ドラマ【すぐ死ぬんだから】タイトルの意味や原作の内容ネタバレは?

死と向き合い、最後まで自分らしい人生を送るための準備である終活。人生100年時代の新「終活」小説が2020年三田佳子さんを主演に実写化されることになりました。

 

ドラマのタイトルは原作小説と同様の「すぐ死ぬんだから」。

 

人は皆いずれ年老いていく。

 

だからこそ老いたとき自分がどのような生き方をしたいか、するべきかは考えていた方がいいでしょう。

 

今回はきっと多くの世代の人に考えるきっかけを与えるであろう新ドラマ「いつか死ぬんだから」について概要や気になる情報を調査し紹介していきたいと思います。

ドラマ【すぐ死ぬんだから】概要

 

【原作】内館牧子『すぐ死ぬんだから』

【放送局】NHK BSプレミアム

【脚本】長田育恵

【音楽】安川午朗

【制作統括】 遠藤日登思、小松昌代、髙橋 練

【演出】松岡錠司

 

 

「すぐ死ぬんだから」はメッセージ性の強い作品を世に送り出してきたことで知られる脚本家・作家の内館牧子さんが

 

2017年12月~2018年3月まで『小説現代』にて連載した同名小説の実写ドラマとなります。

 

内館牧子さんといえば2018年に映画化され話題となった『終わった人』の原作者として知られる方です。

 

 

当初の予定では2020年5月より放送をスタートさせるはずでした。

 

しかし新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け撮影は中断、放送は延期に。2020年6月中旬現時点でいつ放送されるのかということは公表されていません。

 

 

ドラマ「すぐ死ぬんだから」の出演者は、主演の三田佳子さん(78)をはじめ後期高齢者と呼ばれる方々ばかりです。そのためもしかすると現時点でまだ撮影は再開できていないのかも…。

 

ではここで、「すぐ死ぬんだから」がどのような作品であるのか見ていきましょう。

 

物語の主人公は、78歳の忍ハナ。

 

60代までは見た目に関して気を使ったりしなかったがある日ブティックの店員に「70ちょっとにしか見えない」と言われたことで「このままではいけない」と意識を改善。

 

「人は中身よりまず外見を磨かねば」と意識を変えネイルサロンに通ったり着る服にも気を使うようになった。

 

「整形したんじゃないか」あまりの変貌ぶりに近所の人が整形を疑うほどで、銀座を歩けば”お洒落なシニア”の街頭スナップのモデルを探す雑誌編集者に声を掛けられるほどハナは綺麗になった。

 

誰から見ても幸せな老後を過ごしているように見えるハナ。

 

しかし長年連れ添ってきた夫が亡くなったことで、思いがけない裏を知ることに78歳からの波乱万丈人生をハナはどう受け止め、そして何を選ぶのでしょうか。

 

これまでになかった人生100年時代の新たな終活物語です。

ドラマ【すぐ死ぬんだから】タイトルの意味は?

 

「すぐ死ぬんだから」

 

このタイトルを見てドキッとした人は少なくないのではないでしょうか。

 

一体なぜこのようなタイトルにしたのか。

 

原作者の内館牧子さん(71)は「すぐ死ぬんだから」を発行した2018年当時69歳でした。

 

内館牧子さんは「すぐ死ぬんだから」というこの言葉は、高齢者が「もっとお洒落をしたらいいのに」と言われたときに

 

手を抜くための免罪符として使われることが多い言葉であると感じているそうです。

 

人生100年時代、70代80代の元気な高齢者が今増えています。

 

「すぐ死ぬんだから」と自らの価値を諦めずに前を向いてほしいと言う気持ちから小説のタイトルを「すぐ死ぬんだから」にしたのではないかと思います。

 

ドラマ【すぐ死ぬんだから】原作の内容ネタバレは?

 

ドラマ「すぐ死ぬんだから」は実年齢よりも高く見られたことで意識改革をスタートさせ

 

若々しい見た目を手に入れた78歳の主人公ハナが、夫が亡くなったことで波乱万丈な人生を歩む様子を描いた物語です。

 

夫が亡くなったことでこれまで知らなかった夫の一面を知ることになるハナ。「裏切られた!」と感じ茫然としたり怒ったり泣いたりと感情が忙しい。

 

しかしいつまでも落ち込むハナではなく、あることをきっかけに見事再生するんですよね。

 

「人の人生とは、なんと短く人の命とは何と先のわからないことか?」

 

物語の中のハナの心の声なのですが、共感する人が多数。最後まで人生が何が起こるか分からないだから楽しんだとでも言いたげなそんな作品です。

 

 

 

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