映画【Fukushima 50】は2020年3月6日に公開された作品です。
監督は若松節朗さん、主演を務めるのは俳優の佐藤浩市さんです。今作は今から9年前の2011年3月11日に発生した東日本大震災と、福島第一原発の事故について描かれたものです。
そしてそこに残り続けた名もなき人々を、海外メディアは「Fukushima 50」と呼びました。ということで今回は、映画【Fukushima 50】についてまとめました。
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映画【Fukushima 50】フクシマ50とは?
【Fukushima 50】は豪華俳優陣が集結した日本の映画です。
主演の佐藤浩市さんをはじめ、渡辺謙さん、吉岡秀隆さん、緒形直人さん、萩原聖人さんら実力派はもちろん、斎藤工さんや吉岡里帆さんなど今人気の俳優陣も多数出演されています。
物語は福島第一原発事故を取り扱っており、その中でも原発内に残り戦い続けた50人を描きます。
福島第一原発事故は福島第一原子力発電所で発生した放射線物質の放出を伴った事故であり、その事故による影響は今もなお大きく残っています。
そんな史上最大の危機に襲われた福島第一原発に残り続けた人々には一体どのようなドラマがあったのか。そしてそこで起きた真実とは…。
世界でも例のない手段「ベント」を実行すべく動いた人々の物語です。続いてはそんな映画【Fukushima 50】の監督についてまとめました。
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若松節朗監督のプロフィール
若松 節朗(わかまつ せつろう)
【生年月日】1949年5月5日
【年齢】70歳
【出身】秋田県
監督は若松節朗さんです。何と御歳70歳の日本映像界の巨匠です。
東京ヤクルトスワローズのエース、石川雅規選手やプロレスラーの桜庭和志選手など、数多くのアスリートや著名人を輩出した秋田市立秋田商業高校出身で、
日本大学藝術学部放送学科を卒業しています。若松さんはテレパックのテレビドラマのADや演出補佐などを経て、共同テレビに入社、その後もキャリアを重ね、
エグゼクティブディレクターなどを歴任、現在はフリーで活動されています。
若松監督はこれまでに数多くの名作を生んできました。それは世代を問わず人気を博し、社会現象を巻き起こした作品もあります。
続いては若松節朗さんの代表作などについてまとめました。
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代表作品や評価は?
今までに数多くのドラマや映画を手がけてきた若松監督、そんな若松監督は多数の名作を世に送り出しています。
古くは織田裕二さん主演のドラマ
【振り返れば奴がいる】
【お金がない!】
松嶋菜々子さん主演の
【やまとなでしこ】
【美女か野獣】
など高視聴率を獲得した名作を多く生み出しています。
また今年に入ってからもテレビ東京系列で放送されたスペシャルドラマ【アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~】なども製作しています。
また映画では昨年公開された【空母いぶき】や、大ヒットした小説を原作とした【沈まぬ太陽】など代表作も多くあります。
【沈まぬ太陽】では渡辺謙さんが、【空母いぶき】では佐藤浩市さんがそれぞれ出演されていました。
そして今作ではそのお二人が集結し、若松監督と再び手を組んでいます。
昨年公開された【空母いぶき】は評価が二分していますが、概ね好評価です。
特に若松監督は俳優陣の表情に、非常に重きを置いているので、単純に芝居を見る映画としてはとても素晴らしいと個人的に考えます。
ストーリーの良し悪しは個人の受け取り方によって変わりますが、今作も公開から1週間が経過しましたが好調な滑り出しと言えるでしょう。
ということで今回は、映画【Fukushima 50】と、それを手がけた若松節朗監督についてまとめました。
今作は題材そのものがとても重くデリケートなので、見る人を選ぶ可能性はあります。
しかしそれ以前に私たちは、あの日福島第一原発で何が起きたのか、そして私たちのために命を懸けて行動した人々の存在を知っておくべきではないでしょうか。
豪華俳優陣が集結した映画【Fukushima 50】は、必見の映画です。ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
https://www.fukushima50.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%9D%BE%E7%AF%80%E6%9C%97