黒人のアニメでNHKが謝罪の理由は?どんな内容で不適切な描写とは?

2020年5月25日米ミネソタ州ミネアポリスで後に大きな出来事に発展する事件が発生しました。

 

「偽の20ドル札を使おうとしている男性が居る」

 

と通報を受け駆け付けた警察が酒や薬物の影響を受けているとみられる黒人男性を拘束するため地面に押さえつけた際、首を絞められ黒人男性が死亡したと言うのです。

 

拘束の様子は動画で撮影され全世界に公開されています。黒人男性のフロイドさんはうめき声をあげながら「息ができない」と苦し紛れに訴えている…。

 

実は米では白人警察が逮捕前に黒人を殺してしまうというケースが少なくありません

 

今回の事件を受け米では店の窓を割る、火をつけるという暴走化したデモが発生しました。6月14日には日本でも人種差別を訴えるデモが発生。

 

黒人、白人の人種差別は米だけでの問題ではないのです。

 

そんな中、日本の放送局の一つであるNHKが「これでわかった!世界のいま」という番組内で黒人のアニメを放送。

 

すると「黒人の描写に偏見がある!」と炎上する事態に…!これを受けNHK側は謝罪しました。一体どのような番組を放送したのか。

 

その中で黒人のアニメはどういった内容だったのか、気になる情報を紹介していきます。

黒人死亡事件を取り上げたNHKの番組

 

毎週日曜18時5分よりNHKにて放送されている国際情報番組「これでわかった!世界のいま」

 

黒人死亡事件を取り上げ問題となったのは、2020年6月7日に放送された回です。

 

番組では5月25日に白人警察により高速された黒人男性が死亡した事件について取り上げていました。

 

番組内で語られたのは、アメリカで行われている講義デモについて。

 

街をめちゃめちゃにするほど過激化するデモの背景にはなにがあるのかを紹介していました。

 

その中で黒人のアニメとは?内容は?

 

6月7日に放送された「これでわかった!世界のいま」の番組内で米国に住む黒人が置かれた厳しい状況を分かりやすく説明するためのCGアニメが流されました

 

YouTubeに動画が投稿されていました(すぐに削除される可能性が高いです)

 

アニメに登場するのは白いタンクトップを着用したガタイのいい黒人男性です。

 

「俺たちが怒るその背景には…」と楽器を演奏する黒人男性が話し始めると、白いタンクトップを着用した黒人男性が「俺たち黒人と白人の貧富の格差があるんだ!!」と続きます。

 

黒人男性はアニメ内で黒人と白人の貧富の格差を話し始めます。

 

黒人より白人の方が平均で資産を7倍も持っている。米では新型コロナウイルスの影響で失業、労働時間を削られたのは黒人が多い(全体の45%)ということを黒人男性は語ります。

 

最後に、「この動画を見て、あなたは何を思うだろうか」というメッセージでアニメは終わりました。

不適切な表現とは?

 

番組が放送されると、NHK側に「表現が不適切である」「これじゃ黒人をただの危険分子扱い」といった抗議の声が殺到しました。

 

それを受けTwitterに掲載されていた動画をすぐに削除。NHKプラスでの見逃し配信も削除しました。

 

さらに番組責任者の田端祐一国際部部長が謝罪コメントを出しました。

 

「二度とこうしたことがないよう、人権の尊重という原点に立ち返って、取材・制作に取り組んで参りたいと思います」

 

そして6月14日の放送でも先週の件についてキャスターの永井伸一アナウンサーが謝罪。

 

続いて番組責任者の田端祐一国際部部長も登場し番組内で謝罪しました。

 

「このたび、国内外で差別や偏見に苦しむ人たちを傷つけ、また、多くの方に不快な思いをさせてしまったことを深く反省し、心からおわびいたします」

 

「問題のアニメは、黒人の屈強な男性などが経済への不満から暴れているかのように描かれ、黒人の人たちに対する誤った印象を与えるものでした。また、放送当時、デモは平和的なものがほとんどで、さまざまな人種の人たちが参加していましたが、アニメはこうした状況を反映していませんでした。

黒人の人たちの描き方については、人権や多様性に対する認識が甘かったと思います。その結果、尊厳を傷つけてしまうことになりました」

このように説明も行いました。

 

今回問題視されたのは、NHKが放送したアニメの黒人の描き方です。

 

これでは黒人が野蛮な性格であるということをアピールしているようですし、そもそも問題はそこではないですよね。差別があるから収入面での格差が生まれるわけで。

 

その差別についてデモでは訴えているのに、本質がずれています

 

NHKが謝罪する!ツイッター反応は?

 

では最後に、ツイッター反応を調査しまとめていきたいと思います。

 

ツイッターにて反応を見てみると、「今回に限ったことではない」という声がありました。

 

どうやらこれまで放送された内容も黒人を差別するような適切な表現がされていなかったことが分かりました。

 

今回謝罪をしましたが、今後の放送で改善は見られますでしょうか。