvJPiDnN— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 27, 2022
手話のシーンについて視聴者からの評価がかなり高いようです。
手話のシーンについて
手話と言えば、しずかちゃんとパパにとっては「日常会話」ですよね。指の形や、手の振り方などで言葉を伝えます。
しかし、ただ単純に覚えれば使えるものでもありません。手話にも感情を込めることは必要となります。
さまざまなドラマで、地方の言葉が出るたびに「方言指導」とテロップが流れますが、今回も「手話指導」についてテロップがありました。
特に耳が聞こえないパパ役を演じる笑福亭鶴瓶さんには、「江副悟史、はせ亜美、三浦寿、南瑠霞」さんの4名の特別チームが組まれました。
普通に出来上がった脚本を、手話に直して、それを指導に沿って練習し、そして本番の撮影に入る。
とにかく自然に見えるように、特に念入りに行われたようです。そして、話すときも「間」があるように、
手話にも「間」を入れることでより、自然な手話に近づけたそうです。
手話がすごくうまい!ツイッターの声は?
しずかちゃんと手話
【大丈夫】
右手指先をめっちゃ揃えて、
左胸から右胸へ。公式さん、LINEスタンプとしずパパ続編作ってくれないかなぁー🥰#しずかちゃんとパパ #吉岡里帆#手話 pic.twitter.com/EVnJVOReC1
— グルグルみゃー♪ (@gurugurumeeeeow) April 23, 2022
映画業界に携わるろう者として声を上げます。
鶴瓶さんがろう者を演じるにはフォローできないぐらいにあまりにも手話が下手すぎます。そこまでして聴者がろう者を演じなければいけないのでしょうか。視聴者の中には手話で生きる人たちが沢山います。あまりにも舐めすぎています。#しずかちゃんとパパ https://t.co/MWE9dUXWpt— 牧原依里 MAKIHARA ERI (@MakiharaEri) March 13, 2022
ラインスタンプ、あってもおかしくないですよね。今カフェなどで静かにしている集団や、カップルを見ることがありますが、
彼らは、簡単な表現は手話で、込み入った話しはメールで行っているようですね。
あえて、ろう者と思われる方からの意見も載せさせていただきました。確かに「生まれつき」と「ドラマの為に」
手話をするのはかなりの差が出ると思います。それでも一般の人にろう者の気持ちが伝わることが一番このドラマの大切な部分かもしれません。
手話指導チームとは?手話を覚えるコツは?
【ついに本日より!】NHK BSプレミアムドラマ「しずかちゃんとパパ」の放送がスタートします!
鶴瓶は吉岡里帆さんの父親役で手話に初挑戦。父と娘の笑って泣けるホームコメディーをぜひご覧ください!
毎週日曜 よる10時〜(内容49分)全8回放送です。#吉岡里帆 #笑福亭鶴瓶 #しずかちゃんとパパ pic.twitter.com/KGmymhiCq3
— 笑福亭鶴瓶STAFF公式 (@denner_tsurube) March 13, 2022
手話と言えば、最近ではニュースの下に出てきたり、皇族の方がスピーチされたり、認知はされてきましたね。
手話指導チームとは?
このドラマに関して、「手話指導チーム」とは、
・脚本を手話に変換する方
・実際に手話で教える方
・手話に感情を入れる方
などの役割があったと思います。ドラマの撮影時間が限られているので、複数人で笑福亭鶴瓶さんの「セリフ」を担当し、
その中で、細かく役割分担することで、より感情が視聴者に伝わりやすい、手話を鶴瓶さんが表現者として演じているのかもしれません。
そして、健常者には分らない、ろう者の言いたい部分も伝える必要があると思うので、おそらく、脚本やプロデューサーに意見する立場の人も必要だったと思います。
手話を覚えるコツは?
日本での手話の歴史は浅く、17世紀ころから始まったそうです。それまでは「指文字」が使われていたようで、
手話をおぼえるには、この「指文字」を覚えることが基本となるそうです。なぜなら、手話で表現する言葉より、指文字の方が少ないというメリットがあります。
そして、手話で表現できない単語は、「指文字」となるので、手話の基本中の基本です。
「あいうえお」と順番に覚えるよりも、本や新聞を指文字に変換してみるのもいい練習になるようです。
まとめ
・鶴瓶さんの手話については4名からなる特別指導チームが組まれた
・Twitterでは一般からみれば、素晴らしい手話も、当事者たちから見れば未熟
・指導者が多いのは、脚本を手話に変換したり、それを指導したり、細かい役割がある
・手話を覚えるには、まずは「指文字」から