【僕はどこから】山田(高橋努)のラプラスの悪魔とは何？未来は決まっている？

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2020年2月29日 2022年6月29日

【僕はどこから】は毎週水曜日の0時12分から、「ドラマホリック」枠で放送されているテレビ東京の連続ドラマです。

主演を務めるのはHey!Say!JUMPの中島裕翔さん、間宮祥太朗さんです。

そしてドラマの原作は市川マサさんの同名漫画です。市川マサさんといえば大ヒット不良漫画【A-BOUT！】で有名です。

文書を書き写すことで他人の思考をコピーすることができる特殊能力を持っている主人公・竹内薫と、元同級生であり講談会系東宮寺組最年少組長である藤原智美が織りなす青春異能クライムサスペンスとなっています。

そんな話題のドラマ【僕はどこから】で、高橋努さんが演じる山田龍一のセリフが注目されています。ということで今回はドラマ【僕はどこから】に登場する山田龍一のセリフについてまとめました。

山田(高橋努)のセリフでラプラスの悪魔が出てくる

高橋努さんが演じる山田龍一は、講談系東宮寺組会長の子飼いであり、不気味な笑顔を浮かべる人物です。

薫と智美のやりとりが山田に筒抜けでしたが、二人は山田の企みを打開すべく動きます。山田が薫の前に現れてから、物語が大きく動き始めています。

その山田の口から「ラプラスの悪魔」というセリフが飛び出しました。その真意とはいったい何なのでしょうか。

続いては「ラプラスの悪魔」という言葉の意味と、山田がこの言葉を発した真意についてまとめました。

ではそもそも「ラプラスの悪魔」というのはどういう意味なのでしょうか。

「ラプラスの悪魔」は、物理の世界に出てくる悪魔です。

その意味は簡単に説明すると「未来は決まっている」ということで、自分の意思で動いたことも全て昔から決まっていたこと、ということです。

「ラプラスの悪魔」は今から約200年前以上前のフランスの数学者”ピエール＝シモン・ラプラス”が提唱しました。

ラプラスは「ある瞬間の全ての物質の位置と運動量を知ることが出来て、そのデータを解析できる能力持った悪魔がいれば、過去も未来全てわかる」という理論です。

未来は既に決まっているという考え方から、これは決定論と呼ばれています。

しかし20世紀に入って量子力学の発展により、原子の位置と運動量の両方を同時に知ることは原理的に不可能であることが証明されました。

ここまで「ラプラスの悪魔」という言葉について説明しましたが、非常に専門的な内容で、どうにも理解することが難しいです。

要するに山田にしたら、未来は全て決まっている、それは即ち山田の思い通りに物事が進んでいる、と捉えることが出来ます。

もしくは未来は決まっている、つまり成るように成るといった楽天的な思考なのかもしれません。おそらく山田は前者の意味で使用したと思われます。

山田は自分自身を緻密な計画によって犯罪へと追いやるラプラスの悪魔だと表現したのでしょう。

山田が思い描く未来はいったいどのようなものなのでしょうか。

ということで今回は、ドラマ【僕はどこから】に登場する山田龍一と、山田のセリフの意味についてまとめました。

今回は「ラプラスの悪魔」というセリフをピックアップしました。言葉は聞いたことがあっても、その意味を知らない方も多いのではないでしょうか。

調べてみたところ、詳しく知れば知るほど分からなくなってくる、非常に専門的な言葉でしたが、ドラマで見る分にはそこまで深読みする必要もなさそうです。

とはいえ物語はどんどん新たな動きを見せています。山田はいったい何を企んでいるのでしょうか。そしてその計画に対して、薫と智美はどう立ち向かうのでしょうか。見所が目白押しです。

二人が織りなす青春異能クライムサスペンス、これからも楽しみにしましょう。

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