マスクの代用に簡単に手作りできる簡易マスク!一覧のまとめ

新型コロナウイルス感染症の対策として重要視されているのがマスクの着用です。

 

口と鼻を覆うことで、感染者から他者に咳やくしゃみなどによる飛沫が飛び散ること、また反対に感染者から飛び散った飛沫を直接吸い込まないために有効とされています。

 

本来は医療外科用のサージカルマスクを使用するのが望ましいと言われていますが、

 

現状ではその医療現場ですら十分なマスクの確保が難しいとされており、市場に出回るマスクは限られ、その争奪戦が激化しています。

 

日常生活の場では、サージカルマスクほどの防御力はないものの、洗って繰り返し使えるタイプの布マスクにも、咳エチケット用としての効果は認められており、着用を推奨されるようになりました。

 

ここでは、簡単に自作できるマスクや、代用品を用いて同等の機能を満たすアイテムについてまとめてみましょう。

 

手作り布マスクの予防効果や有効性は?メリット・デメリットなど

 

マスクが売ってない?手作りマスクがおすすめ

 

マスクは、ドラッグストアなどで何処に行っても売り場の棚に見かけることはありません。

 

通販でマスクを注文したらタオルが届いたなどという詐欺まがい商法の被害も報告されており、性能を満たした適正な価格のマスクを通常のルートで購入するのは今暫く難しいと考えた方が無難でしょう。

 

ドラッグストアの前に朝の5時から並んでマスクを買い求める人の姿も珍しくありませんが、不特定多数の人と近接し、

 

感染リスクすらある開店までの4時間があれば、誰にでも布製マスクが一枚くらいは作れそうな気がします。

 

一時期、滅菌ガーゼを使う手作りマスクが流行りましたが、在宅介護などで本来必要な人の手に渡らなくなったことから問題になりました。

 

ここでは、今家にあるものを使って簡易的に作ることが出来るマスクのレシピや、ちょっと意外な材料についてまとめます。

 

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マスクの代用に簡単に手作りできる簡易マスク!一覧のまとめ

 

手作りマスクにはいくつかの傾向があります。

 

ありもののハンカチやバンダナなど平たい布を切ったり縫ったりせず、折り紙のように折って使うタイプ。

 

また縫製して作る場合には、顔のカーブに合わせてフィットする形に成型して使うタイプと、平たい布にタックを寄せて縫ったタイプです。

 

着用感はそれぞれですが、人によっては口と鼻が塞がって呼吸しづらいと感じるケースや、眼鏡が曇りやすいといったデメリットもあります。

 

手作りの場合には微調整をして自分が快適な仕様を模索することも出来ますので、いろいろ工夫のし甲斐がありますね。

 

まずは、もっとも簡単な、コーヒーフィルターとホチキス、ゴムひもを使用した使い捨てマスクです。

家政科の先生が提唱しています。

 

 

ここで問題になるのが「ゴムひもが入手できない!」ということです。

 

数年前の手作りマスクのブーム以来、手芸屋さんには“マスクゴム”として販売されていた専用の製品がありましたが、

 

現在ではまず入手は困難を極めており、100均の髪ゴムも在庫が切れている状態が続いています。そこで話題になっているのがタイツやストッキングです。

 

 

 

結び目もなく、丈夫で柔軟性に富み、耳に馴染むとして爆発的に広まったアイデアです。

 

厚手のタイツなら1センチ幅の輪切りで、ストッキングなら2~3センチ幅に、など体験談が豊富に載せられているので、参考にしてください。

 

縫わないタイプのマスク代用品はハンカチ、手ぬぐい、バンダナなど、家にある大判の布とタイツなどで作った輪ゴムがあればすぐに作れて、何度も洗濯して使えます。

 

 

 

 

アウトドア雑誌からはこんな驚きのアイデアも飛び出しました。大判のバンダナをバイアス(斜め)にして使うことでフィット感が増します。

 

何度か練習することで、自分の顔に合わせて折り方やねじり方が分かってきます。

 

こちらはマスクカバーということですが、バンダナ単体でも十分にマスクとして活用できそうです。

 

さて、“縫う”ことに抵抗のない方には、こちらの二点をお勧めします。

 

 

 

 

最近、小池百合子都知事が記者会見でこのタイプのバラエティに富んだマスクを着用されていますね。

 

どなたかの手作りなのかな、と思って観察しています。

 

さて、手作り派の皆さまは、こうしたマスクへの高機能化の探求にも余念がありません。

 

顔にぴったりとフィットさせるためのノーズワイヤーや内側にフィルターを仕込めるタイプまで登場しています。

 

 

ノーズワイヤーは、使い捨てマスクから切り取ったものや、ラッピング用のビニタイなどを活用する方も多いようですね。

 

また、芸術性をもとめて、一枚のマスクに素晴らしい刺しゅうを施す方まで現れました。

 

文字通り、これから先長くなりそうなマスク生活を楽しく乗り越えようとする気概が感じられます。

 

お子さんには、シンプルなマスクに好みのワンポイントのアイロンプリントなどを付けたら楽しんで使えそうですね。

 

 

 

 

 

対コロナの最前線でも活躍している陸上自衛隊から、第12旅団公式アカウントの手作りマスクレシピです。

 

古着のTシャツを活用してみると、思いがけずオシャレな一枚が出来るかもしれません。

 

さて、現在まだ使い捨てマスクのストックがお手元にある場合には、除菌効果のあるハンドソープで優しく手洗いして、バスタオルなどに挟み、スチームアイロンでしわを伸ばしながら殺菌する、という方法もあります。

 

熱に弱いウレタン製のものには使えませんが、医療現場で用いたものでなければ、これだけでも何度か使用でき、節約になります。

 

コツは、アイロン台の上にバスタオルなどを敷き、マスクのプリーツを整えて並べ、上にバスタオルを重ねてからアイロンをかけること。

 

マスクやゴムに直接アイロンが当たると溶けてしまいますのでご注意ください。

 

 

ちょっとした工夫でマスク生活も気楽で楽しいものになりますね。マスク不足のストレスを減らして、内側の免疫抵抗力をあげていきましょう!

 

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